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【なつめれいなの柔道コラム】絞め技禁止を考える

こんばんは。
LGBTQ+ライターのなつめれいなです。

今年の4月1日より、中学校カテゴリの国内大会で絞め技が禁止となります(関節技は従来から禁止)。

賛否両論ありますが、私は賛成です。

怪我のリスクが大きい

今回の決定に至った理由は、怪我のリスクが大きそうですね。

実際、絞め技で落ちて痙攣している選手を見かけます。また、戻す際に頚椎損傷というケースもあります。

そういうことを防止する意味合いはあるでしょうね。

精神的なダメージも大きい

中学生年代は、まだ精神的に成熟していません。

高校生以上であれば、反骨心で喰らいつくこともできそうですが、中学生であればそのことにショックを受けてやめてしまうことも考えられます。

技術としては知っておいた方が

ただ、絞め技というのは、寝技にある立派な技術であることも確かです。

使わないとしても、技術としては知っておいたほうがいいと思います。

知っていれば対処できる

中学生同士で対戦する場合はともかく、昇級・昇段の各審査では高校生以上と試合する機会もあります。

そのときに入り方や防ぎ方を知っていれば、対処できるわけです。

技術はいくらでも追いつける

ちなみに、海外では絞め技・関節技とも禁止されていません。なので、海外に行くとこうした技で負けることもあるでしょう。

技術的にはいくらでも身につけられます。

指導者が選手にその意味を教えることが大事ですね。

最後に

絞め技禁止がどういう方向に向かうか、しっかり注視したいですね。

個人的には、技術としては知っておいたほうがいいかなと思います。

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