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Happiness should be shared!

シュルツさんの四コマ漫画 ピーナッツ PEANUTS に、よく登場するライナスLinus は、精神安定のために小さい「毛布」が手放せない、しかし、賢く、やさしい男の子です。気難しい女の子ルーシー Lucy が、彼の姉です。

ライナスは右手の親指をしゃぶりながら、左手に、いつも精神安定のために小さい「毛布」をかかえています。そのようなライナスの様子を何時も見ているルーシーは、もう、我慢ならなくなり、口を開きます。「そのバカげた毛布をもった姿を、見なきゃいけないのは、うんざりだってこと、分からないでしょうYou have no idea how annoying it is for me to have to look at you holding that stupid blanket ! 

ライナスは賢く応じます。「じゃ、あっち向けば?Why don't you just face the other way ?  自分の方を見るなということです。それで、ルーシーは、向きを変えますが、文句をつける相手が消えてしまい「ダメだわ….うんざりが、なつかしくなって!This isn't going to work …. I miss being annoyed ! と言って、またライナスの方に向きを変えます。文句を言ってはいたけど、文句が言えないことになると、文句を言っていたことが懐かしくなる…. 何かしら、ありそうなことですね。

シュルツさんの四コマ漫画 ピーナッツ PEANUTS にライナスと彼の「毛布」に関わるエピソードは数多くありますが、その中に、ただ一つ、ライナスが、彼の精神安定のための小さい「毛布」で、素晴らしいことする話があります。

例のごとく、ライナス Linus は左手に彼の「毛布」をかかえて、チャーリー・ブラウン Charlie Brown と椅子に腰かけています。そこで、チャーリーは、ライナスの「毛布」を見て、ふと、何かに気がつきます。「ライナス、毛布にある点線は何なの?What 's that dotted line on your blanket for, Linus ?

それに答えて、ライナスは、点線をさかいに、毛布を左右に引き裂きます。「ビリ!Rip !   そして、彼が、最も大切にしている毛布の半分を、チャーリーに差し出します。

今、ライナスがやったことが、信じられず、顔を赤らめているチャーリーにライナスは、誇らしげに、言います。「幸せは、分かち合うもの 」Happiness should be shared ! なんて温かい言葉でしょう!
ライナスに乾杯!
                                       Have a good day!   良い一日を!


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