おまじない
こんばんは。
GWも終わり、半袖一枚で過ごせちゃう日もあるくらい暖かくなってきましたね。
5月になった自覚がなく、4月なのに暑いなーと思っていた日もあるくらい日付感覚が狂ってきました。
前まで、家にいる時は必ずと言っていいほど映画を観ていましたが、最近はあんまり映画を観る気になれずにいます。
私の世界があまり動いていないのに、他の世界が目紛しく動くのを観ると疲れてしまいそうな気がして、
あまり観れていません。
映画は私を置いていかないので、乗り気になるまで気長に待ってみようと思います。
最近は読書を楽しんでいます。
昔に比べてたくさんの本を読むようになりました。
大学生になってからは、中学生のときからは考えられないほど文章に触れる機会が増えましたね。
最近は西加奈子さんの「おまじない」を読みました。
西さんの作品は初めて読んだのですが、とても面白かったです。
読書の感想を面白いで済ませるってどうなの!って
思いますよね。私もそう思います笑
でも、捉え方は本当に人それぞれであって、感想に正解は無いですよね!
この作品の主人公は全員、女の子なんです。
8作の短編集なので小さい文字苦手!文字多いの無理!な人でも、無理なく読めるんじゃないかな。
共感できたり、できなかったり、面白かったです。
女の子って、女の子でいることが疲れてしまう瞬間があると思うんですよね。
優しくて、麗しいことを求められたり、
サラダを取り分けられた方が良くて
ハンカチを差し出せた方が良くて。
女の子って近頃なんだか、ハードルがグーーンっと上がっている様な、生きづらさを感じてしまう瞬間があります。
それは、女の子として、ではなく、
人として、出来た方が良いこと、ではないでしょうか。私はそう思います。
強く生きなくても、しなやかさを求められる時代になっていくんじゃないかなって。
私は少なくとも、「おまじない」を読んで、
なんかこう、スーッと楽な気持ちになりました。
上手く生きることをこなす事は、本当に難しいけど、
しなやかに生きていきたいな、と思いましたね。
しなやかに生きて、誰の言葉に救われて、救って、
そうやって、「自分」を全うしたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?