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【デビューから2年】日頃応援してくださる皆様へ、ありがとうございます!

7月2日、デビューして2年を迎えました。

あっという間の2年。

私は小さい頃から歌をうたう事が大好きで、将来は歌手になるんだ!と思っていました。

たくさんの人に会い、オーディションを受けますが、その一方で、才能があって容姿が完璧でも辞めていく人をたくさん見てきました。

当時、ヒット歌手のほとんどが10代。

あぁ…私何も出来ないまま年をとってく。私の賞味期限なんてすぐに終わってしまうのね、と焦っていました。

今考えると、12歳でそんな事考えてたの?!なんて思ってしまいますが。

そんな私も中学生になり部活動を始めました。元々強い学校だったので、オーディションの為に部活を休むなんて言語道断。

部活の顧問に嘘をつき、「これでダメならこの夢は諦めよう」と、最後にオーディションを受ける事にしました。

結果は最終で落選。

これを機に歌手になる事を諦め、勉強と部活に専念しよう。その代わり、部活動では全国優勝しよう!そう切り替えました。

部活も結局は全国ベスト8。優勝は出来ませんでしたが、歌手を夢見ていたあの頃、自分の実力を知れて良かったと思っています。


ある日、部活動の顧問がこう言いました。

「部活はいずれ引退する。それに剣道で食ってはいけない。自分の得意なものを活かしなさい。いずれ自分の武器になるから、部活が忙しくてもピアノは辞めずに続けなさい」

こうしてピアノを続けさせてもらいました。

振り返れば、当時の顧問や先生、ピアノを3歳からさせてくれた母親、歌を教えてくれた父親、オーディションと言えば応援してくれた家族に感謝です。

(雑誌・剣道時代)

そんなこんなで大学卒業と共に沖縄に戻り、介護施設に就職しました。

それから9年は介護職をしながら、高齢者の皆様に歌を披露し、アコーディオンや三線を始めます。

こうして振り返ると、「介護」という現場で多くの人に出会い、人の強さや弱さを知り、その上でデビュー出来たことを誇りに思います。今の私があるのは、あの時出会った人達のおかげです。

デビューの初めは、不安よりも楽しみと感謝の方が大きかったです。

10代の頃、何度も諦めた夢だけど、諦めるにはまだ早かったし、当時はそれ程の夢だったんだと思います。

でも今は、応援してくれる人、歌やラジオを聞いてくれる人、アコーディオンを楽しみにしてくれる人、多くの方々への感謝の気持ちがあります。だからこそ、もう絶対に夢をあきらめない。

たくさんの愛をもらった分、私に出来る方法で感謝の気持ちを返していきたい。

それが、私が歌い続ける、話し続ける、強く居られる原動力です。

以前テレビで特集を組んでくださったときに、「山原麗華の挑戦は始まったばかり」と放送されました。

その言葉通り、まだまだうんと頑張って、もっと色んな事に挑戦して、たくさんの人に会って、歌を歌い続けたい。喋り続けたい。

こうして2年を迎えられたのは、皆様のおかげです。

本当にありがとうございます!

そしてこれからも、ぜひ楽しみにしていてください!

初心を忘れず、元気と楽しいをお届けできるよう頑張ります!

これからも宜しくお願い致します。

2021年7月2日

山原麗華

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