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五行歌と俳句と かたちは違えど 詩歌の談義 二十代は想像不可能だった 母との長電話で
彼女の終わった恋の供養に ふたりでカフェに ぽつり 「焼鯖弁当を お昼に持たせたかったな」
ホワイトデイの 月光に照らされて 猫が愛をささやいている 私のちいさな恋心は いつ動き出す
久しぶりの 恋だから 握る手の温度にも 涙が出ちゃう 笑わないでね
うれし涙か 悔し涙か 掲示板の 番号の前で 少女が泣くキャンパス