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チームスポーツにおける「犠牲心」


みなさんこんにちは!小池玲史です。

さぁやってまいりました。花粉の季節です。
僕は花粉症ではないのでそこまでなのですが、鼻詰まりが酷くなる時があります。
全国民が1番憂鬱になる季節ですね。皆さんで乗り越えましょう!

さて今回は、「チームスポーツにおける犠牲心」について話そうと思います。

犠牲心?なんのこと?と思った人は僕のnoteをみて少しでも分かっていただけると幸いです。

「チームスポーツにおける、年長者の存在」

静岡県といえばサッカー。jリーグ界でのレジェンド、そして静岡県出身の選手といえば「キングカズ」こと三浦知良選手を頭に浮かべると思います。

前のnoteで述べたことがありますが、なぜ横浜FCは53歳になる三浦選手と契約し続けるのか?というところに話を移します。

https://note.com/reijibaske/n/n7abf0f0ae59f

キングカズと契約し続けるメリットとして「Market value」(市場価値)や「Story value」(選手の文脈的価値)が挙げられます。

クラブがこのようなメリットを考慮した元で契約更新したんだと思いますが、そのほかにもう一つ大きな要因があると思います。

チーム内での「メンター」的存在にはキングカズはぴったりなのです。

ではメンターとは?

チームにおける指導者、助言者という意味でよく使われますが、メンターの存在はチームにとってどのようなメリットを生むのでしょうか?

一言で言えば「チームの新陳代謝」といったところでしょうか。

バスケットにしろサッカーにしろ、30.40代の選手が第一線で活躍してる例はとても少ないです。

バスケットで言えば新潟の五十嵐選手や栃木の田臥選手は今年で40歳です。

JBL時代はスターターで活躍していた選手も徐々にプレイタイムを貰えなくなってきている現状です。
(五十嵐選手はちょっと例外ですが。)

残酷ですが、これがスポーツの世界です。
年齢的に20代後半から30代半ばを過ぎてしまうと、身体機能は低下していきます。

さらに新たな若手の台頭であったり、チームは新陳代謝をしていかなければ変わっていきません。

中にはその変化に抗おうとし、やめてしまう選手もいるとか。

それを受け入れることはとても難しいことです。
キングカズが例外中の例外であって、基本的には40代までトップチームで続けられるのは奇跡に近いことだと自分は思います。

大口監督もそうでしたが、チームのACと選手を兼任していたり、コート内外で若手の育成に努めたりしていました。

新人選手からしても、メンターの存在は必要不可欠です。
プレイ面でもメンタル面でも、長年トップチームでやってきた人の言葉には助けられているのではないでしょうか。

さてここで、「犠牲心」というところに話を移そうと思います。

「犠牲」というのはだれにでもできることじゃありません。
どちらかと言えば目立たない役割だと思います。

実力主義であればなおさら評価はされにくいと思います。

ですがそのような「犠牲心」を持った選手がチームに1人は欲しいのです。

練習でだれよりも声を出す人、ハッスルする人、人それぞれですが、そのような人がいるチームは強いです。

なぜならその人が作り出す雰囲気は「チームにとって必ずプラスになる行動」であるからです。

試合に出れなくても練習を一生懸命やる。そのような姿勢に心打たれる人は多いのではないでしょうか。

直接試合に絡まなくても、間接的に試合に絡むと言った方がわかりやすいと思います。

若手の育成のために自らが犠牲になることが、チームのプラスになるということを理解しているベテラン選手が強いんだなと思います。

もちろん試合に絡んで結果を出すことを重要ですし、自らも結果を残していきたい姿勢も大事です。

ですが、このような行動はチームに必要不可欠です。

なのでどのスポーツでも球団はベテラン選手と契約し続けるのかなと思います。

今回はこの辺で。では。

次回

「友達がアパレルブランドを立ち上げると聞き」

お楽しみに!

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