瑠璃の部屋164
おみくじの歴史(平野多恵)を読んだ。
おみくじの話から派生して、巫女の話。
武将が、話し合いの結果がまとまらないとき、進退を占いで決めた話。
或いは、数ある戦略の中で、どれにするかを御神籤で決めた話。
などなど、
多様化する御神籤についても述べてある。
吉凶を占うばかりではなく和歌を添えたもの
はたまた、和歌ではなく、お告げのメッセージ性を意識したもの。
布忍(ぬのせ)神社(大阪府松原市ほか)の「イチハラヒロコ恋みくじ」や
城興寺(京都市南区)の「小指みくじ」
例として挙げられていたのが
「どうにもならないことがある」(イチハラヒロコ恋みくじ)
「たまには寄り道もええもんや」(小指みくじ)
犬猫用の御神籤も、どっかにあるらしい。
ちなみに、受験前に出雲大社に参った。
田舎に帰った際、父方の親族が「受験祈願にどうか」と。
御神籤を引いた。
凶だった。
救うべきは、母方の親族とではなかった点である。
母方の従兄弟に見られたら、末代まで語り継がれそうである。
その時、それを見た従姉妹も、吃驚していた。
何か言ってたけど、とっくに忘れてしまった。
それ以来、御神籤ってものは、迂闊に手にするモノではないと。
そうそう、こういうキッカケから、つまらんことを思い出してしまうのは
たぶん、歳を重ねて、リミッターが効かなくなっているせいだと
(そのせいにしてしまおう)
手相占いしたら、珍しい手相なんだってさ。
でね、坂本九と同じ特徴なんだってさ。
でもさ、あの人、事故死したよね・・・
それからね、どっかのゲームセンターで手相占い機があってね。
随分と昔の話で、まだ学生の頃だった。
将来は、一体、何になるんだろう。
若者よ大志を抱け。
その頃かなぁ、寺山修司の本とか三島由紀夫とか読んでさ。
熱い心を持ってたわけさ。
でね、くだんのゲームセンターでの手相占いでね。
ほんと、何の気なしに(あーこんなところに、占い機がある。いっちょ、やってみるか)。
ま、性格とかなんか出るわな。
あー当たったる当たってる。
そっかそっか。
最後に、結果が出るわけさ。
スバリ!貴方に適した職業は。
思わせぶりに、当たりくじを引いと時みたいな背景の中に。
大文字が出る。
ヒモです
・・・・・・・・
ま、ハズレくじを引く才能だけは、確かなようだ。
お口直しに、こちらはいかが?
Let's Stay Together (Al Green)