「他人に評価されてなんぼ」なのか「自己満足が大切」なのか

「他人に評価されてなんぼ」これは間違いではないですが、あくまで「仕事」とか「社会において」の話です。
たとえば自己満足で自分にとって書き味最高の鉛筆を開発しても、それが消費者のニーズに合ってなかったら、売れません。商売としては成立しません。それを「頑張って作ったんだよ~買って~」といっても売れません。ここではたしかに「他人に評価されてなんぼ」です。

でも、それをプライベートに持ち込むのは間違いです。
家庭は、店でも裁判所でもありません。商品を売ったり良い評価を得たりする必要はないのです。
自分で作った、自分にとって書き味最高の鉛筆を、毎日使って、満足できてハッピーな毎日だったら、それでいい。売れるためじゃなくて満足するために鉛筆開発したんだから。
お金が必要だったら、ほかのことでお金を得ればいいのです。もし「その鉛筆私にも売って」と言われたら、その時は売ればいいと思いますが。

日常の生活って、「評価」とか「意味」とか、なくていいのです。

それより「自己」で「満足」できる能力を持つことが、幸せに生きるためには欠かせない能力です。

それに、家族にまで「評価」をもとめたら、ものすごいしんどい毎日となってしまいます。
日常生活なんて、誰にも評価されないものだし、されなくていい。無意味な出来事や行為の積み重ねが生活だと思います。

でも「生活」と「仕事」がごちゃ混ぜになっている人が多いとは思います。そういう人に限って、「職場」に「仲良くしよう」という、プライベートの要素を持ち込みますね。
私から見たら、家庭と職場が逆転してるように思います。仲良くすべきは家族であって、同僚ではない。
同僚は、仕事に差し障らん程度の付き合いしかせんでいいと思います。逆に家族は「一緒にいて楽しいから一緒にいる」ものなので、家族には評価を求める必要もないし、アピールする必要も、役に立ってあげる必要もなく、たんに居たい間だけいればいい、居たくなくなれば、離れればいいと思います。

大切なのは、常に「私がこの人と関わるのは、何を求めているからか」「私がこの行為をするのは、何を求めているからか」という、目的意識であったり、それをするメリットを、明確にしておくことです。すると、日常がすごくシンプルになりますよ。ご参考に!

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