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呪いの言葉「幸せになりたい」

言えば言うほど幸せから遠ざかる、呪いの言葉。それが「幸せになりたい」

そもそも「幸せになる」って言葉をつかうのは避けたほうがよろしい。

「幸せ」というのは、職業やあるまいし、固定した状態をさすのではありません。瞬間瞬間の感覚です。なので「幸せになる」でなく「幸せな気分になる」という言い方ならばつかってもいいと思います。

次に、早く身長が伸びてほしい、と願うときに「大きくなりたい」と言うノリで、「幸せになりたい」とか、言ってしまうと、「幸せ」が、あたかもまだ届かない身長のように、手の届かない場所にある「特別な肩書き」のように勘違いします。さらに、「幸せになったあとで感じるのが幸せ」という感覚が刷り込まれてしまい、「まだ幸せになってないのに、幸せなんか感じるわけがない」という風に、すぐ目の前にある幸せまでも、見えなくなってしまいます。
「~たい」という言葉は、何かにあこがれた状態を指すので、あまり長いこと「~たい」と思い続けると、観念が「~に憧れている状態」のまま、ホールドしてしまうので、「幸せ」にあこがれている状態が固定してしまうのですね。

幸せになれない無限ループ
「幸せになりたい」→
(私は今はまだ幸せになってません)→
(私はまだ幸せになっていない)→
 幸せが見えない、幸せを感じない→
 いつまでも幸せになってない気がする→
「幸せになりたい」と思う→
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そんな、紛らわしい言葉は使わん方がええと思います。
どうせ願うなら、「毎日幸せいっぱいに暮らしたい!」と願うほうがいいですね。

×「幸せになる」
○「幸せな気分になる」
◎「幸せいっぱいに暮らす(過ごす)」


つまり「幸せ」とは、ワープしないと行けないような、手の届かない幻の桃源郷にある暮らしではなく、小鳥が落ちたパンくずをついばむように、日々、幸せな瞬間を見つけ、ついばんでいく連続、その道のりそのものを指すのです。

幸せにいっぱいに暮らすための秘訣は、
日常的に、幸せのパンくずを見つける感覚を研ぎ澄ますこと。「幸せ!!」「うれしい!!」と感じる感覚を敏感にすること。

そして、「それをもっと感じたい!!」「よし、もっと感じよう!」というふうに、貪欲になることです。
「~したい」と感じたら、なるべくすぐに「よし、~しよう!」に言い換えてみましょう。

身長は、なかなか伸びないし、進級のタイミングは決められているので、「早く背が高くなりたいな」「早く小学生になりたいな」などと思うことはあるでしょう。でも幸せな気分に浸るのは、いつでも今すぐでも実現可能です。もし自分の意思で人生を形作っていきたいなら、自分の意思で実現できることに対しては、「~たい」という言葉が浮かんだら、すぐに「~しよう」に言い換えるようにしてみましょう。

そして、「~しよう」と言い換えた時にワクワクしたら、ぜひ実行しましょう。
もし「~しよう」と言い換えた時に、気が進まなければ、「~しようと思ったけど、やっぱりやめておこう」と言い換えればいいのです。

もしも今いる場所に、幸せのパンくずが、少ししか落ちていないならば、沢山落ちているところに移動することが、貪欲になるということです。

多くの人が、自分からすすんで「遠慮して」「やせ我慢しながら」「幸せになりたい~」なんて言うてるんですよ。
それ、私からみたら「不幸自慢!我慢大会コント」です。滑稽ですね~~!

でも、こんなコントをやっていることに気づきもせず、大多数の人が「幸せになりたかった~~」と言いながら人生を終えます。

これを読んだ方は、それくらいすごいことに気がつくチャンスにであったのです。すごい!奇跡は今起こっています。

たぶん、あなたの周りの人はそれに気づいていない人ばかりです。
ですから周りの人たちに引っ張られないよう、自分は幸せいっぱいに生きてるもんね~~っていう誇らしい気持ちでお過ごしください!

で、余裕があったら、その幸せを周りの人にもおすそ分けしてあげましょう。
周りの人はあとまわし。まず、自分が、ルンルンになることです!

これを最後まで読めたあなた、本当の智慧に触れることができたあなたは、非常にツイています。奇跡です。おめでとうございました!
では引き続き充実した毎瞬をお過ごしくださいませ。ごきげんよう~

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