「やさしい感想屋さん」から絶縁されたお話。~感想屋さんは複数人利用すべき、というススメ~

初めてのnote投稿がこのような内容なことを嘆きつつ、伝えられなかった言葉を置きたかったのと、また、誰かが警鐘を鳴らさなくてはならないと感じたため、筆を取ります。

私がココナラの「やさしい感想屋さん」と看板を掲げるK氏に感想依頼を始めたのは、約一年くらい前。

きっかけはまさにこのnoteでの記事における評判からで、前々から気になっていたこともあり、その当時創作執筆において迷路に迷い込み袋小路に追い詰められていた私が、そこからの打開のためにすがったのがそちらの感想屋さんであるK氏でした。

ここからは、その感想屋さんを『K様』と表記させていただきます。

私は長年一次創作をしていて、ふとしたきっかけで二次創作界隈に返り咲きましたのが2017年。

そこから数年書き続け、1年ほど休止状態だったものの、2020年10月末から再び二次創作の筆を取りました。

学生時代に二次創作していたものの、基本的には一次創作が好きで、大学以降はずっと一次で活動していました。もう2度と二次をやることはないだろうな、と思っていたのですが、ひょんなことから舞い戻ることになりました。

しかしずっと一次創作をやってきたので、創作するからには手を抜けません。

私の書いているものはただの二次創作ではなく、『公式からトレースしたキャラを使った、一次創作に近い二次創作』という位置付けです。

ですので、私が書くキャラクターたちは公式準拠ではないところが多々あり、特に最推しCPのふたりについては『うちの〇〇』と呼んでいるくらいです。公式を元にリアルタイムで色々と取り入れてはいますが、あくまでもマイワールドの話なので。

さて、そんな狂ったものを書いている私が、執筆に思い詰めて頼ったのがK様。

note記事がTwitterに流れてきて、もとより有償依頼の感想屋さんは気になっていたので、その記事で紹介されていた方にお願いしました。

結果、大変、大変、大満足でした。

対応も優しく丁寧で、感想をいただく前からあまりに大満足で、納品いただく前から次の依頼を予約してしまったくらいです。

ただ、どうにもどこかでかみ合っていないところがあったらしく、依頼の回数を重ねていくうち、2021年秋頃から、案件は起こりました。

一度少々トラブルがあり、それは話し合いでお互い納得して消化した(と、私は思っています)ことですし、その次の依頼も受けていただけたので、その認識は間違っていなかった、と思うのですが……どうにも、そこまでで、K様には私に対してのフラストレーションがたまっていたようです。

私としましては、K様からいただける感想やお言葉がとにかく大好きで大好きすぎて、けれど私は不器用……といいますか、正直にいいますと発達障害を持っているせいで他人への接し方が平均に比べてわかりないところがあり、私がわかる範囲での精一杯の好意を示すくらいしか出来ませんでした。

ですから、きっとたくさんご無礼をし、ご不快を与えたのでしょう。しかしそれなら、その都度、伝えてほしかった……と、我儘なことは思ってしまいます。

そのフラストレーションからでしょうか。

2021年秋、いつもは半日以内に返信くださるK様から、既読がついてから1日以上返信がありませんでした。

それまで必ず、半日以内に連絡があった方から、既読がついて以降1日半も返信がないなんて、何かあったのか、あるいはココナラのシステムがおかしくなっているのか、と色んな意味で心配になり、私は『どうしましたか』というカンジでトークルームへ連絡を送りました。

結果、どうなったか。

K様は大変ご不快、あるいは悲しまれ、『返信を催促された』とお怒りになりました。

有償依頼=仕事連絡は2日は待つべき、それが常識、といった内容でそれはそれは傷ついたお怒りのご様子でした。

私としましては、それまでのK様からの返信の間隔をふまえての心配した連絡だったので、大変大変驚き、また、私も傷つきました。

私としては、これまで1日以上返信をあけたことがない方だったので、純粋に心配した結果でした。

そのことを心をつくして一生懸命心をつくしてお伝えしましたが、少しも伝わらなかったようです。

とにかく依頼案件を終わらせる方向でトークルームは閉じたものの、どうにも消化不良で、メッセージに気持ちもつづりましたが、その連絡も不要と切り捨てられ、今後の依頼については時間をかけて考えます、お互い考えましょう、もしご期待に沿えなかったら申し訳ありません、という返信がきて、私はそこで返信はせずおきました。

お言葉通り、時間をかけて考えるべきだと思ったからです。

そしてそこから、私は、それでもK様がくださる感想が大好きだ、そのことを証明するためにも、K様以外の有償依頼感想をもらってみるべきだ……と、K様との事の為に、他の感想屋さんへ依頼をしました。

それでもらった感想を見て、きっと私は『私がほしい感想はこれじゃない』と思うはずだから、と。K様の感想が欲しいんだ、と。その証明のために。

結果的に、他の感想屋さんからいただいた内容はとても素晴らしく、K様からの感想だけでは気づけない視点があり、ふたつ足してちょうど良いといったカンジでした。

そこで、自分が、K様に対して盲目になっていたことに気付きました。

それでも、これで改めて連絡出来る、改めて謝罪も出来る、しばらく考えます、といってくださっていたのだかもう一度くらいはお話を出来るだろう……と動こうとして、気付きました。

K様のTwitter垢をフォローしていたのですが、ブロックされていました。

ココナラでのアカウント名とは名前が違うのに、私だと察しておられたようです。

当然、ココナラでもブロックされていました。


考えてくださるといったのに、もう一度話をしてくださるといった雰囲気だったのに、どうして無言でブロックされてしまったのか。

どうして最後の別れの挨拶すらさせていただけなかったのか。

今でも私の深い心の傷です。

ちょうどその頃から私の感想に求めるスタイルも変わってきていたので、ちょうどよかったのかもしれませんが。

私が一番苦しいとき、有償依頼を引き受けての感想という形で、K様にはとても支えていただきました。

それゆえに、依存してしまっていたところは多分にあったと思います。ご迷惑をおかけしていたことでしょう。


それでも、別れの挨拶すらさせてもらえないなんて。

K様は、私と縁切りされてから感想屋としてますます精力的に活動されているようです。

その感想に救われている方も多いことでしょう。

でも、少し、立ち止まってみてください。

盲目的になっていませんか?

依存していませんか?

『勢いある感想』がそんなに大事ですか? もっと丁寧に読みこんでの、丁寧な感想がほしくはありませんか?

その方の感想屋としての人気ぶりが、私にはどうしても危うく思えます。

その御方のツイートの文面をそのまま書かせていただきますが、『同人女の感情』(私のジャンルに「神」がいます)のTwitter作品に対する引用ツイでのこの方のツイ。

「救いたい……知らないジャンルでも心から作品に入り込んで作者様を尊敬し長文感想を書ける特技を持つこの私ッ……!!」

…………このツイのスクショを見せた、私の友人は言いました。

「『なんでも持ってきなさい、私が読んであげるわ!!』ってカンジでイキってるね」

と。

少なくとも、私がK様に対してひたすら純粋に持っていた、『大好き』と尊敬は、ひとかけらも伝わらなかった、あるいは、拾おうとしてくださらなかったようです。

一番苦しい時期を救っていただいたことは何度でも感謝いたしますが、そのあとに私に与えた心の傷もまた、生涯忘れません。

以来、私は有償依頼についてとても慎重になり、丁寧に返す癖がつきました。

それは良いことなのでむしろ感謝すべきかもしれませんが、どこかで怯えてしまいます。

この件を(もちろん名前などは一切出さず、案件だけを)やんわりと他の感想屋さんへちらりと話したところ、「その感覚は理解出来ませんね」とお言葉をいただきました。

仲良くしてくれている同界隈での交流者さんにも意見を求めたところ、かなり過激な言葉でK様をなじっておられました。

ですので、やはりこの流れでの無言ブロックはあまりの仕打ちだったのでは……と私の中で結論づけました。


心配になるのは、このような一面を持っているK様のリピーター様がとても多いことです。

もはや信者といっていいのではないかと思います。

K様に投げた作品を他の方へも投げてみましたが、K様が『何も言うところはない』と花丸満点くださった作品にすら、指摘くださらなかった問題点が出ました。

そこで私は盲目になっていた自分に気付いたのです。


感想屋さんは素晴らしいサービスですが、盲目になってはいけないと思います。

一時の慰めとして利用するなら盲目で良いですが、継続的に利用するなら、複数の感想屋さんを利用することを心底から力強くオススメいたします。

現在、私はK様に見捨てられてから、K様とのことを見極めるために依頼した方・仮名A様を主な依頼先に据えさせていただき、しかしやりとりと研鑽の研究質疑応答に時間がかかる&冷静すぎる感想ばかりをいただくこともあって、じれた末に先日他の方へ投げ、結果、納品が早く熱もこもった感想をいただける方・仮名B様を見つけました。

今後は自身の執筆スキル研鑽の為にはA様を主軸としつつも、早く反応がほしい、熱のこもった感想と違った視点と提案を求めるにはB様を、とするスタンスで有償感想依頼を購入しようと思っています。

違う視点、とても大事です。


K様はK様で、私のせいでとてもおつらいこともあったのでしょう。

そんな中でも、とても迅速に納品くださり、お話もしてくださいました。

だからこそ、無言ブロックされ、お別れの挨拶もさせていただけなかったのが、とてもとても、悲しいのです。


最後に、「やさしい感想屋さん」としての「やさしさ」が、私はほしかった。

せめて、お別れと、それまでのお礼の挨拶くらい、させてほしかった。

けれど今はそれもかないません。K様がそれを拒まれたからです。


誰の目も止まらないかもしれない、この記事で、そっと、伝えることを許されなかった言葉を置きます。



K様。半年間、本当に、本当に、ありがとうございました。

あなたからいただく感想は、私の書く力、ひいては生きる力になりました。

私がもっとも苦しいときに支えてくださって、私の無礼を何度も流してくださって、本当に本当に、ありがとうございます。

あなたのご健勝を、心よりお祈りいたします。


本当は、あなたの感想がとても素晴らしい、という、そういう記事を書くために、このnoteのアカウントを作ったのです。

それがこのような記事になってしまったことが、とても悲しく、つらいです。

そのためだけにこのアカウントを作ったのに。

noteでそれを書いていいですか、と、それを言う日を、とてもとても楽しみにしていたのに。


どうして、私の『大好き』の気持ちを、少しも受け取ってはくださらなかったのですか。

私はそこまで、あなた様を傷つけてしまったのでしょうか。



ただただつらく、切ないです。



私のことなどきっともうお忘れでしょうが、私はあなたのことを、良い意味でも悪い意味でも、決して忘れません。

いただいた感想で得たものは、今も執筆に活かさせていただいております。



ありがとうございました。




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