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Lenovo ThinkPad X121e①

こんばんわ。今日もお疲れ様?です。
予定にはなかったのですが、思わず落札したものが届いたので。(笑)

ThinkPad X121e

ウチが最初に買ったThinkPadはX20。
当時主力だったモバPenIII搭載のジャンクを拾って直した1号機。外装にピーチスキンと言われるゴム塗装が施されていて、モバイル系PCにしては手汗で滑らず、中々の触り心地を実現。
結構気に入っていたのだけど、傷にほんと弱くて、角回りを擦ると簡単にゴム塗装が削れてしまう。パームレスト周りにも使っていたので汗によるべたつきが発生したこともあって、後継機のX30以降は使いどころを減らし、さらに加水分解しにくいタイプに改良されたもの、と記憶している。
勘違いあるかもしれないけど。

元々小型のモバイル系PCは割と好きで、ウルトラマンPC「Palm Top PC 110」とか、珍しく「黒テカ」モデルも出ていたS30シリーズは欲しかったけど、売れなかったのか後継機はなく、故にジャンクも出ず、疎遠になったかな。X100シリーズは、ネットブックの設計を流用した廉価モデルではあったものの、まぁ、どこかのタイミングで手に入ったらなと思っていたのでした。

外観と動作チェック

天板の深刻な加水分解(ロゴ下側はテストで除去済みの部分)

コメントからは「あくまで」動作はしているがジャンクであって、天板がべたつくという情報があり、とりあえず動けばという感じで期待してませんでしたが、着荷して軽く確認したところ・・・

  • 着荷したモデルは、i3-2367Mを搭載する最上位機種。

  • Win7 Pro のライセンスあり。(まぁ今となっては・・・)

  • BIOSは1.19と最新。

  • BIOSバグによる文鎮筐体ではなかった模様。

  • ジャンクにしては珍しく「がっちりした固めのビニール袋」に入っていたので「あー」と思って開封。天板は情報通り加水分解が進んでベッタベタ。そして、次亜塩素酸のようなキツめの匂いが。加水分解はまだしも次亜塩素酸で悪化をさせた可能性がある様子。

  • 付属のコンセントで動作可。付属バッテリーも珍しく利用できる模様。

  • 液晶割れはなし。

  • キーボードは大半のボタンが使用不可。テカリあり。赤ぽち、パッドは利用可。

  • USBは利用可。

  • 指紋認証はOSがなかったので未確認。

  • 持病といえる噂のヒンジは健在。

  • メモリは4GB。SSDは128GB。

というわけで、中の状況次第だけど復活は可能と判断。

天板のピーチスキン剥がし

急ぎ、匂いの原因?の可能性がある天板の劣化したピーチスキン剥がし。
ネット情報から、重曹水漬けとか、ワイドハイター薄め液で拭くとか、市販の業務用塗装剥がし液を使うとかありますが、以前自転車用ヘルメットの加水分解をなんとかしようとそのままにしていた、100均の重曹クリーナーと某社ブランドの重曹アルカリ電解水をテスト的に採用。

事後結果(笑)

解体するのも手間なので、今回はバッテリーを外し、重曹水で天板をべっちゃべちゃにした状態でしばらく放置し、その後軽く濡らしながら塗装を削ぎ取る方法でトライ。
塗装下のプラ素材がちょっとわからなくて、重曹クリーナーでゴシゴシ拭く方法では中々取れず、爪立てやや強めにゴシった所、消しゴムカスのようなポリ素材?のカスが出始め、下地のプラ素材が傷つきにくい固めの素材だったので、時折重曹水で濡らしつつ、アクリル定規やヘラを使ってやや強引に剥がし、時短成功。
2時間くらいで大体上記の通り剥がせまして。
重曹は塗装を柔らかくするまで。削ぐ方法は正解だった様子。
場合によってはサフッて塗装しようか考えているけど、今のところは不要そうだ。

しかし、匂いまでは完全に取ることはできず。
しばらく放置するしかなさそうだ。

改めて動作確認して液晶破損はなかったので、とりあえずは成功かな。
次回は内部確認し、キーボード周りが修正できればいいのだけど。

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