13「MとRの物語」第一章 10節 図書室(その3)
図書室のシーンが続きます。
後ろに座った男子が、いい感じにからんでくる。
この男子には、名前をつけるべきか否か。
つけるとしたらどんな名前にするべきか。悩みは尽きない。
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「MとRの物語」第一章 10節 図書室(その3)
「この涙は花粉症によるものです、だから心配しないで」と、
そう告げて、私は小説に集中することにする。
Mさん、私に欠けているものは、私にとって悲しすぎるよ。
欠けてるものが、多すぎるんだよ。
そうでもないかもしれない。
例