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マッチングアプリ始めたら1週間で彼女できた話

筆者=男29、陰キャオタク、交際経験無し

2022年8月、お盆休みが明けて数日経った頃のこと


日曜日:マッチングアプリ会員登録

今回使用したアプリはペアーズ。
学生のとき一度だけ登録したことがあったが、全然マッチングできず、マッチングしても会話が続かず、もちろん一人もデートに誘うこともできず1ヶ月で挫折。以前のアカウントは既に退会し登録情報を削除していたため、今回は新たにアカウントを作成してのスタートとなった。長い道のりになるだろうことを覚悟していたのでとりあえず6ヶ月有料プランに課金した。


月曜日:マッチング

とりあえず一定の被いいね数は稼げという先人の知恵に従い、少しでも気になった相手がいればいいねするようにした。やはり収入や年齢のせいもあってか学生のときよりかなりマッチングしやすかった。一瞬で5,6人とマッチングした。でもこの時点ではメッセージを送ることは一度もしなかった。

そんな中、足あと一覧から気になる女性を見つけた。共通の参加コミュニティが非常に多く、中でも特に個人勢Vtuber「おめがシスターズ」と「ぽんぽこチャンネル」のコミュニティが被っていることに驚く。しかも、他にもたくさんのVtuberコミュに参加していてその中の2組、というわけではなく、ピンポイントでおめシスとぽんぽこなのだ(相手はピーナッツくんのコミュも参加)。筆者の最推しVであるおめシスとその実質親戚(???)であるぽこピーを、他のVを差し置いて好き好んで視聴している女性がこの世に存在したことがあまりにも衝撃的で(超失礼)、すぐいいねを送った。相手もすぐにいいねを返してくれてマッチングに至った。

※後で聞くとにじさんじの1,2期生とかも追ってるとのこと。コミュニティが無かったのかな?


火曜日:初デートの約束

マッチング後すぐに挨拶のメッセージを送った。相手もメッセージを返してくれて、少し聞いてみると相手の推しはぽこピーとのこと。ここで、当時ぽこピーが参加しているコラボカフェが開催されていることを思い出した。初デートには良い口実だが、この時点ではまだ3往復ほどメッセージを送りあっただけで、誘うにはタイミングが早すぎる。でも今この話題を出さずして、後から改めて切り出せる自信も無かった。

だから、誘うとかではなくあくまでただの話題提供のつもりで、コラボカフェやってますねーなんて言ってお茶を濁した。すると、なんと相手の方から一緒に行きませんか?と即座に誘ってくださったのだ!嘘だろ?たった3往復テキストチャットしただけの男にそんなすぐ合う約束していいのか??サクラか?業者か?マルチか??いろいろな疑念が脳裏を渦巻いたが、一旦もう少し話してみることにした。初デートは次の土曜日に決まった。

※後で聞いたところデートに誘ったのは彼女の性格的な部分が理由で、思いついたことをよく考えずに何でもパっと言ってしまうことがあるんだそうだ。(そういうところはウジウジと考え込んでしまう筆者とは対照的)


水曜日:Discordアカウント交換

初デートの約束をした後もメッセージのやり取りは続いた。ぽこピーやおめシスの話題を中心に仕事や出身地の話でだいぶ盛り上がった。この時点で筆者史上最も続いたマッチング相手とのやり取りになりつつあった。

とは言え、このまま会話だけを続けていても、土曜日までは何かしら関係性が進展するようなイベントも何もなく、相手に見限られてしまう心配もあった(他愛もない会話以外は何もアプローチしてこない=自分への興味を失っている、と思われてしまう)。そう考えて、LINE交換を提案してみた。どうせ土曜日に会ったらその場で交換するだろうから、それなら始めから交換しておいたほうが当日の待ち合わせとか連絡しやすいだろうとも思ったからだ。しかし、相手には断られてしまった。本名で登録しているため明かすのはまだ早いとのこと。代わりにDiscordのアカウントを交換し、デート当日はこちらで連絡を取ることにした。

※「Discordやってます」というコミュニティに共通で参加していたため話が早かった。


木曜日:通話の約束

この日もメッセージのやり取りは続く。もはや会話が盛り上がりすぎて話題の渋滞が起きていた(1ターンで3,4個分くらいずつ一気に返信するみたいな状態)。相手が好きなあるアニメの話になり、いつか通話しながら同時視聴しようと約束した。


金曜日:Discordで4時間通話

この日もこれまで通りメッセージのやり取りは続いた。翌日には初デートが控えているし、今日は特に大きなイベントは発生しないだろうなと漠然と思っていた。

そんな折、突然相手から今から通話しませんかとお誘いが来た。初めて生の声を聞いてお喋りした。話すうちに当初抱いていた疑念はほとんど払拭された。趣味や物事の考え方やフィーリングがすごく合う感じがして、気付けば4時間経過していた。

※後で聞いたところ彼女は飲酒した勢いで通話を持ち掛けたらしい。


土曜日:丸一日デートして一緒にアプリ退会

午前11時、約束通りぽこピーが参加しているコラボカフェに一緒に行った。普通の初デートなら食事をするくらいですぐ解散なのだが、昼過ぎに登場するぽこピーの着ぐるみを見るため、その時間まで梅田ヨドバシをぶらぶら歩いて暇潰しすることに。

着ぐるみを見た後、スタバで休憩して日本橋に移動。オタロードに連れていったところ推しのグッズを発見し限界オタクと化す彼女。その後、夕飯もご一緒する流れになり、お酒も入れちゃえ!って感じで居酒屋に行ってカンパイ!その場で二人同時にアプリを退会した。次のデートの予定なども話し合い、解散したのは午後9時近くだった。


Q. なぜこんなに上手くいったのか?

A. わからん

筆者視点からすると、ただただ運良く偶然にも気が合う相手が見つかったということだけで、何かベストプラクティスとなり得るようなムーブをした覚えはあまりない。どちらかといえば積極的な彼女に引っ張ってもらっていた。

彼女曰く、自分の趣味に興味を持ってくれて、かつ、その他の話題にも触れながらこまめにメッセージを返してくれた点が良かったらしい。

たしかに趣味の話だけで突き進みそうな彼女の性格はテキスト上からも少し感じていたので、隙あらば別のジャンルの質問も入れ込むようには意識した。趣味だけじゃなくて性格とか人間性的なところをもっと知りたいしね。

謝辞

本記事の執筆にあたって内容を監修いただいた彼女ちゃんありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。また、二人を結びつけてくださったぽこピー、おめシスのお二組には心より感謝します。一生推します。

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