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片側骨盤切除かつ下腿切断かつ上腕切断の男性

片側骨盤切除かつ下腿切断かつ上腕切断は相当大変な障がいです。本人の努力も並々ならぬものがあったでしょうし、周りで支えた義肢装具士や理学療法士も大変だった(現在進行形?)ろうと思います。

この方が歩行可能になったポイントは右の股義足にKenevoというコンピュータ制御膝継手を使ったこと、右上腕切断の断端で体重を支持できるように骨直結型義手にしたことだろうと思います。

義足の着脱をどうしているか、1人で装着できるのかは気になるところです。

おそらく車椅子も併用することになると思いますが、それでも義肢の叡智を結集して歩行できるように仕上げた素晴らしい事例だと思います。

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