第3回介護予防体操教室開催

本日第3回介護予防教室を開催しました。回が増えるごとにメンバーが1人づつ増えています。参加された人の紹介による増員です。

今朝も冷たい雨が降っている中、自転車、バスなどを利用して全員が参加してくださいました。1か月に一回であるため、インフルエンザ予防接種後で体調がいまひとつのかたや内視鏡で大腸ポリープの切除をされていた方もいらっしゃいました。バイタルサインや自覚症状に注意しながら、運動を選別して参加していただきました。

まず教室の趣旨が膝関節の改善をうたっているため、体幹、膝周りのトレーニングや変形性関節症などの正しい知識を学んでいただいています。次に、この教室の特徴である個別性のトレーニングアドバイス、マンツーマンの歩行動作指導を行いました。

具体的には、最新の文献を用いて膝関節の保存治療方法のお話をし、その中でも運動療法が大事であると説明。その後、立ち上がり動作のレクチャー(着座時に勢いよく座ってしまう人がなぜその動作になってしまうか、どうしたら改善するかをその場で指導)や歩行・立位場面で姿勢改善に効果的なコアトレーニングを行いました。その後、一人ひとり歩行動作訓練を全員の前で実施。歩容が変化し綺麗に歩く姿を皆さんで確認しあいます。「真っ直ぐな姿勢になってる」「足が真っ直ぐ出ている」「膝が痛くない」皆さんが自由に声掛けをされています。トレーニング中でも仲間意識が出てきて、お互いに励ましあったり褒めあったりする姿はとても嬉しいものでした。

月に一回でなく回数を増やしてほしいというお話があり、今後検討していく方針です。しかし、年明けには別の地区の地域包括からの依頼で体幹トレーニング教室を行う話があるため自分の身体との相談になりそうです。正しい知識と正しい運動方法を学んでいただき元気で生活できるようお手伝いをしていきます。リハビリ≠マッサージの啓蒙運動を進めていきます。

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