第二印象🪨
桜木町に住んでいる友人に言われた。
「野毛の夜の一人歩きは危ないよ💦」
なので、近辺に用事があった時も夜の野毛はスルーしていた💨
でもその日は野毛山ナイトズー🦒の帰り道だったので、お腹がペコペコだった😵💫
お腹が空くと思考回路が停止し、知能指数がニホンザルくらいのレベルになる🧠
動物園の中にもカフェはあったけれど、大人になると園内では飲み物以外に手を出さなくなった。動物園を出たら美味しい店があるだろう、と考えてしまう🤔
何も考えずに、ライオンの形をしたオムライスを美味しいと思える心を忘れずにいたい🙄
坂を下ると、野毛のディープスポットからは賑やかな笑い声、香ばしい匂いがしてきた🤤
これが呑兵衛の聖地、夜の野毛なのか🍶
昼とは全然雰囲気が違う🫠
ふと冷静になった。
私が女子大生や20代前半ならともかく、狙う方も相手を選ぶだろう…🤔❓
それに某横丁でアルバイト経験があるのに、一体何を恐れているんだろう?
人は不思議だ⚡️
立場が変われば都合良く景色を180度変える。
日曜だったので、きっと美味しいお店はどこも混んでいる。
ナイトズーで体力を使い果たしたので、メイン通りから少しだけ離れたところで探した。
お❣️小洒落たお店発見💡
「いらっしゃい!」
お客さんは私だけだった😳
金魚柄のド派手な半袖シャツに、金色のごついネックレスをした一見いかつめの大将だった🤯
あらら…入る店を間違えちゃったかな?と、一瞬焦った💦
龍⁉️🐉
大将のセンスが溢れる店内。
反対側にはレコードがズラリ💿
ご夫婦経営なのだろうか?柔らかい物腰の店員さんが注文を取りに来た。
日本酒よりもワインのメニューが豊富だった🍷
「ミュスカデをグラスでお願いします!」
「えーと…?」
「31番お願いします」
「ごめんね、おばちゃん老眼で。31番ね…」
なんだかほっこり…💕
メニューがとても豊富だった。和洋中なんでも揃っていた。
21時以降はかなり食事内容に気をつけている。
人と外食をする時は我慢はしないが、1人の時は余程のことがない限り、丼物やラーメンは遅い時間に食べないようにしている🤫
私なりに見えない努力をしている🐜
マゴチ…❓🐟
「店主が釣ってきた…」私はそういう文言に弱い。
それを頼んでハズレだった経験はあまりない。
マゴチを注文すると「ありがとうございます!」と嬉しそう言ってくれたので、こちらも嬉しくなる🫶
マゴチだけではお腹が空くので、「ローストビーフは量多いですか?」と聞いた。
「いや、3枚ですよ。うちの店のローストビーフは中華風で絶品ですよ。」と奥様(勝手に奥様だと予想している)✨
淡白でほんのり甘味があり、コリっとした食感がクセになる🥹
ローストビーフは3枚のはずだったが「大将からのサービスです」とのこと🥳
美しいサシ💎中華風のローストビーフって美味しいんだな🤤
2品しか頼んでいないのに長居するのは申し訳ないのでお店を出る準備をしていたら、「これ、漬けた杏子です。お嫌いじゃなかったらどうぞ。お姉さんお店入ってきた時かなり疲れていたから。夏バテにも効きますよ」と🤯
ハートを射抜かれた💘
接客業を舐めてはいけない。お客さんの入店時からちゃんと見ている。
私も昔某横丁でアルバイトをしていた時は、お客様の顔と名前と好みのお酒は一回で覚えるよう、ママから厳しい指導を受けた。
杏子は大好物だし、シロップも甘くて本当に疲れが吹き飛んだ🌪️
「ご馳走様でした!どれも本当に美味しかったです!」と会計の時に大将に言った。
「そうかい?嬉しいなぁ」
よく見たら、目がとても優しかった。
金魚のド派手なシャツも金色のごついネックレスもなんだか途端に可愛く見えた。
「もうちょっと涼んでから帰ればいいのに」という優しいお言葉まで😇
ちゃんと厨房から出てきて、2人でドアまで見送りをしてくれた🤭
素敵なお店💓
『野毛横濱樓』帰り道に検索した🔍
中華街の名店で副料理長を務めた店主がこだわりの厳選食材でワンランク上の一品を提供します。あぁ、だから店内が龍だったのね🐉❤️🔥
人は第一印象が大事!…なのは間違いない🙂
母方の祖父は口を酸っぱくして母にこう教えたという。
「誰に対しても第一印象がいい奴ほどロクな奴はいない!第一印象がとっつきにくい奴が実はいい奴だったりする」と。
それは極論かもしれないが、私も色々振り返ってみるとその言葉は妙に説得力がある🫨
生涯祖母しか愛さなかった口下手でクセ強めな祖父の言葉は重みがある…🪨
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