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Refugio南伊豆とは?

スタート

Refugio南伊豆は、現在オープン準備中のヘルスリゾート施設です。日本の渚100選にも選ばれている、弓ヶ浜から自転車で10分ぐらいの場所にあります。下田駅からは車で15分ほどの山と海の端境にRefugio 南伊豆はあります。

オーナーは長年、歯科医師として多くの人の治療に携わってまいりました。三世代にわたって治療を受けるご家族もいらっしゃるほど、地域に根差したクリニックを経営していました。若い頃から世界中を旅行し、一時はオーストラリアでのアーリーリタイアメントも経験し、 ASEANで日本人最初の開業歯科医として、カンボジアでも開業をいたしておりました。カンボジアでは現地の方だけではなく、滞在されている外国人、さらにはわざわざ治療のためにカンボジアまで足をお運びくださる患者様もおいででした。いわゆる「デンタルツーリズム」です。空港から、ホテル付きのクリニックにお越しいただき、荷解きをしてから治療、型を取るという作業を済ませてしまいます。それが初日。そこからはフリータイムで観光をしていただきます。プノンペンしないだけではなく、アンコールワットを見にいっていただいたり、それぞれに楽しい時間をお過ごしいただいている間に現地の技工所に細かくリクエストをつけて発注をします。日本の半分以下の納期で上がってくるのが魅力です。目一杯お楽しみいただいた後に、出来上がった新しい歯(ジルコニウム)をセットして一緒にお食事。
「問題ないですね、美味しく食べられますね」とご確認した上でお帰りいただいておりました。もちろん、このようなスキームは他のクリニックで前例もなく、スピーディーな治療や高い技術力、停電でジルコニウムが予定の時間に届かない!夕方にはお帰りのフライトの時間!なんていうトラブルにも機転を効かせて柔軟に対応してまいりました。

カンボジアは物価も安く、観光資源のたくさんある国ですので、歴史遺産やショッピングを楽しみ、帰りにはきれいな歯になって帰っていただくというスタイルはお越しいただいた方にはご満足いただいておりました。
政情不安を契機に、ホームグラウンドである横浜に戻りました。


きっかけ


世界中の往来がストップし、日本国内でも安心して治療を受けてもらえない現状を見た時に思い出したのが「デンタルツーリズム」でした。今回は国内で、たくさんの自然に囲まれた場所で、海や山で自然にふれ、心の底から「楽しい」と思える瞬間を持ってもらえたら、みんな穏やかで幸せに、そして健康になるのではないかと考えました。

そして何より自分たちが健康で、楽しく、幸せだと思える場所づくりをしよう、そういう思いで探し続けていた時に出会った土地が「南伊豆」でした。
温暖な気候、素晴らしい自然、美味しい海や山の幸、おまけに温泉もでる。ここには人を元気にさせてくれるエネルギーに満ちている。そんな気持ちになりました。

不思議なことに、お越しいただいた人が皆、口を揃えて「この場所なんだかほっこりしたいい気分になる場所だね」とおっしゃってくださいます。場所がとっても気持ちがいい。「また来たくなる場所」「ずっといたくなる」
そんなエネルギーって、体や心も元気にしてくれるはず、そのようなエネルギーとパワーがこの場所にはあるようにに感じたのです。

ここで何をしよう

日本で歯科の治療をしていると「ずっと通う」ということへの苦痛だったり、「医療への不信感」などさまざまなマイナスの要因にぶつかります。
家の周りにもたくさんある歯医者さんの中で「どこに通うのが良いのか」がわからなくなっている時代に、集中して治療する、安心して治療を受けることができればと思っています。
カンボジアではプールサイドに診察室があり、大きな窓から外の風景を見ながら治療を受けるだけで、皆さんリラックスされていました。
今回は自然を感じながら集中して治療を受けていただける、ひととき、普段の忙しいくらしから離れて一息つける、そんな気持ちになる、人里離れた静かな土地で、皆様をお迎えしよう、そう思って選んだ土地です。。

南伊豆は山と海に囲まれた環境で、ヘルスツーリズムの目的地としては最高の場所です。自転車でのヒルクライム、バイクでのツーリングにドライブ、ハイキングといった楽しみ方やウインドサーフィン、SUPや釣り、ヨットまで揃えて皆さんがここで心置きなく自分を解放して楽しむことで、心身の健康を取り戻してほしいという思いを持っています。
600坪ある施設内でもいろいろなことを企画しようと考えています。室内の壁面にはクライミングの壁、ヨガや踊り、アート系の音楽やペインティングといった心や体を豊かにするためのレッスンをオンラインや対面で専門家の方にご指導いただけるワークショップを開催しようと思っています。

精神や頭にもよい栄養となるような、知的好奇心を満たすようなイベントや講習会も考えています。静かに集中できるスペースで、仲間と一緒に学ぶこと。心と頭を同時に満たす素晴らしい時間と場所になるのではないかなと思います。タイで瞑想を長らく実践していたスタッフによる瞑想ワーク、「自分の体は食べたものでできている」ということを実感していただくために、地産地消のクッキングイベントなども計画中です。現地の人との交流もできれば、これらすべてが楽しい思い出や経験として自分の生活に馴染ませて一部になっていくのではないかと思っています。

自分の中にある豊かさを再認識してもらいたい、その豊かさや得たものを参加者みんなで共有していけるようなイベントやワークショップを専門家や地域の方々と計画していければと思っています。


新たな試み

昨今の医療に対する不信感は、これから私たち人類が「健康とはなんなのか」ということを考え直させる機会になったのではないかと思います。具合が悪くなったらお医者様にかかる、お薬を飲むのが当たり前だった世界に「それでいいのかい?」という問いを突きつける機会にもなったと思います。「人間は何でできているのか」という根源的な問いとも繋がるといって良いのかもしれません。


心身を健康にするために、自然に触れ合うことも、美味しいものを食べることも、体を動かすことも欠かすことができません。新しい自分と出会い、発見と体験を重ねることも年を重ねても健康でいられることのキーだと思っています。

めまぐるしい世界の変化と社会状況の中で「ゆっくり自然や自らと対話し、心身を労わる」というのは夢物語のようにも感じます。それよりも自分の間の不調をどうにかしないと、ということもあるでしょう。そのスタートとして、これからは「医療周辺産業」がますます活発になっていくのではないかと思っています。お医者さんにかからないで「自分の体と対話して自分の体を整える」という流れです。
歯科治療のように、お医者さんに通わないといけない部分は仕方がありません、しかし慢性的な不調、お医者さんにかかっても「何もない」と言われてしまう症状を改善させていくための試みを始めています。


ひとつは「電磁波」の問題です。日本は世界に稀な電磁波の影響を受けやすい国です。電磁波と言っても、携帯電話などの高周波ではなく、身近な家電製品から出ている低周波、またはお家のどこででも電気が使えるように壁や床に張り巡らされている電線の影響を受けていることもあります。その影響で、うつのような症状をはじめ、不眠や頭痛、アレルギー反応といった症状を起こさせている可能性があります。Refugio南伊豆はそういった電磁波の影響を極力排除したフリーアース住宅にすることで、そのような症状を持った方が「もしかしたら自分の不調の原因のひとつに電磁波があるかも?」と気づいていただけるような環境を提供します。もちろん、お家での改善方法など、ご提案できる環境を整えています。


この飽食の時代に「栄養」の問題ってとても不思議に感じられますが、日本は農薬の規制が緩く、添加物大国でもあります。添加物を知らない間に大量に摂取していることで、体の中で必要な栄養が届かなかったり、たくさん消費されてしまうことで、不足したりします。その結果、知らない間に不調になっていることもあります。「質的な栄養失調」状態がまねく、原因不明な不調についても対応できるよう、分子栄養学の知識に基づいて食事・必要なサプリメントのご相談などをさせていただきます。


人間は小さな細胞、ひいては目に見えない分子や原子の集合体です。心身の不調とは、この小さな分子や原子レベルから起こっている不調、という観点から見ると、その分子や原子レベルにアプローチすると話が早いんじゃない?というのがエネルギー調整です。自分の不調が何を原因に引き起こされているのか、自分がいつも陥ってしまう精神的な負のループは一体何に起因しているのか、それらを解き明かし、ミクロとマクロの自分にアプローチして調整をかけていくのがエネルギー調整です。
因数分解のように不調の原因を細かく遡っていって、エネルギーにたどり着き、その不調の原因を特定することで、自身の心身の「あるべき」周波数に整える作業です。

皆が健康で穏やかに幸せを感じられる社会へ

Refugio南伊豆は伊豆半島の先端で毎日の生活から少し離れて、自分を解放して新たな自分と出会いながら、健康な生活、人生を見つけていくための場所だと考えています。自分の生活をより一層豊かなものにしてもどっていけるための「シェルター = Refugio」でありたいと願っています。





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