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第3回難民・移民フェスタイムテーブルと内容紹介

この度は、難民・移民フェスに興味をもっていただきありがとうございます! 今回のフェスでは、難民や移民の方々が作った食べ物や手芸品のチャリティ販売、実演、ワークショップなどを通して、彼らが社会に参加する機会にしたいと考えています。また、日本に暮らす難民・移民の方々の背景、生活、文化について多くの人々が学び、相互に交流する場となることも目指しています。

会場MAP

タイムテーブル

当日のタイムテーブルは以下の通りです。

11:00      開会挨拶
11:10-12:00   テント紹介
12:10-12:25   歌で伝える想い
12:35-13:05  トーク(大澤優真さん、安田浩一さん)
13:15-13:30  ゴスペル
13:40-14:10  トーク(ミョーチョーチョーさん、金井真紀)
14:20-14:35  アフリカの太鼓
14:45-15:00  FUNIさん(ラッパー)
15:10-        綱引き

内容紹介

出品物は以下のとおりです。

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T1 メフタップのクルドスイーツ

「メフタップのクルドスイーツ」です。クルドのスイーツといっても、ほんのり甘いものから、塩味のものまで、繊細な味のクッキーをとりそろえています。

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T1 ハニムのだいどころ(クルド料理)

日本でも人気のスイーツ、バクラヴァはもちろん、ハニムのだいどころ特性の惣菜パン、ごまパン、クルド風ピザ、ドルマ、ピリ辛の漬物などを本場の味で楽しんでいただけます。

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T2 アフリカ布のハンドメイド手提げ

アフリカ出身のJさんがミシンを独習してつくり始めた、美しくユニークなアフリカ生地の手提げです。日々の中でもミシンという熱中できるものができたことで、心身ともに落ち着いてきたといいます。 Jさんの話はこちらから読めます。

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T2 アフリカのアクセサリーショップ

アフリカ出身のKさんが色とりどりの石や紐、チャームを駆使してつくったビビッドでおしゃれなブレスレットです。たくさん試して似合うひとつを探してください。

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T3 ミシンでつくったアフリカン雑貨

ミシンが大好きなアフリカ出身Yさんによるすてきな手芸品もあります。アフリカ大陸をかたどったデザイン、アフリカンテイストのポーチが入った透明バッグなど、彼女の手にかかるとオリジナル作品が次々と生まれます。

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T3 アフリカンヘア(美容室)

アフリカでは、コーンロウ、ブレイズといった髪の編み込みがさかん。編み込みを体験してみませんか。色とりどりのエクステ、ビーズなどを取りそろえてお待ちしています!

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T4 アフリカのおやつ

アフリカでは多くの国で甘さ控えめの素朴なドーナツが食べられていて、Lさんが暮らしていた地域では「ミカテ」という名で親しまれています。多くの家庭でティーやコーヒーとともに、ミカテが朝の食卓を彩っているのです。
今回はミカテ、ガレットの他にミシンで作った手提げもご用意!

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T4 さへる畑(イラクの難民キャンプより)

サヘルローズさんがイラクの難民キャンプで仕入れた、ヤズディ教徒の手作りの薔薇ペン。また日本製のアロマランプ陶器も販売し、売上をフェスに寄付します。

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T5 トルコ姉妹の料理店

難民・移民フェスで、自分たちの料理の価値をはじめて知った!というフメイラさんとファトマさんのお二人がつくる料理です。ドルマやピラウなど定番がずらり。手の込んだクルド家庭料理をとりそろえます!

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T5 アイテンのクルドアクセサリー・オヤ

「アイテンのクルドアクセサリー・オヤ」は、生け花を趣味にしているアイテンさんが、生け花から得た着想をもとにつくるアクセサリーショップです。花をいける時の集中力は雑念を払ってくれて、イメージがどんどん湧いてくるそうです。

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T6 スリランカのカレーとおかず

元プロの料理人のつくるスリランカのカレーとおかずです。メニューは、チキンカレー・ダールカレー・サラダのセット、スリランカのコロッケです。コロッケはその場で調理してご提供。できたてほやほやを楽しめます。

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T6 チュニジア料理「ブリック(BRIC)」

外はパリパリの皮、中はふわとろの半熟卵が入ったチュニジアでも人気の前菜。卵、ツナ、チーズ、たまねぎ、パセリ等が入っており様々な味を楽しめる。揚げたてが美味しい一品。ぜひご賞味下さい。

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T7 ガーナごはん ワチェとミートパイ

ガーナのごはんです。「ワチェ」は、豆ごはんにトマト味のチキンシチューとシト(魚粉や唐辛子が入ったガーナ版食べるラー油)をかけた手間のかかる一品です。さらに大人も子どもも大好きな「ミートパイ」。しっかりこねた生地にひき肉とポテト、玉ねぎを炒めて塩コショウした中身を詰め、オーブンで焼きます。

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T8 ミャンマーふりかけ バラチャウンジョ

ミャンマーの食卓に必ず登場するのが、干しエビをぜいたくにつかった真っ赤なふりかけ「バラチャウンジョ」です。ピリっとした辛さに、ニンニク、タマネギのサクサク感がやみつきになること間違いなし。ごはんはもちろん、冷ややっこや焼きそばにも合うんです。他の国や地域のご飯にかけてのコラボも楽しみです。

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T8 アトゥトゥミャンマー卵カレー

卵を丸ごと入れた「 スパイス鍋」(チェッウーヒン)です。どなたにも食べやすいように味付け予定です。また、ミャンマーミルクティを今回はアイスでお届け予定。シナモン、カルダモンほか直伝調合で煮出したアッサムティベースでの提供です。アトゥトゥミャンマーの話はこちらから読めます。

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T9 ミャンマー・キッチン

ミャンマー・キッチンではシュエ・イン・エータ(タピオカとココナッツミルクのスイーツ)やオンノ・カウスエ(ココナッツスープのヌードル)を出品。スイーツはミャンマーを代表するもので、これを食べると故郷の家を思い出すのだそう。クーデター避難民がつくったボールペンや、3本指のTシャツ、コーヒーなどもご用意!

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T9 ビーズアクセサリー(シナピス)

ビーズアクセサリー(シナピス)です。2012年頃から始まったシナピス工房では、近郊に暮らすさまざまな国の仮放免者が手芸品を製作中。年々腕を上げる匠たちが、このフェスのために丹精込めてつくった手作り雑貨を、ぜひご覧ください。

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T10 ハラルフード

ムスリムの方にも安心して召し上がっていただける料理3品。アフガニスタンを代表する国民食「パラウ」(炊き込みごはん)や、「チキンミートボールとライス」、そしてアフガニスタン風「ビリヤニ」(混ぜごはん)を、バスマティ米でお届けします。

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T10 フィリピンのお菓子

フィリピンのお菓子も初登場!バナナを使ったお菓子「バナナキュー」はカラメル状の砂糖をまとわせた揚げバナナで、フィリピンの屋台でもよく売られています。

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T11 難民・移民を知る本(ポルベニールブックストア)

フェスをきっかけに、難民、移民のことを学んでみたい方がいるかもしれないということで、鎌倉市大船のポルベニールブックストアさんが、関連書を厳選して出張してくれることになりました。あなたの疑問に答える一冊が待っているはずです。

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T12 ビーズアクセサリー(REN)

ビーズアクセサリー(REN)は18年前から難民と一緒にビーズのアクセサリーを作っています。今ではすっかりビーズの達人となった難民の方による実演もあります!

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T12 ロレックスとビリヤニとサモサ

アフリカ出身、料理が得意なミセスRがつくるビリヤニとロレックスとサモサです。ロレックスは腕時計ではなく、チャパティに卵などの具材をくるくると巻いた食べ物。ミセスRの話はこちらから読めます。

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T13 アフリカの料理を味わおう

アフリカ料理です。魚、豆、クァンガ(ジャガイモ)などの料理をバリエーション豊かにご用意。写真はアフリカの煮込みです。本場の味をどうぞご堪能ください!

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T13 絵画作品の展示

アフリカルーツの方の作品展示です。3カ月の修業を経た成果をご覧ください。題材は入管収容から愛まで多彩です。

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T14 スリランカ料理 アーユボーワン! 

スリランカ料理「アーユボーワン!」です。店名はシンハラ語で「こんにちは!」の意味。ストリートフードからお祝いの席に出る特別な料理までバラエティも豊かな品揃えです。 コットゥ(ロッティを細かく刻みながら野菜やお肉、卵などをスパイスで一緒に炒めた料理) 、チキンと豆のスリランカカレーセット、カトゥレット(スリランカ風コロッケ) などが食べられます。スリランカの紅茶もご用意!


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T14 チリ料理

チリのエンパナーダは、サクサクした生地のミートパイにオリーブやタマゴを入れたリッチな味わいの軽食です。今回はハーブで味付けしたポロアサド コン アロス(ローストチキン+ご飯)やお菓子、季節のリースもあります。Pさんのお話はこちらから読めます。

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T15 無料お茶コーナー チャイハネ

無料のお茶コーナーです。あたたかいタイのお茶を出します。難民や移民の方たちと語り合う交流の場でもあります。「今日はなんでここに来たのですか?」と周りの人と話してみませんか? 会場で購入したものを食べる休憩スペースとしてもご利用いただけます。

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T16 フェスオリジナルTシャツ TEAシャツ屋

難民・移民フェスの公式オリジナルお茶Tシャツを販売します。
世界のお茶とコーヒー、およびその仲間たちが大集合!シンハラ語、ビルマ語、ベトナム語、アムハラ語、中国語、フランス語、ペルシャ語、アラビア語、スペイン語、韓国語の多様な文字をお楽しみください。売上は難民・移民フェスの運営と広く難民・移民の支援のために使われます。
(イラスト:金井真紀/デザイン:川名潤)
オンラインショップはこちらです。

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ステージ 開会挨拶 [11:00-11:05]

難民・移民フェス実行委員の高谷幸(社会学者)、金井真紀(文筆家・イラストレーター)が開会の挨拶をおこないます。

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ステージ 歌で伝える想い  [12:10-12:25 ]

魂の歌をお届けします。歌詞の一節を紹介します。
「私たちがまだ存在していることを皆に理解してもらうために、私たちは今、沈黙を破る。私は何も恐れていないと、叫び声で存在を示す!」

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ステージ トーク(大澤優真さん、安田浩一さん) [12:35-13:05 ] 

現場で支援を続けている大澤優真さん(社会福祉士、大学講師)と外国人労働者や入管問題に詳しいノンフィクションライターの安田浩一さんに日本で暮らす難民、仮放免者の暮らしの実態についてお話いただきます。

大澤優真(おおさわ・ゆうま)
1992年、千葉県生まれ。社会福祉士。Twitterアカウント:https://twitter.com/yumananahori
支援活動:2014年より一般社団法人つくろい東京ファンド(https://tsukuroi.tokyo/)の生活支援スタッフ。
夜回り、ホームレス状態にある人のシェルター入居支援、シェルターからアパートへ移った人への地域生活支援を行う。2018年よりNPO法人北関東医療相談会(https://npo-amigos.org/)の事務局スタッフ。理事。在留資格のない人など困窮する外国人の支援を行う。

安田浩一(やすだ・こういち)
ノンフィクションライター。1964年生まれ。「週刊宝石」(光文社)、「サンデー毎日」(毎日新聞出版)記者を経てフリーに。最近ではヘイトスピーチや外国人労働者が抱える問題について取材する機会が多い。『ネットと愛国』(講談社)、『団地と移民』(角川新書)など著書多数。

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ステージ ゴスペル [13:15-13:30]

ゴスペルのリズムにのせて、Amazing GraceとMy Redeemer Livesを歌います。普段は教会のミサで歌っています。第1回から好評のプログラム。教会以外の場所では、フェスで初めて歌声を披露したそうです。

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ステージ トーク(ミョーチョーチョーさん、金井真紀) [13:40-14:10 ]

ミャンマー出身の難民申請者ミョーチョーチョーさんのお話を実行委員の金井真紀が聞きます。

ミョーチョーチョー
在日ミャンマー難民申請者。

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ステージ アフリカの太鼓 [14:20-14:35 ]

ドラミングを紹介します。先人たちから受け継がれた文化であるガーナの伝統的なジャンベ(太鼓)は、スポーツの試合前やお祝いの席でよく演奏されます。演者の出身地であるガーナの村の典型的な音楽とともに、アフリカ文化の一端をお楽しみください。

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ステージ FUNIさん(ラッパー) [14:45-15:00]

ヒップホップの聖地とも呼ばれる「川崎」出身の韓国人ラッパーFUNI。心からの叫び、炸裂するエネルギーを体感してみてください。

どうか一人で戦ってるなんて思わないでくれ/世界から障壁と貪欲さをなくし/憎しみと不寛容を根絶するために

「g.h.o.s.t~郭正勲→FUNI→高吉正勲→?」より

FUNI(郭正勲 かくじょんふん)
1983年川崎生まれ。ラッパー
Twitterアカウント:https://twitter.com/Funi2222
19歳でラップユニット「KP」のFUNIとしてメジャーデビュー。その後IT企業社長、放浪の旅を経て、川崎に戻りラッパーとしての活動を再開。現在はライブ活動のほか、少年院や高齢者施設などでラップワークショップを開催する。

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綱引き  [15:10- ]

フェス終了後、15時過ぎから初の試みで綱引きをする予定です。参加者はその時会場にいる全員です。難民・移民の仲間たちにフェスのスタッフ、ボランティアと一緒に綱引きを楽しんでください


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