見出し画像

「週間実話」に掲載された『女子高生が体を売る JKビジネス最前線』について思う事。

『週間実話』2016年8月11日号に『実話隊が夜回り! うら若き女子高生が体を売るJKビジネス最前線』という記事が掲載されていた。その時の記事内容がWEBでも公開されているのでご紹介したい。


記事内容は先日のGU探検隊の摘発を受けて、池袋のリフレ店・お散歩店を実地調査したという内容だ。まずは全文を読んで頂きたい。


実話隊が夜回り! うら若き女子高生が体を売るJKビジネス最前線(1)

実話隊が夜回り! うら若き女子高生が体を売るJKビジネス最前線(2)


全文を読んでいただけたでしょうか?私は今回3点ほど同記事で気にならざる追えないえない点があったのでお付き合いいただけると嬉しい。


*12人中4人が交渉可!?JKビジネス=本番OK!?*


”(以下引用)…続いて向かったのは池袋駅北口。前出の事件の店もこの界隈にあり、確かに数件ほどJKビジネス店の看板が見える。我々は手分けしてリフレ店やお散歩店に潜入。その結果、女の子12人のうち交渉が可能だと口にした子はなんと4人も…。JKビジネスの店で本番アリはかなり浸透しているようだ。”


☞1点目は、まず池袋北口エリアにリフレ店・お散歩店はそんなに数があっただろうかという点である。注目のお散歩店といえば都内でも数店舗しかない。北口エリアに存在したか?という問題だ。


同記者によると「12人中4人が交渉が可能」だと記述があった。しかし初めて会った客に交渉(性的行為)を許してしまう女の子が池袋北口エリアで12人中4人もいたそうだ...。確率的には32%である。しかしながら、そもそも店名のイニシャルさえも記されてないなど、根拠付けがされていないので信じ難い記述だ。


☞2点目は”JKビジネスの店で本番アリはかなり浸透しているようだ。”という記述について。あたかも、全てのJKビジネス店(正しくはJK風ビジネス)で”本番アリ”がかなり浸透しているという世間の語弊を招くようか記述だ。”JKビジネス=本番OK"と勘違いする人も、この記述を見ると出てくるのは間違いない。確かに、本○アリのJK風ビジネス店は確実に存在しているが、それは片手にも数えられないほどでごくごく少数だ。


*摘発が続く”池袋”?埼玉方面にJK風ビジネスが移動などあり得ない*


”(以下引用)ただし、事情通によれば、近々にもJKビジネスの聖地は池袋ではなくなるという。「もともと、これらの店は秋葉原が発祥。ただ、アキバが次々と摘発を受けたため、多くの店が池袋に流れたんです。最近は池袋でも摘発が続いているため、そろそろ大移動が始まる。赤羽や大宮など、埼玉県方面に引っ込む傾向が強くなるのでは」(前出・風俗記者)”


☞3点目はどうやらJK風ビジネスの聖地は「池袋」でなくなるという記者の考察。確かに秋葉原から池袋の移動が過去にあったのは間違いない。”池袋での摘発が続いているという点”に関しては、果たしてそうだろうか?GU探検隊の摘発に関しては、店舗に対しての摘発(労働基準法有害業務等・風営法違反)ではなく、店長自身に対する「淫行」による児童福祉法違反による逮捕からの閉店だ。


それとも”池袋の摘発”というのは大塚アールケイに警察が立ち入ったことによる自主閉店も含まれているのだろうか?大塚アールケイの閉店理由は警察が『店舗の実態から今後の店舗存続には”店舗型風営法”が必要。』と突きつけて、当時の店長が断念し閉店に追い込まれたのが一説だ。

また大塚という歴史がある風俗街の中で、大塚アールケイが大塚全体の風俗協会によくない目で見られていたのも否定はできない。この大塚アールケイの件も”池袋”の中に含まれているならまだ理解できるが、そのような記述は一切ない。


以上のことから”池袋が摘発が続いている”という記述は根拠づけがされてなく説得力がないと思ったのだ。


よって”JK風ビジネス”が赤羽・大宮など埼玉方面に引っ込む理由も全く理解ができない。新大久保ならまだ分かる。”JKビジネス”を以前の埼玉西川口の”NK流”と結び付けたいのであろうか?


さいごに


今回思ったのはJKビジネスの記事を世間一般に出すのはある程度のネタにはなるのだろう。しかし”実情とかけ離れている記述”・”現実とずれている記述”というのは世間一般の読者に語弊を招くと思ったのだ。リフレが池袋から埼玉に大移動する話など根拠が無さ過ぎる。

同記事はもう少し根拠づけを適格にした取材をしてもいいのではないかと思った。最初は読み流すつもりしかなかったが...思わず突っ込みたくなる記述が多すぎたので今回はピックアップさざる負えなかった。

最後まで読んで頂きありがとうございました!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?