エリザベス女王杯1

<エリザベス女王杯血統考察>

<エリザベス女王杯血統考察>

【2ラッキーライラック】
オルフェーヴル産駒。母の父フラワーアリー。
過去10年の勝ち馬の父は、そのほとんどが2400m以上のG1勝ち馬。スタミナ、スピード、パワーを広く産駒に伝えるオルフェーヴルはエリザベス女王杯へ血統的適性が高いと思われます。母ライラックスアンドレースは米国G1アシュランドSを勝った名牝馬です。ステラマドリッド牝系はミッキーアイルやアエロリットと同じです。母父フラワーアレイはG1馬のトーセンラーやスピルバーグの半兄にあたります。オルフェーヴル産駒の皐月賞馬エポカドーロと同じく母方にフォーティナイナーを持っており血統的相性が良さそう。距離延長に懸念のない配合になっています。

【6クロコスミア】
母の父ボストンハーバーは米国G1のBCジュヴェナイル覇者。その産駒に米国G1サンタマルガリータHの勝ち馬がいます。ステイゴールド×サドラーズウェルズ系の配合でスタミナとパワーが押し上げられています。母父のボストンハーバーはマイラー系のスピード能力を伝えておりスピードで先行する能力に優れています。

【8クロノジェネシス】
バゴ産駒。母の父クロフネ。
半姉にヴィクトリアマイル覇者のノームコアがいる良血馬。2代母インディスユニゾンは重賞4勝のフサイチエアデールの全妹にあたります。父バゴは凱旋門賞馬で、菊花賞馬のビッグウィークを輩出しています。Blushing Groom系は京都G1を得意にしており、好調時には連勝する傾向があります。秋華賞を勝った勢いでG1連勝が期待されます。

【11ラヴズオンリーユー】
ディープインパクト産駒。母の父ストームキャット。
3代母MiesqueがG1をを10勝した名牝馬で、母母Monevassiaはキングマンボの全妹にあたります。牝系が優秀でMiesqueから血統的影響を大きく受けています。全兄にドバイターフ覇者のリアルスティールがいる良血馬です。ディープインパクト×ストームキャットの組み合わせはキズナ、エイシンヒカリ、ラキシス、サトノアラジン、アユサンなど多くのG1馬を輩出してる黄金配合フランスダービーを勝ったスタディオブマンと血統配合が似ています。血統は申し分ない超良血馬です。

【16スカーレットカラー】
ヴィクトワールピサ産駒。母の父ウォーエンブレム。
フローラSを勝ったウィクトーリアと同じ組み合わせです。母父ウォーエンブレムはケンタッキーダービー覇者でG1馬を2頭だしています。ウォーエンブレムは突然激走する場合があるので、1発の可能性もあります。母系のDistant Relativeはマイル血統で距離延長は割引せざるを得ません。

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