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レパードステーク穴馬と傾向

レパードステークスの直近3年は11番人気、5番人気、10番人気の馬が優勝。3連単の配当は、2017年807,250円、2018年671,670円、2019年279,040円と波乱が連続しています。波乱になった時のレース展開は、人気薄のノーマークの馬が逃げるか、超ハイペースによる有力先行馬の失速で人気薄の馬が後方から差し切るパターンです。
【③タイガーインディ】
父シニスターミニスター。母モンターニュドール。母の父ヘネシー。
3歳以上1勝クラス(阪神競馬場ダ1400m)、神鍋特別(2勝クラス・阪神競馬場ダ1400m)を逃げ、先行して2連勝中の上昇馬です。迫力あるダッシュ力、スピード能力に優れていることから、スプリントレースへの適性が高く、全3勝を1400mであげています。400mの距離延長は、普通に考えれば厳しいようですが、昨年のような極端なハイペースになった場合は、持ち前のスピード能力を最大限発揮できる可能性があります。枠順も良く穴で一考してもいいかなと考えます。
【⑤ラブリーエンジェル】
父カジノドライヴ。母ラブリースター。母の父サウスヴィグラス。
前走のユニコーンステークス(東京競馬場芝1600m)はスタートで出遅れて11着でした。2走前の3歳以上1勝クラス(東京競馬場芝1600m)は、スタートで出遅れましたが斤量52キロということもあり、直線ではメンバー中最速上がりの末脚で差し切って勝利しています。2019年のレパードステークスは、10番人気のハヤヤッコが後方から差し切っているように高速決着になればチャンスはあります。
【⑧ダンツエリーゼ】
父キズナ。母ワスレナグサ。母の父アグネスデジタル。
2勝馬で格上挑戦になり、人気は全くなさそうです。しかし前走の3歳以上1勝クラス(阪神競馬場ダ1800m)はスタートで出遅れて12番手の後方を追走、直線は外を回って前の馬との差を詰めて一気に交わして勝利しました。この勝利はダンツエリーゼの瞬発力の凄さが目立っていました。高速決着になれば一瞬の切れる末脚でまとめて差し切れる能力があります。夏は牝馬で、週末は暑くなれば有利になります。
【⑨メイショウダジン】
父トランセンド。母エメラルドタワー。母の父アドマイヤマックス。
毎日杯5着、京都新聞杯6着と芝で苦戦していますが、ダートでデビューして、ダートでの成績は4戦2勝・3着1回。ダートでは良馬場でも、重馬場でも勝利しています。後方から追い込む瞬発力は、直線が353.9mと長い、新潟競馬場で最大限いかされると思われます。ハイペースになると、有力馬がなし崩し的に脚を使わざるを得ないので直線で失速、そこをメイショウダジンが速い末脚でまとめて差し切り波乱を演出する可能性もあると思われます。
【⑩ライトウォーリア】
父マジェスティックウォリアー。母スペクトロライト。母の父ディープインパクト。
前走のインディアT(阪神競馬場ダ1800m)を、1分50秒0の好時計で勝利して実力がついてきたことを示しました。3走前の2歳未勝利(阪神競馬場ダ1800m)、4走前の3歳1勝クラス(京都競馬場ダ1800m)を逃げて勝利しているように、1800mへの距離適性は高いです。脚抜きのいい重馬場の高速勝負で高いポテンシャルを発揮します。また先行力と瞬発力もあります。今回のレパードステークスでは、人気にはならないことが予想され、マークが緩くなり、まんまと逃げ切って重賞初制覇する可能性も十分にあると思われます。
まとめ
有力馬に逃げ馬はいませんが、有力な先行馬が勢揃いしていることから、前半のペースは速くなることが予想されます。位置取りが決まらない場合は、そのまま後半もハイペースのままレースが展開されるかもしれません。そうなれば人気薄、ノーマークの差し馬が狙い目になります。高速決着なら、一瞬の切れる末脚がある牝馬のラブリーエンジェルの1発に期待したいです。届かない場合もあり、3連単なら2着、3着つけで、3連複なら本命で狙えます。

https://talmudic.net/repadosutekusu2020anauma/

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