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マイルチャンピオンシップ有力馬情報

【サリオス】
父ハーツクライ。母サロミナ。母の父Lomitas。
デビューから6戦4勝・2着2回で勝率66%、連対率100%です。デビューから無敗の3連勝で朝日杯FS(G1)を優勝。クラシックはぶっつけ本番で無敗の3冠馬になったコントレイルに次ぐ皐月賞(G1)2着、日本ダービー(G1)2着に好走した実力は本物です。毎日王冠(G2)では強豪古馬相手に3馬身差をつけて圧勝、これまでコントレイルにしか先着を許しておらず、サリオスの実力は現役馬の中でトップクラスの可能性が高いです。先行力があり、好位から抜け出す時の反応が抜群です。スピードの持続力と瞬発力に優れていることから、今の高速馬場の阪神競馬場でその能力を最大限発揮できることが推測されます。
【グランアレグリア】
父ディープインパクト。母ピッツフライ。母の父Tapit。
グランアレグリアは、デビューから9戦6勝・2着1回・3着1回、NHKマイルカップ以外はすべて3着以内に入線しています。6勝中3勝はG1、G2とG3で1勝ずつ挙げて重賞を5勝しています。今年の安田記念は、アーモンドアイに2馬身半差をつけて完勝しています。前走のスプリンターズS(G1・京都芝1200m)は後方15番手からメンバー中最速上がり33秒6の末脚で差し、2着馬ダノンスマッシュに2馬身差をつけて優勝しています。阪神C(G2)、高松宮記念(G1)、安田記念(G1)、スプリンターズS(G1)と4戦連続で上がり3Fをメンバー中最速上がりの末脚を使っています。瞬発力をいかせる阪神外回りコースは合っています。G1・3連勝でマイルチャンピオンシップ制覇できるか注目されます。
【インディチャンプ】
父ステイゴールド。母ウィルパワー。母の父キングカメハメハ。
2019年の安田記念(G1)、マイルチャンピオンS(G1)を優勝したマイル王者です。マイル重賞を4勝しているマイルレースのスペシャリストです。これまでG1に参戦する前に必ず前哨戦を使っていましたが、今回のマイルチャンピオンシップは、安田記念からぶっつけ本番での参戦になることから、太め残りになっていないかを注意深く観察することが重要チェックポイントです。昨年と違う阪神コースに替りますが、マイルチャンピオンシップ連覇達成なるか注目されます。
【アドマイヤマーズ】
父ダイワメジャー。母ヴィアメディチ。母の父Medicean。
2018年にデビュー4連勝で朝日杯FSを優勝。翌年2019年にはNHKマイルC(G1)を優勝。海外初遠征で香港マイル(G1)を3歳馬で見事優勝してG1・3勝目を挙げました。スワンS(G2)は58キロを背負っての3着は休み明けとしては合格点です。叩き2走目での上積み効果が期待できます。時計や上がりがかかる馬場で、しぶとい脚を使いスピードを持続できるタイプです。その反面、高速決着は脚質が合わない可能性があり、今の阪神高速馬場への対応力が鍵になります。
【レシステンシア】
父ダイワメジャー。母マラコスタムブラダ。母の父LizardIsland。
デビュー3連勝で阪神JFを優勝。桜花賞2着、NHKマイルC(G1)2着とマイルG1で好走。NHKマイルC後に左第1指骨剥離骨折が判明、治療に専念するため長期休養に入りました。今回のマイルチャンピオンシップは約半年の骨折休養明けです。1週前追い切りは栗東坂路で4F51秒9-11秒6の好時計をマーク、骨折は軽度のもので追い切りからほぼ完治したと見ても問題はないと思われます。6戦3勝・2着1回・3着1回、G1の成績は3戦1勝・2着1回です。先行力と持続力は1級品で、今の阪神の高速馬場は合っています。休み明けでも仕上がりの早い牝馬、斤量の恩恵もあり勝ち負けする条件は整っています。
https://bit.ly/36JhJUU

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