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毎日王冠穴馬情報

【2,ワンダープチュック】
父ハーツクライ。母ウイングドキャット。母の父Storm Cat。
前走の長岡S(3勝クラス)はこれまでの後方待機の競馬から一転、積極的に2番手を先行しました。直線の叩き合いでもうひと伸びして、内から迫ってきた馬をおさえて勝利しました。長岡Sで見せたような先行する走りができるなら、開幕週の馬場が後押ししての1発大穴があっても驚けません。
【3,アイスストーム】
父ストーミングホーム。母デザートチル。母の父Red Ransom。
東京芝コースは6戦2勝・3着1回、複勝率は50%です。3走前のメイS(OP)を1分44秒3の好時計で優勝しました。東京芝1800mのコースレコードが2007年に毎日王冠でチョウサンがだした1分44秒2です。コースレコードから0秒1差でメイS(OP)を勝った実力は間違いなく本物です。アイスストームの全5勝はすべて良馬場であげています。高速馬場が予想される開幕週の良馬場なら1発の可能性がある穴馬です。
【6,トーラスジェミニ】
父キングズベスト。母エリモエトワール。母の父マンハッタンカフェ。
3走前の巴賞(OP)でオープン初勝利を挙げました。毎日王冠と同じ舞台であったエプソムC(G3)を逃げて3着に粘っています。函館記念(G3)4着、札幌記念(G2)8着でしたが、これは2000mの距離が長すぎたことが敗因です。トーラスジェミニの適性距離は1600mから1800mです。毎日王冠で得意の1800mへ距離短縮で変わり身を見せてくる可能性は十分にあります。
【7,サンレイポケット】
父ジャングルポケット。母アドマイヤパンチ。母の父ワイルドラッシュ。
2走前のジューンS(3勝クラス)は、内ラチで13番手を追走から馬郡を割って抜け出し勝利しました。距離延長と不良馬場にも対応できました。新潟記念(G3)は、後方11番手を追走。直線は外を回って上がっていき3着、重賞初挑戦で善戦しました。東京コースは2走前のジューンS制しており、全4勝中3勝は左回りコースで挙げています。直線の長い東京と新潟に良績があり、東京芝1800mへのコース適性は高く、毎日王冠での好走が期待されます。
【10,カデナ】
父ディープインパクト。母フレンチリヴィエラ。母のFrench Deputy。
ラジオN杯京都2歳S(G3)、弥生賞(G2)を連勝して参戦したクラッシックは、皐月賞(G1)9着、日本ダービー(G1)11着と大敗を喫しました。その後はなかなか勝てませんでしたが、4走前の小倉大賞典(G3)をメンバー中最速上がりの末脚で抜け出して、弥生賞以来約3年ぶりに勝利を挙げました。大阪杯(G1)は優勝馬ラッキーライラックから0.2秒差の4着に好走しました。新潟記念(G3)は58キロのトップハンデを背負いながらも上がり3F32秒3の脚で優勝馬ブラヴァスとの差を0秒3まで詰めての6着は、好走したと言えます。カデナが小回り・内回りコースでの成績が良く、直線が長い東京の重賞は4戦全て2桁着順に敗れています。毎日王冠へのコース適性が懸念されます。

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