天皇賞春情報

【②エタリオウ】
父ステイゴールド。母ホットチャチャ。母の父Cactus Ridge。
ステイゴールド産駒の特長は、古馬になってからの成長力と京都外回りコースの長い直線と下り坂からのロングスパート適性が高いことです。母ホットチャチャはＱエリザベス二世チャレンジＣの覇者で父Cactus Ridgeはストームキャット系。ステイゴールド産駒は天皇賞春の過去7年で4勝をあげています。その内3勝は母父ノーザンダンサー系でした。天皇賞春の血統的適性は高いことは確かです。

【⑨ミライヘノツバサ】
父ドリームジャーニー。母タムロブライト。母の父シルバーチャーム。
父ドリームジャーニーの父はステイゴールド。ステイゴールド産駒は天皇賞春の過去7年で4勝をあげています。7歳になってダイヤモンドステークス(東京競馬場芝3400m)優勝したように、古馬になってからの成長力は父の父ステイゴールドの血統的影響が強いことを示しています。母の父シルバーチャームはG1ケンタッキーダービー、G1プリークネスＳ、G1ドバイワールドＣを優勝した中距離に実績がある名馬です。

【⑩メロディーレーン】
父オルフェーヴル。母メーヴェ。母の父Motivator。
母メーヴェは丹頂ステークス(札幌競馬場芝2600m)を勝利したスタミナ牝馬です。母の父Motivatorは英国G1ダービー、G1レイシングポストトロフィの優勝馬で、凱旋門賞を連覇したTreveの父です。オルフェーヴル産駒で母がSadler's Wells系はラッキーライラックと同じ血統配合です。父オルフェーヴルのスタミナ、母系から欧州系の底力を受け継いでいる良血馬です。ステイゴールド系は過去10年で4勝小柄な牝馬ですが、天皇賞春への血統適性は高いと思われます。

【⑪メイショウテンゲン】
父ディープインパクト。母メイショウベルーガ。母の父フレンチデピュティ。
ディープインパクト×フレンチデピュティの配合はマカヒキやショウナンパンドラなどと同じ血統です。母メイショウベルーガは牝馬ながら京都大賞典(京都競馬場芝2400m)と日経新春杯(京都競馬場芝2400m)を勝ち、エリザベス女王杯(京都競馬場芝2200m)2着、阪神大賞典(阪神競馬場芝3000m)3着の実績があります。特に京都外回りコースに抜群の適性があり、芝3000mの長距離レースにも対応できた優秀な殖牝馬です。母系に無類のスタミナを伝えるSadler's Wellsがいるので、3200mの距離も苦にしないと思われます。

【⑭フィエールマン】
父ディープインパクト。母リュヌドール。母の父Green Tune。
ディープインパクト産駒は昨年の天皇賞春で、フィエールマンとグローリーヴェイズのワンツーフィニッシュを決めています。2013年にトーセンラーが2着に入っています。母の父Green Tuneはニジンスキー系で長距離適性を伝えている血統です。母父Green Tuneは仏G12000ギニーとイG1スパーン賞の優勝馬で、母の母の父Noir Et Orはディクタスと似た血統です。ディクタスはステイゴールドの母ゴールデンサッシュの父で、ヒシミラクル(2003年天皇賞春優勝)の父サッカーボーイの父で、スタミナを伝える血統です。

＜天皇賞（春）本命・対抗・穴馬＞
2020年5月3日の午後1時0分の受け付けまで配信は間に合います。
【◎本命馬】⇒【馬番と馬名】
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