中山記念穴馬情報
【シュネルマイスター】距離延長鍵
父Kingman。母セリエンホルデ。母の父SoldierHollow。
一昨年のNHKマイルカップ優勝馬。昨年の安田記念は、13番手の馬群の中を追走。直線は内に入って伸びましたが、ソングラインにクビ差交わされて惜しい2着でした。近3走は、マイルG1で9着・5着・9着と苦戦していますが、マイルG1で1勝・2着2回・3着1回の実績は中山記念出走メンバーの中でもトップクラスです。コーナーが4回ある内回りコースは、2021年の弥生賞ディープ記念2着以来です。距離延長、久々のコーナーが4回ある内回りコースに適応できるかが鍵になりそうです。
【スタニングローズ】内回り巧者
父キングカメハメハ。母ローザブランカ。母の父クロフネ。
昨年のオークスは5番手先行から、ゴールまでスピードを持続して2着。秋華賞は、先行馬を見る5番手から、緩めのペースを流れに乗って、直線で抜け出し1着。先行力を生かした走りで勝ち切りました。エリザベス女王杯は見せ場なく14着。フラワーカップ1着、紫苑ステークス1着、秋華賞1着と、ーナーが4回ある内回りコースで無類の強さを発揮できる内回り巧者です。
【ドーブネ】5億1,711万円で落札
父ディープインパクト。母プレミアステップス。母の父Footstepsinthesand。
(2021年千葉サラブレッドセールにて5億1,711万円で落札された期待の馬です。昨年武田尾特別は、好発から先手をとっていき、直線で外に出されて先頭をキープ、後続とのリードを保ってそのまま逃げ切り勝ちました。前走の逆瀬川Sは、出遅れましたが、大きなロスではなく、二の脚でインコースの好位へつけ立ち回り、直線で馬郡を割って抜け出し後続に並ばせることなく1着。前走の白富士Sは、最内枠から積極策で先手をとりペースを落として逃げ、直線でも先頭で粘り、サリエラが外から伸びてきて抜け出されましたが、何とか踏ん張って2着。芝1800mは2勝しており、距離適性の懸念はありませんが、コーナーが4回ある内回りコースは、スプリングSで6着の経験があるだけです。内回りコースに若干の懸念が残ります。
【リューベック】一瞬の瞬発力
父ハービンジャー。母ライツェント。母の父スペシャルウィーク。
但馬Sは、先行馬のあとの内ラチで4番手を追走、直線入り口で馬郡を割って抜け出し、後続からゼッフィーロが迫ってきましたが、抜かせずに1着。一瞬の瞬発力が目立っていました。内回り、小回りコースで2勝・2着1回。距離短縮での参戦もプラス材料です。先行力、短い直線で一瞬の瞬発力が使えるので、中山記念で好走する可能性は十分にあると思われます。
【ショウナンマグマ】得意コース
父ザファクター。母レッドメアラス。母の父ステイゴールド。
前走の東京新聞杯は最下位16着に敗れていますが、前々走中山記念と同じ舞台であったディセンバーSを、2番手で先行、4コーナーで並んでいき、直線で抜け出すと後続を突き放しリードを保って押し切り勝ちました。東京コースでは大敗していますが、内回り、小回りの芝1800mでは2勝・2着1回です。得意コースに替わるので、巻き返しての激走の可能性も十分にあると思われます。
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