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桜花賞2020穴馬

【ミヤマザクラ】
父ディープインパクト。母ミスパスカリ。母の父Mr. Greeley。
デビュー5戦目でG1に挑戦。レース間隔を十分にあけて、成長を促しつつ桜花賞を目標に仕上げられ状態は万全。前走クイーンカップ(東京競馬場芝1600m)は、逃げ馬から8馬身後ろを2番手で追走、残り1Fで逃げたインザムービーを交わし、後続をクビ差で退けて優勝、初めてのマイルをあっさりクリアしました。京都2歳S(京都競馬場芝2000m)は3番手追走から徐々に順位を上げていき、直線では一旦先頭に立つも皐月賞有力馬のマイラプソディに交わされましたが、3着馬のロールオブサンダーには3馬身の差をつけて2着。牡馬相手に芝2000mで勝ち負けの実力があれば、牝馬同士のG1なら能力はトップクラスです。牡馬対手の好走実績は注意が必要です。
【クラヴァシュドール】
父ハーツクライ。母パスオブドリームズ。母の父Giant's Causeway。
桜花賞前哨戦のチューリップ賞は、勝ち馬マルターズディオサとタイム差無しのハナ差2着。33秒8の脚を使いましたが届きませんでした。新馬戦は、33秒1の強烈な末脚で差して快勝。2戦目のサウジアラビアRC(東京競馬場芝1600m)では、後に朝日杯FSを制覇したサリオスの2着。レコード決着を牡馬相手に2着した実力は高く評価できます。4戦中3戦が阪神マイル、経験をいかした走りが期待できそうです。チューリップ賞と桜花賞をどちらも勝利したのは、過去10年で1回。阪神JFと桜花賞をいずれも制した馬も過去10年1回だけです。この桜花賞データからクラヴァシュドールにも十分にチャンスがあることがわかります。
【エーポス】
父ジャスタウェイ。母ストライクルート。母の父Smart Strike。
桜花賞トライアルのフィリーズレビュー(阪神芝1400m)は、出遅れて後方10番手を追走、時計のかかる馬場で前残りの展開を後方から35秒1の脚で差し、圧倒的な強さで優勝しました。フィリーズレビューは稍重馬場だったので桜花賞で馬場が重くなれば大穴1発があっても驚けません。重馬場なら穴で一考。
【マジックキャッスル】
父ディープインパクト。母ソーマジック。母の父シンボリクリスエス。
デビューから4戦1勝・2着3回ですが、レースぶりから評価は落とせません。サフラン賞はチューリップ賞(阪神競馬場芝1600m)優勝馬マルターズディオサとタイム差なしの2着。ファンタジーS(京都競馬場芝1400m)は、阪神JF(阪神競馬場芝1600m)優勝馬レシステンシア相手に2着まで追い込みました。クイーンカップ(東京競馬場芝1600m)は状態が良い内を走る馬が有利な馬場で、唯一1頭外から猛烈な末脚で追い込み2着。後方から追い込む瞬発力は一級品です。極端なハイペースになればマジックキャッスルが猛烈な瞬発力でまとめて差し切る可能性も十分あると思われます。
【インターミッション】
父ディープインパクト。母レイカーラ。母の父キングカメハメハ。
前走のアネモネステークス(中山競馬場芝1600m)は、2戦目の先行策から一転、中団の後ろ目で折り合って追走。直線は外から伸びたビッククインバイオを交わして勝利。小柄な牝馬らしい瞬発力を発揮しました。400キロの小柄でデビューから16キロ馬体が減っています。栗東トレセンに滞在、当日の輸送時間を短くして、これ以上の馬体重減少を止める狙いがあります。

桜花賞
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