フェブラリーステークス2020-3

フェブラリーステークスのコース解説(東京競馬場ダート1600m左回りコース)

東京競馬場ダート1600m左回りコースは、直線の長さが501.6m、バックストレッチとホームストレッチに2つの坂があるのは芝コースと同じです。直線の上り坂の高低差は2.4mで芝コースより急な上り坂になっています。東京競馬場ダート1600m左回りコースは、非常にタフでハードなコース形状になっています。芝部分からの発走というのが、フェブラリーステークス(東京競馬場ダート1600m左回りコース)の大きな特徴です。向正面のダートに合流するまでの距離は約150mです。スムーズに流れにのれる芝適性能力が必要になります。芝部分で各馬が一斉に加速してダートに進入するので、出遅れると非常に厳しくなります。良いスタートが出来ることが勝つための必要十分条件になります。最初の3コーナーまでの距離は600m以上ありゴール前の直線距離501.6mよりも長くテンから速くなりやすく、前半600mの方が後半の600mよりも速くなる非常に厳しいレース展開になる傾向があります。速い流れを追走しつつ501.6mの長い直線での激しい追い比べに対応できる瞬発力も要求されます。入れ込まず好位できっちり折り合い、直線まで脚を温存できるかが大きなポイントになります。スタートから約150mが芝コースで、外枠の方が芝を走る距離が長くなり東京競馬場ダート1600mは外枠の方が有利になります。逃げ切るのは難しく、先行馬の成績が優秀で好位から抜け出せるスピードの持続力のある競走馬の好走率が高くなっています。当日の馬場が、軽い馬場か重い馬場かでレース展開が大きく変わるので馬場状態のチェックは重要です。

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