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マイルチャンピオンシップ穴馬情報

【ヴァンドギャルド】
父ディープインパクト。母スキア。母の父Motivator。
2019年、3歳以上1勝クラス(阪神芝1600m)、三年坂特別(京都芝1600m)、ウェルカムステークス(東京芝1800m)を一気の3連勝でオープン入りした実力馬です。3走前のマイラーズカップ(京都芝1600m)は、出遅れの影響が大きく3着に敗れましたが、直線で見せたメンバー中最速上がり32秒7の末脚は際立っていました。前走の富士S(G2・東京芝1600m)は、4か月半ぶりの休み明けでしたが仕上がっていました。道中は中団の8番手を追走、4コーナーで外を回って上がっていき、直線でも外から伸びてメンバー中最速上がり34秒6の末脚を発揮して抜け出し優勝しました。全5勝を1600m、1800mで挙げていることから,マイル適性は十分に高いようです。阪神コースはこれまで4戦して3回33秒台の末脚を使っていることから、マイルチャンピオンシップが開催される阪神コースへの適性は高いことが推測されます。
【ラウダシオン】
父リアルインパクト。母アンティフォナ。母の父Songandaprayer。
NHKマイルC(G1・東京芝1600m)では、逃げたレシステンシアをマークして2番手を追走、直線では抜群の反応で並んでいき交わして先頭へ、1馬身半差をつけて優勝しました。距離適性が懸念され9番人気でしたが、距離延長に対応してマイル適性が高いことを示しました。また高速馬場で快勝していることから、今の阪神の高速馬場はラウダシオンにとって大きなプラスになりそうです。前走の富士S(G2・東京芝1600m)は、NHKマイルカップ以来約5ヵ月の休養明けで馬体重が16キロ増えていましたが太目感はなく成長分でした。筋肉がついてよりマイラーらしい体形になってきていました。レースは3番手を先行して直線で抜け出すかと思われましたが、外から伸びてきたヴァンドギャルドに交わされ惜しい2着でした。しかし、休み明けの3歳馬として古馬との対決で勝ち負けできたことは、マイルチャンピオンシップに向けて大きな収穫でした。
【サウンドキアラ】
父ディープインパクト。母サウンドバリアー。母の父アグネスデジタル。
京都金杯(京都競馬場芝1600m)、京都牝馬S(京都競馬場芝1400m)、阪神牝馬S(阪神競馬場芝1600m)の重賞を3連勝している実力馬です。2走前のヴィクトリアマイル(G1・東京芝1600m)は、大外枠から、アーモンドアイの前の3番手を先行、直線は33秒8の末脚で伸びてはいるものの、次元の違うアーモンドアイの瞬発力に交わされましたが、ノームコアには抜かせない勝負根性を見せて2着に入線しました。スワンS(G2・阪神芝1400m)は、1番人気に支持されましたが、約5が月ぶりの休み明けで反応が鈍く、外から伸びてきた後続の馬に交わされて10着に敗れています。高速決着のヴィクトリアマイルを2着した実績から、高速馬場の阪神競馬場で大きな変わり身を見せてくる可能性は十分にあると思われます。
【ペルシアンナイト】
父ハービンジャー。母オリエントチャーム。母の父サンデーサイレンス。
ペルシアンナイトは、マイルチャンピオンシップで2017年1着、2018年2着、2019年3着と高速決着のマイルG1を得意にしていることから、高速馬場の阪神コースに替わっても問題はなさそうです。2018年大阪杯(G1・阪神芝2000m)で2着していることからゴール前の急坂への対応力に懸念はありません。2走前の札幌記念(G2・札幌芝2000m)は9番手追走から上がり3Fでメンバー中最速上がり34秒5の末脚を使って2着。前走の富士S(G2・東京芝1600m)は4着でしたが35秒2の末脚を発揮しています。マイルチャンピオンシップは開幕3週目の阪神競馬場で開催され、先週までレコード続出の高速馬場、良馬場開催ならおそらく1分32秒を切る高速決着になることが推測され、ペルシアンナイトが最も得意にしている展開になり、マイルチャンピオンシップ4年連続で馬券に絡む可能性は十分にあります。
【カツジ】
父ディープインパクト。母メリッサ。母の父ホワイトマズル。
スワンS(G2・京都芝1400m)は、逃げたロケットを見ながら2番手を追走していましたが、早めに仕掛けて先頭に立っていき、4コーナーでは馬場の良い外を回る余裕があり、直線でひと伸びして、猛追してきたステルヴィオ、アドマイヤマーズのG1馬を振り切って優勝しました。先行して押し切る強い競馬での勝利は、決してフロックではなく、馬が本格化してきたことを十分に示しています。上昇度は出走馬中でトップクラス、マイルチャンピオンシップで一発激走があっても驚けません。
https://bit.ly/2HewR3S

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