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京都大賞典本命馬まとめ情報

【キセキ】
父ルーラーシップ。母ブリッツフィナーレ。母の父ディープインパクト。
2017年の菊花賞優勝馬です。その後に勝利はありませんが、前走の宝塚記念など、G1で4回2着の実績があります。スタートから3コーナーまで約10mの坂を上がっていく凱旋門賞のダメージは想像を超えて大きく、フランス遠征帰国後にスランプになりました。前走の宝塚記念は、スタートで遅れて前半は後方待機。3コーナー手前から早めに上がっていき2着を確保。勝ち馬クロノジェネシスとの差は6馬身ありましたが、3着馬には5馬身差をつけていました。高速馬場のハイペースでも、時計のかかる馬場でも馬場に関係なく能力を発揮できる潜在能力が非常に高い馬です。今回の京都大賞典は浜中俊騎手が騎乗予定です。3年ぶり重賞2勝目を挙げることができるか注目されます。
【グローリーヴェイズ】
父ディープインパクト。母メジロツボネ。母の父スウェプトオーヴァーボード。
2走前のG1香港ヴァーズを勝ち海外G1制覇しました。前走の宝塚記念は、前夜からの雨の影響が残って、時計の掛かる馬場で出遅れてしまい実力が出せず17着。馬場が合わなかったことが敗因と明確なことから、宝塚記念大敗の結果は度外視してもよさそうです。京都コースの実績は、2019年の天皇賞(春)をクビ差2着、日経新春杯(京都芝2400m)優勝があります。京都外回りコースへの適性は高く、宝塚記念の阪神内回りコースからコース替りで、大きな変わり身をみせてくる可能性は高いと思われます。鞍上川田将雅騎手、今年は人気馬で結果を残せていないことが懸念されます。
【キングオブコージ】
父ロードカナロア。母ファイノメナ。母の父Galileo。
今年に入って、4歳以上1勝クラス、潮来特別(2勝クラス)、湾岸S(3勝クラス)、目黒記念(G2)を4連勝している上がり馬です。先行しても、後方待機からでも、直線での末脚を発揮できる総合能力が非常に高い馬です。父は短距離馬のロードカナロアですが、サドラーズウェルズのクロスがあり、スタミナが底上げされ長距離適性が高められています。母の父がGalileoで成長力があり、4歳になっての4連勝はGalileoの豊富な成長力の影響をうけていることからきていると思われます。ただ今回の京都大賞典の斤量は57キロ、前走目黒記念54キロから3キロ増は、京都大賞典は長距離レースなので懸念されます。
【ステイフーリッシュ】
父ステイゴールド。母カウアイレーン。母の父キングカメハメハ。
ステイフーリッシュは重賞で1勝・2着4回・3着7回の好走実績があります。京都外回り重賞では1勝・2着1回・3着1回です。京都大賞典が開催される京都外回りコースは抜群の相性があります。2018年の京都新聞杯優勝後に勝ちはありませんが、重賞を好走した実績が豊富なことから、ここ京都大賞典で3着を外すことは考えにくいようです。決め手に欠けるとこがあり、詰め切れず2着・3着が多くなっています。ステイゴールド×キングカメハメハの血統配合は、マイルCSと安田記念を制覇したインディチャンプと同じで血統背景は優秀です。
【パフォーマプロミス】
父ステイゴールド。母アイルビーバウンド。母の父タニノギムレット。
日経新春杯(G2)、アルゼンチン共和国杯(G2)、鳴尾記念(G3)の重賞を3勝している実力馬です。2走前のG1天皇賞(春)では3着に好走、前走 鳴尾記念を快勝して実力が本物であることを示しました。機動力と瞬発力の両方に優れていて、突出した点はありませんが、弱点が少ないことがパフォーマプロミスの長所と言えます。内回り、外回り、中距離、長距離と幅広いレースに順応できる能力があります。3連単の相手としては外せないのがパフォーマプロミスです。

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