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神戸新聞杯コース解説(中京芝2200m)

神戸新聞杯コース解説(中京芝2200m)
2006年の阪神競馬場の馬場改修により阪神外回りコースが新設され、神戸新聞杯は2007年から阪神芝外回りコースの2400mで開催されていました。昨年に引き続き神戸新聞杯は、京都競馬場工事により中京競馬場芝2200mで開催されます。3コーナーから4コーナーの内柵沿いに軽微な傷みがありますが、その他の箇所は良好な状態です。中京競馬場芝Aコースの1周距離は1,705.9m、幅員は28~30m、直線距離は412.5m、高低差は3.5mです。中京競馬場芝コースの1周距離は阪神競馬場や中山競馬場の内回りコースよりも長く、直線の長さは京都の外回りよりも長いコース形態です。ローカル競馬は小回りコースのイメージが強いですが、中京競馬場はイメージ以上にサイズが大きい競馬場です。4コーナーにあるポケットからのスタート。正面スタンド前直線を走り、1コーナーまでの距離は約500mです。スタート後約200mで約2.0mの上り坂、その後1から2コーナーのカーブは緩い上り坂で、向こう正面中間の残り1080m地点まで1mの緩い上り坂が続きます。その後は緩やかな下り坂に入り3から4コーナーはスパイラルカーブで下り坂です。スパイラルカーブとは、コーナーの入り口は緩やかで、コーナーの出口がきつい特殊な形をしたカーブです。入り口は緩やかで、スピードを落とさずに進入でき、コーナーの出口は小回りで、スピードにのって進入してきた馬は外へふくらみ、直線はばらけるのでインからの強襲も可能になります。直線はゴール手前の340m地点から240m地点にかけて高低差2.0m、勾配率2.0%の急坂が待ち受けスタートからゴールまで、神戸新聞杯では、この急坂を2回超えることになるため、スタミナと持久力が要求されるタフなコースです。先週土曜日は芝5レース中4レースで先行馬が勝利、日曜日は6レース中3レースで差し馬が勝利、月曜日5レース中4レースで差し馬が勝利。開催が進むにつれて外差しが決まりやすい傾向がでています。内の芝が少し荒れてきています。神戸新聞杯では大外一気でも決まる馬場で開催されると思われます。内回り、小回りコースで脚を余して苦戦していた、瞬発力のある馬が神戸新聞杯で狙い目です。

3連単6点勝負より引用
https://talmudic.net/kobe-newspaper-cup-2022-forecast/

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