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京都大賞典過去10年傾向とデータ分析

京都大賞典過去10年傾向とデータ分析

京都大賞典概要
京都大賞典は天皇賞(秋)、ジャパンカップのステップレースとして、有力馬で決着するレースでした。最近の10年は1番人気だった6頭が連対を外して、2桁人気の穴馬が2回勝利しています。これは有力馬が天皇賞(秋)、ジャパンカップへ直行するケースが増えてきたことによります。
下り坂で勢いをつけての瞬発力勝負
京都大賞典過去10年で上がり3Fタイムが1・2位の馬が8勝、残り800m地点からの下り坂で勢いをつけての瞬発力勝負になります。ロングスパートして、なおかつ直線で速い脚をつかえるかが勝ち負けの重要なポイントになります。
4歳5歳馬が中心
京都大賞典過去10年、4歳馬が3勝、5歳馬が5勝、6歳以上馬が2勝で4歳5歳馬が中心になります。瞬発力とスタミナの両方が求められるレースなので高齢馬には厳しくなっているようです。
宝塚記念大敗組に注目
京都大賞典過去10年の3着以内の馬30頭中18頭は前走がG1からの参戦でした。特に前走がG1宝塚記念だった馬22頭は5勝・2着1回・3着5回で50%の複勝率でした。宝塚記念で大敗してからの休み明けで参戦してくる人気薄の穴馬には注意が必要です。穴を狙うなら宝塚記念の大敗組がお薦めです。
京都競馬場での優勝実績が重要
京都大賞典過去5年の優勝馬の内4頭、ラブリーデイ(京都記念)、キタサンブラック(天皇賞(春))、サトノダイヤモンド(菊花賞)、レッドノータス(京都2歳S)は京都2000m以上の重賞で優勝した実績がありました。ちなみに2017年の京都大賞典優勝馬スマートレイアーは秋華賞で2着の実績がありました。京都大賞典は京都外回りコースで勝ち負けした実績は重視した方が良さそうです。


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