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ヴィクトリアマイル穴馬情報

ヴィクトリアマイル穴馬情報

【レシステンシア】体形短距離向き
父ダイワメジャー。母マラコスタムブラダ。母の父Lizardisland。
2歳新馬(阪神芝1400m)、ファンタジーS(G3・京都芝1400m)、阪神ジュベナイルF(G1・阪神芝1600m)をデビュー3連勝でG1を制覇した2歳牝馬チャンピョン。桜花賞(G1・阪神芝1600m)2着、NHKマイルC(G1・東京芝1600m)2着とG1で好走。マイルチャンピオンS(G1)は24キロ馬体重が増加して大きく成長、太目感はありませんでしたが、胴が詰まった短距離向きの体形になり、その結果距離が長すぎたため8着に敗退しました。阪急杯(G3・阪神芝1400m)は、好発から先手をとってスムーズに逃げ、直線に入っても先頭で、後続に並ばせず差を2馬身差に広げて勝利、2歳時以来の芝1400mで本来のスピードを取り戻しました。昨年の高松宮記念(G1・中京芝1200m)は、外枠16番からのスタートだったので無理せず中団の前目の6番手を追走、直線では大外から上がっていきダノンスマッシュとクビ差の2着に惜敗しました。ヴィクトリアマイル(G1・東京芝1600m)は6着。セントウルS(G2・中京芝1200m)1着、スプリンターズS(G1・中山芝1200m)2着、香港スプリント(G1・シャティン芝1200m)2着とスプリント重賞で好走しました。高松宮記念は馬体重が18キロ増え太目残り直線で失速して6着。マイル重賞ではNHKマイルC(2着)桜花賞(2着)の実績はありますが、古馬になって胴が詰まってきて体形が変わってきたことで芝1600mの距離は長すぎると思われます。

【アカイイト】距離短縮で変わり身
父キズナ。母ウアジェト。母の父シンボリクリスエス。
昨年のエリザベス女王杯は初騎乗の幸英明騎手が10番人気の低評価を覆して、後方13番手から捲り35秒7のメンバー中最速上がりの末脚で抜け出し、G1初挑戦・初制覇を達成しました。有馬記念(G1)は強豪馬相手に、7着に粘り込み実力を示しました。金鯱賞3着、大阪杯は10着と案外でした。芝1600mは初めての距離、前走大阪杯で見せたズブさから距離短縮で変わってくる可能性もあります。21戦中13戦でメンバー中最速上がりの末脚を使った実績から、東京の長い直線は合うし、スタミナ消耗戦も合いそうです。

【アンドヴァラナウト】2000mで2勝のスタミナ
父キングカメハメハ。母グルヴェイグ。母の父ディープインパクト。
昨年の出雲崎特別(1勝クラス・新潟芝2000m)は、3番手の好位につけ、流れに乗って進み直線で伸びて抜け出すと、1馬身半差をつけて快勝。ローズS(G2・中京芝2000m)は、中団の前目の6番手を追走。直線は外から上がっていき33秒8のメンバー中最速上がりの末脚で前の馬を一気に交わして優勝。秋華賞(G1・阪神芝2000m)は、先行集団の内目で追走、直線でも内から伸びましたが、外から交わされて3着。前走阪神牝馬S(G2・阪神芝1600m)は、好位追走から勝負所で上がっていき2着に入線、距離短縮で変わり身を示しました。東京芝1600mは2000mで勝ち負けできるスタミナが求められるタフなコース、2000mで2勝を挙げていることからヴィクトリアマイルでも好勝負になることが推測されます。

【テルツェット】瞬発力はG1級
父ディープインパクト。母ラッドルチェンド。母の父DanehillDancer。
テルツェットは、半兄がリアルスティール、半姉がラヴズオンリーユーとうい良血馬です。昨年村上特別(新潟芝1600m)、国立特別(東京芝1600m)、節分S(東京芝1600m)、ダービー卿チャレンジ(中山芝1600m)を4連勝した屈指のマイラー。3走前のクイーンS(G3)は雨の影響で時計の掛かる馬場、後方11番手の後方で控え、勝負所で馬群を割って上がっていき、直線は外に出されつつ、35秒2のメンバー中最速上がりの末脚で差し切って優勝。エリザベス女王杯(G1)11着は距離が長すぎたことが敗因と明確です。中山牝馬S(G3)はスタートでロスがあり後方を追走から後半追い上げて34秒0のメンバー中最速上がりの末脚を使いましたが5着。昨年のヴィクトリアマイルはスタートで遅れて14着でした。気性面から1600mがベストの距離、420キロの小柄な馬体から繰り出す瞬発力はG1級でスタートさえスムーズなら直線でまとめて差しきっても驚けません。

【デゼル】上積み効果
父ディープインパクト。母アヴニールセルタン。母の父Le Havre。
昨年はヴィクトリアマイル(8着)、エリザベス女王杯(16着)、愛知杯(8着)と苦戦が続いていましたが、今年初戦の愛知杯(G3・中京芝2000m)は4コーナー9番手から34秒2の末脚で3着まで差を詰めました。前走の阪神牝馬S(G2・阪神芝1600m)は、直線外目から上がっていき33秒7の末脚を使い3着。3か月ぶりの休み明けだった阪神牝馬Sを使われた上積み効果がヴィクトリアマイルで期待できそうです。
https://talmudic.net/victoriamile2022forecast/#keni-toc11

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