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プロになるってなんだろうか?

マンゼミ(漫画塾)を卒業して1年経ちました。20人弱の人が入って、その後連載を決めた人、賞を取った人、その一方で描かなくなった人。

どの業界でも、学校に行ったとしても、プロになる人はほんの一部、続けられる人は少ないです。
東京デザイナー学院のアニメーション科卒業した時は在学生同級生約150人、その中で会社の試験に受かって、アニメーターになれた人は10人程…
体感では10分の1ほど。
それ以下かもしれません…

どの業界に行っても作り続ける人、逆に作るのをやめてしまう人にはっきり分かれます。
プロになるのが全てでは無いですが、やはりプロになるにはそれ相応の覚悟が必要ですね。
「自分を信じきれるか、仕事を愛し続けられるか。」
私の周りでプロを続けてる人は「覚悟と誇り」をもって仕事し、どんな状況でも作り続けています。

口では幾らでもビッグな事は言えますが、実際に行動をして結果を出せる人はとても少ない。

だからこそ同期や仕事仲間は尊い。
目指す先を一緒に歩める。道はそれぞれ違うとしても。
もし目標があるなら気の合う同僚や同期は、大切に連絡を取り続けてほしいなと思うのです。

一方的な連絡は片想いの様にそのうち途絶えます。
お互いに連絡を取り合ってほしいなとお節介ながら願います。

この状態、明日その人が生きてる保証はありませんから…

大人になると学生の時の様な関係性を持つのは難しい。でも逆に自分がプロになり、会社やコミュニティーに入ると意識の高い人と一緒に仕事ができる喜びもあります。

でも、会社での権力争いや派閥などが嫌になったのがきっかけで私はフリーランスの道を選びました。
とても自由で元々色んな業界のご縁も多く、やりたい仕事、いろんな仕事をやらせて頂いてます。

でも時よりこのままでいいのか?と考え、2年前からプロコミュニティーを作ることにしました。
マンガ、アニメ、ゲーム業界で働くプロクリエイターが集まる「アートクリエイター会」です。
持ちつ持たれつ、お互いが与え合う。漫画の技術教えるからアニメ教えてね!ってしたり、
企画出ししたり、お互いwin-winになる様な理想的なコミュニティーになったらいいなと。
漫画家、アニメーターはもちろん、外国のクリエイターや弁護士さん、プロデューサーもメンバーにいます。

年1、2程度で完全紹介制の多業種プロ会ってところでしょうか。毎回20人弱居ますので、あと増やせても10人位ですかね。

条件を満たしていて、興味がある方はTwitter募集の際にアクション起こしてみてください^^
※全く知らない方が来られてもお互い気まづいので、
①仕事関係で一緒になった方か、面識のある方②心と体共に健康な善人の方
③人として最低限の礼節を持ち合わせている現役プロの方が条件です。

直接お会いしたいという方はコミティア出店時に顔を出してみてください〜!

他のコミュニティーにも多数所属しているのですが、これからはコミュニティーの時代、集落の時代なのだと落合陽一さんや箕輪編集者さんも言ってたので、少し時代の流れに乗ってみようかなと思っています。

コロナ大変ですが、このブログで少しでも気が紛れ、どんな未来を作ろうか考えて頂けたら嬉しいです。
機会があれば漫画も読んでくださいね。
ではまたー

第13回集英社マンガMee新人賞受賞作品「Animation」より

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