赤い公園と私① 爆裂赤いマスミさん編

赤い公園・つのさんと自分について、自分の中のものを吐き出してスッキリしようと思い「赤い公園・津野米咲さんと僕」を書き上げたものの、当初うっすらと予想していた通り賛否両論で、伝えたいことも伝わってないような気がして、やっぱりスッキリとはしなかった。まあ別にスッキリしなくてもいいし、好きなバンドが無くなるんだからスッキリなんてするはずもないんだけど。でも、自分にできることと言えば書くことと話すこととデータをまとめることくらいで、他に何もできない。無力な自分が嫌だった。

……と思ったけど、いや待てよ。誰かと話して書くことは立派なインタビューになるんじゃないか?自分とは違った考え方のファンにインタビューをして、自分とは違う角度から、その人には赤い公園がどう映っていたのか知ることくらいはできるんじゃないか?

そう思って今度は、人に赤い公園について話を聞きに行くことにした。最初に話を聞いたのは、自分がファンになり始めの頃、一番活発にメンバーとやり取りをしていたように見えた北海道在住の爆裂赤いマスミさん(以下マスミ)だ。この人がいなかったら、たぶん自分もメンバーにあそこまで積極的に絡みに行っていなかったかもしれない。ねえねえ、ますみんよ。赤い公園のこと今はどう思ってる?



――モヤモヤしてたからnoteを書き上げてスッキリしようと思ったのに、書き上げてもモヤっちゃって(笑)。じゃあ、ますみんはどんなこと考えてたのかなーと思って。赤い公園と出会った時のこと覚えてる?
マスミ「当時tricotのことが好きで、tricotのレコーディングに赤い公園が遊びに来たんだっけな?それでそういうバンドがいるんだなーと思って。あとtricotで検索したら『赤い公園も好き』みたいな人が多くて。黒盤の発売前だよ。で、それで聴いたこともないけど、たぶん好きだなと思ってCDショップに行って黒盤を予約して」
――聴く前に予約したんだ。
マスミ「そう、ジャケット見て、きっと好きだなと思った」
――俺、黒盤のリリース後にファンになるんだけど、でもその頃には結構メンバーとTwitterで喋ってたよね。
マスミ「そうかなあ。同じか、ちょっと早いくらいだと思うけど」
――俺の中では、この人がファンの中で一番メンバーと仲良い人だって認識だった。
マスミ「ネットだと饒舌だからね(笑)」
――なんであんなに仲良かったの?
マスミ「同い年だからかな、年下の3人とは。米咲が1個上」
――メンバーと直接会ったのはいつが最初?
マスミ「初めて北海道に来てくれた『インパクト(FM NORTH WAVE & WESS presents IMPACT!II)』ってイベントだね。その頃の赤い公園は暴れ回ってたね、まだトゲトゲしてて。あとちーちゃんが投げた水でひかりちゃんと米咲がズッコケたんだよね(笑)。最前で観てて、うわ、すげーバンドだな~と思って。」
――2012年5月12日か。白盤リリース直後だね。
マスミ「そこで初めてメンバーに会ったんだ。終わった後にサインしてもらって似顔絵も描いてもらって、写真も撮ってもらっていっぱい喋った。当時のTwitterのアイコンがtricotのイッキュウさんに描いてもらったアイコンだったから、米咲に『顔全然違うじゃん!』って言われたのも覚えてる」

ーーだから似顔絵に『いっきゅうにまけねー』って書いてあるのか(笑)。
マスミ「その後、代官山の『ランドリーで漂白を』のリリパ(2012年7月21日)で観て、その終わった後に出待ちして、声かけて。その時にすでにお互い仲良い感じだったよ」
――ほら、めっちゃ仲良くなってんじゃん(笑)。
マスミ「その時、ちーちゃんが使ってたタオルくれてさ。『あげるもん無くてごめんね!』とか言って(笑)。首からソフトバンクの黄色いタオル下げててさ、それもらった。今でもあるよ(笑)。ひかりちゃんもさ『私も何かあげたい』とか言ってカバンの中ガサガサして、Fit'sってガムあるじゃん。何個か食べた後のFit'sくれた(笑)」

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――(笑)。出待ちしてた人、そんなにいなかったの?いたらみんなに何かあげなきゃじゃん。
マスミ「あんまりいなかったよ。本当通りすがりって感じだったし、サインとか写真とかはしてなかったし。あそこも本当は出待ちしちゃいけないじゃん(笑)。だからささっと声かけただけで」
――つのさんのTwitterをリプライ含めて全部見返してて、そしたらますみんへのリプライは相当早くに出てきてたよ。
マスミ「そうなの?北海道では私が初のファンかな(笑)」
――そのリリパの時、すでに友達たくさんいた?
マスミ「そうだね。いろんな人に会って初めましてしたし、会場にはいたけど喋ってなくて、後に仲良くなる人もいた。LINEとかないからメアド交換してたな」
――恥ずかしがり屋の子なのにね。
マスミ「周りに友達がいなくて、もっと情報を知りたかったから仲良くなったんだろうね」
――当時、黒盤と白盤しかないのに、北海道から東京に観に行こうとするのすごいね。
マスミ「初めての遠征がそれだからね。たしか19歳で、飛行機代のためにバイト掛け持ちしたんだよ。黒盤聴いて、これはライブを観なきゃ分かんないやつだって思ったんだよね。」
――俺、当時の赤い公園が北海道にいても観に行こうとは思わないもんな。何がそんなに衝撃だったの?
マスミ「たぶん、黒盤の『塊』が私の中で衝撃だった。あと、後々『木』になるインタールードの曲あるじゃん、あれも意味不明だった。でもインタールードを除いて5曲しかないから、ずっと聴いてたらハマっちゃったんだよね。抜けられなくなっちゃった」
――俺もそうだったから分かる。けどそれで北海道から東京来るのはすごいよ。
マスミ「ライブ観なきゃ分かんないなって思ったんだよね。あと同い年っていうのも大きかった。同い年の人でこんなすごい人たちがいるんだなって」


――赤い公園を観てきて、神がかってた瞬間とか覚えてない?
マスミ「さっき言った初めて北海道に来てくれた時の、まだ『。』が付いてた頃の『娘。』だね。そんな曲知らなかったし、調べてもどこにもなかったから。初めて観たっていうのもあるし、そのちーちゃんの暴れっぷりもヤバかったし、衝撃度では一番だね。あの時は『塊』もやってたし『ランドリー』もやったな。セトリはnakaさんって人のブログに書いてあるはず。後は米咲の復活ライブ(大復活祭「今更帰って来た!!赤い公園!!~タブーを犯したオンナたち~」/2013年5月5日)もさ、確かレッパーの隣で観て号泣したよね」
――え、隣だったっけ?
マスミ「そうだよ(笑)。あの時『カウンター』を初めてやって」
――え、マジ?覚えてない。
マスミ「『新曲やります』って言って『カウンター』をやって、やばい曲できたなと思ったよ。楽しいし、米咲も戻ってきたし、感情がどうしようもなくなって号泣したのを覚えてる(笑)」
――渋谷クワトロかー、こないだ情熱公園観たけど中身はあんまり覚えてないんだよな。
マスミ「ウチらZIP!に映ったやつだよ、中込さんがゲストに出てて」
――ああーそうだそうだ。その時『カウンター』初めてやってた?
マスミ「やったよ。みんなが笑顔でグシャグシャになってて、ステージも楽しそうだったし、『本当に米咲戻ってきてくれて良かったな』っていう嬉しさと、新しい曲がこんなに弾けてる曲なんだっていうので泣いたんだと思うよ」
――いい話だ。
マスミ「あの日、空港からずっと泣きっぱなし(笑)。登場の時に米咲が『みんな、ただいま!』って言ってさ。ずっと覚えてるよ」
――踊って出てきたんだっけね。ペニーレインで観た『娘。』と、渋谷クワトロで観た『カウンター』ね。
マスミ「『熱唱祭り』だって良かったし、他にもいいライブはいっぱいあったんだけどね」
――あの時はお互いどんな顔していいのか分からなくて、ますみんはモジモジしてたよ。
マスミ「なんか寂しさもあったしね。全てが懐かしいね」


――じゃあさ、曲で好きなのは?
マスミ「難しいなー。でも『よなよな』かな」
――え、意外!さっきの流れで『塊』とか『娘』じゃないんだ。
マスミ「うん。白盤のリリパでやったのが楽しくてさ」
――ちーちゃんが看板持ってたやつ?
マスミ「そうそう、プラカードみたいなの持って『ちょっとでも』ってみんなで歌うやつ。あいつその時タオル落してるからね。それがそのソフトバンクのタオル(笑)。赤い公園が黒盤出して、白盤出して、どっちも全然違ったじゃん。で、一番明るいってわけじゃないけど雰囲気が違くて。ちーちゃんの歌い出しも、ちょっとぶりっ子じゃないけどさ、いつもと違くて好きなんだよね」
――その後のアルバム4枚は?黒と白の衝撃は超えなかった?
マスミ「いや、衝撃を超えてないわけじゃない。『公園デビュー』も『カウンター』が入ってるから好きだし、『猛烈リトミック』も好きだし、やっぱり『NOW ON AIR』がね。好きっていうか特別だよね。ミッツも言ってたじゃん、『あの曲で売れなかったら赤い公園は売れない』って」
――言ってたな~。
マスミ「その気持ちもすごい分かるんだよね。それまではコアなファンが多かったじゃん。でもナウオンでいっきにいろんな人が『赤い公園好き』って言うようになってさ。だから節目の曲としてはナウオンも好き。今聴いても、『熱唱祭り』の最後の思い出補正もあって泣くんだよね。だからあんまり聴いてない(笑)」
――ダークな曲が好きってわけじゃないんだね。
マスミ「うん。『純情ランドセル』も好き。『純情ランドセル』の時は北海道に、札幌と旭川に来てくれて、どっちにも行ってさ」
――同じ北海道でも札幌と旭川じゃかなり遠いじゃん。
マスミ「車で2~3時間。電車でも2時間くらいかな。で、札幌でバックヤードに招待されるやつに当たってさ。一緒に写真撮ってもらって、『本当にありがとうね、また来るね』みたいな感じでさよならの雰囲気だったんだけど、最後に『旭川も頑張ってね、行くから!』って言ったら、米咲に『来んのかい!』って言われた(笑)」
――(笑)。あの人はそういう人だったね。『消えない - EP』と『THE PARK』は?
マスミ「ほぼ聴いてないに等しい。『消えない』だけは聴いたけど。この『THE PARK』の『曙』って曙ブレーキのこと?」
――noteのメッセージで同じことを聞いてきた大学教授がいたよ(笑)。全く関係ないでしょ(笑)。
マスミ「絶対関係ないよな(笑)。私の赤い公園は『赤飯』で止まったんだよね」


――最後に会ったのは『熱唱祭り』だよね。そこまでの途中で『あれ、違うな』みたいなことは思った?
マスミ「ちーちゃん抜けるまではめちゃめちゃ好きだったよ。Twitterを見返してみたら『ちーちゃんがこのバンドのボーカルじゃなかったらこのバンド好きじゃないわ』って書いてたんだよね。だからそれが大きかったんだと思う。もちろん米咲の曲も好き。でも、私の中ではそれを歌ってるのがちーちゃんじゃなきゃいけなかった。ちーちゃんの歌と米咲の曲のコラボが好きだったんだろうな。米咲はいろんな人に曲提供もしてるけど、歌う人に合わせて作ってたと思うんだよね。でも赤い公園の曲は、ちーちゃんには合わせてなくて、だけどちーちゃんが歌うからこそ相乗効果で良くなるっていうか。理子ちゃんが悪いってわけじゃないんだけど、倍にはならないっていうか、弾けるものがなかった。新しくなって一度ライブは観に行こうと思って観たけど、そう思ったな」
――生で新体制を観たのはいつ?
マスミ「ライジングサン(RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZO/2019年8月17日)だね。『消えない』はかっこよかったし、久しぶりに観た3人が楽しそうにやってるのを観て『これで良かったんだな』とも思ったけど、その後また観に行きたいか?と言われたらそれは違うなと思った。その時のライジングサンってちーちゃんも来てたんだよね」
――スナックチアキね。チアキの名前が載ってるTシャツを買ってきていただいて。その時のチアキはどうだった?
マスミ「そうそう。そもそもちーちゃんの歌声が好きだったからそれも良かったけど、曲は今までの赤い公園の方が良かった。曲は好きな感じだったけど、ちーちゃんの良さが最大限には出てなくて」
――さっき、赤い公園の曲って、つのさんが千明に合わせてのために書いてるわけじゃないって言ったじゃん。千明のために書いてたわけじゃないのに相乗効果で良さが何倍にもなる。俺も本当にその通りのことを思うんだけど、それって何だったんだろうね。新体制の曲は、理子ちゃんのために書いてるよね。
マスミ「そうそう!理子ちゃんに合わせてるよね。理子ちゃんが歌いやすい曲。でもちーちゃんの時は、ちーちゃんが好き勝手に自由に歌っても成立する曲だった」
――そう。全く同じことを思ってた。何が違うんだろう。何かを変えたのかな。
マスミ「理子ちゃんになってからの曲も、米咲の作る曲だなーとは思うよね。だから根本的に曲作り自体は変えてないかもしれないけど、何かが違うんだよね」
――どちらにも良さがあるし、違いはないと言えばないんだけど、でも何かが違くて、そこをうまく説明できたらなってずっと思ってる。
マスミ「ちーちゃんがスパイスだったんじゃない?カレーで言うところの。理子ちゃんは具材であって、具材だけでももちろんうまみは増すんだけど、ちーちゃんはそれにプラスしてスパイスも入ってた。そしたらもっとうまみが増すみたいな」
――おー。しかもそのちーちゃんのスパイスって、おいしいだけじゃないよね。下手くそな時もあるし、めちゃくちゃな時もあるし(笑)。
マスミ「独特な味のやつね(笑)。ちょっと量入れすぎたらまずくなるやつ」
――だから、すごく危ういバランスだったんだろうね。
マスミ「だから3人でやるってなった時も、ちゃんと聴いてないから分からないけど、応援はするけど聴いても違ったんじゃないかなって思ってる」
――最近の曲も、最近ファンになった人のことも否定するつもりは全くないんだけど、あのスパイスなしの甘口カレーをみんな絶賛してて、俺は『あれ?』って思っちゃったんだよね。
マスミ「私の友達でアイドルネッサンスのファンで赤い公園も好きっていう人がいて、その人と『ライジングサン』を観に行ったんだけど、石野理子はかわいいし歌もうまい、曲もいいけど、昔の曲を歌うなら千明だなって言ってて、私は嬉しかったんだよね。もちろん私も最近好きになった人を否定はしないし、新体制に付いていけなかったわけじゃないけど、冷めちゃったのかもね」


――俺は追っかけてたものが無くなっちゃうから、今空っぽなんだよね。何かいい音楽ないかな。tricotはどう?
マスミ「tricotは全部聴いてるよ。まあ『99.974℃』の頃の衝撃はもうないし、一番好きな時期は過ぎちゃったかもしれないけど、ずっと同じ雰囲気でやるわけにもいかないしさ。でも北海道に来てくれたら観に行くし、CDは全部買ってるし。あとはWiennersくらいかな」
――Wiennersも最初に赤い公園を観た『IMPACT!』に一緒に出てるじゃん。
マスミ「そうなんだよね。メンバーは2人変わったけど」
――いいね。ライブはハイテンションだし、楽しいし。他にも新しい衝撃的なバンド見付けたら教えてね。いつまでも赤い公園赤い公園言ってないでさっさと次行けよって話じゃん。
マスミ「そうは思わないけどな。無くなる穴を無理して埋めなくてもいいし、米咲が亡くなったことはすごい悲しいけど、レッパーのやってることは間違ってないんじゃないかな。もう最後まで突き詰めればいいんじゃない?米咲が死んじゃってさ、みんなから『大丈夫?』とか連絡が来たんだけど、よく分かんなかったんだよね。現実に付いていけてなくて」
――そっか。俺もそうだったよ、今でもそう。最後のライブは?
マスミ「そうだよね~……どうしよっかな。観たい気持ちもあるんだけど、観たくない気持ちもある」
――分かる分かる。絶対に会場には行きたくなくてさ。いろいろ書いちゃったから誰にも会いたくないしね。
マスミ「私も東京にいたとして、会場には行きたくないかな。誰にも会いたくない」
――昔さ、Twitterでますみんと会話してたらいきなりつのさんが入ってきたことあったよね。
マスミ「あった!『お前ら仲睦まじいな』でしょ」


――あ、それか。思ってたのと違った(笑)。俺が言いたかったのは、『赤い公園のファンで飲み会やりたいって話が最近あるけど、俺はみんなが集まった後にひっそり帰る』って言ったら、つのさんが『正解。それでこそ赤い公園ファン』って言ってて、まさにそんな感じ。中野サンプラザにみんなが集まったのを見届けて、そっと帰りたい。

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マスミ「(笑)。終わった後もみんな飲み会しようよ、とかになるんでしょ、それが嫌だな」
――もうコロナでそれもできないよ。
マスミ「そうか。そうそう。誰にも会いたくないね、誰も嫌いとかじゃないけど」
――愛想笑いとかしてね。
マスミ「亡くなったっていう事実もよく分からないし」
――毎日会ってた人だったら受け入れられるかもしれないけど。
マスミ「そうなんだよね。だから配信で観るかも分からない。今観たところでさ、途中観てない時期もあったしさ」
――観た方がいいよって気持ちもあるし、観たら『終わっちゃった』ってなるから観なくていいよって気持ちもある。
マスミ「よくさ『解散っていう方向にはしてほしくなかった』とか言ってる人いるじゃん。『もう少し頑張ってほしかった』とか言う人が湧いて出てきて。ああいうのが意味分かんないし、『うっせーよ』って思うよね」
――本当そう思う。ただ自分が続きを観たいだけの超絶自己中だよね。
マスミ「そう。まあ好きなこと言ってればいいんだけどさ。だから最後のライブの後はTwitterも見たくないし、終わるっていうこと自体観たくないのかもしれない」
――俺に近いスタンスで良かった。絶賛ばかり、美化されてばかりで終わるのも嫌で。順風満帆なバンドじゃなかったので。
マスミ「そうだね。それに2012年だから10年前か、19歳から26歳とかまでずっと追っかけてきたことも変わらないし、若い時期を一緒に過ごしたみたいな気持ちがあって。だから未だにTwitterの名前も『爆裂赤い』って今更消せないんだよね」
――自分の一部なんだね。
マスミ「そうそう、一部なんだな。一緒に生きてきたんだよ。しんみりしちゃうな」
――これさ、noteに載せるし、いつか作る予定の本にも載せるわ。
マスミ「楽しみにしてるよ。私にも1冊ちょうだいね(笑)」
――次はあみこにも会う予定なんだけど大丈夫かな(笑)。
マスミ「あみここそ泣きそうだな(笑)。さっきは赤い公園の友達に今は会いたくないって言ったけどさ、またいつか会いたいね」
――ライブが無いと会わないからね。いつか会おう。ありがとう。
マスミ「ありがとう」


つづく

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