見出し画像

2024.3.2横浜アリーナBABYMETAL レジェンドMM 20NIGHT

我事。体調不良から復帰して、久しぶりのBABYMETALライブ。久しぶりの遠征。初日のみ当選。ライブ雑感。

モモメタルの二十歳の夜に相応しく、観客の期待に応えた熱い勢いそのままに走り切ったライブでした。

オープニング前
会場内ライブカメラは、海外からのメイトも多く見受けられ、この公演がワールドツアー「日本」公演であることを感じさせました。多国籍のフラッグが上がる様は楽しい。円安は海外からも客を呼び寄せる暗黒魔法なのかもしれない。

一曲目 BABYMETAL DEATH
始まりの儀式はやっぱりこの曲。観客の待ちきれない感を受け止めて、そして超えてくるこの曲こそオープニングに相応しい。立ち上がりからMAXで気分はアガるし、掛け声を皆で合わせられるので最高である。モモメタルへの期待の歓声が、この夜が特別であることを早くも証明。もう優勝。

二曲目 メギツネ
センターへと伸びるステージに舞台は移る。モッシュッシュピットCDEF柵前は歓喜である。こちらは2階シート席Aのため、ピットの熱狂振りがよく見て取れる。二曲目も勢いを殺さずに熱狂をより増す展開に。

三曲目 DA DA DANCE
再オープニングであるかのようなメタルギャラクシーのこの曲がキタ!まだ我々の調子を上げるのかと。そう我々はこの曲のポゥ!には贖えない。恥ずかしげもなく叫んでしまうのだポゥ!と。
あと、この曲のイントロからのポゥ!までのダンスが見ていて楽しすぎる素晴らしすぎる。

四曲目 Shanti Shanti Shanti
あーこのイントロ流れちゃうと気分上がりつつオリエンタルスイッチ入ってしまう。調子の上がり角度がまた違う良い展開に。この曲盛り上がりだけでなく品が良い。香を焚いていないのに焚いた気分になる不思議。マントラの輪廻にモッシュッシュでよく分からないカオスの入り口と化す会場。

五曲目 陽炎
正直ここで、脳内がファ〜っと頂点迎えてしまいました。一曲目から上げて上げて上げて上げてちょいカオスで更にカオス混沌熱狂マグマに突入へ。ここまでの盛り上がりを全部受け止めて我々を発狂させる混沌に迷い込ませる構成には、もう見事としか言いようがなくてと。そう思ってる暇はなく次の曲へ

六曲目 MAYA
ああ、SU-METAL、ああSU-METAL。と皆が思ったに違いない瞬間があぁ。表現するとすれば、「ご褒美?」なにこれ「眼福?」「日頃の行い?」ご本人が舞台にいるのにもかかわらず巨大モニターに全員釘付けの罠。もはや尊いを通り越してメイクの心配までしてしまう事態に。そういった意味でも前の陽炎の振り付けよありがとうと言っておかないといけません。すいません前半のMAYAの曲の記憶がありません。美し。

七曲目 BxMxC
一旦落ち着こう盛り上がりつつ区切りをつけるならこの曲代名詞キタコレ。この曲自体に舞台上にブレイクをもたらす効果があるよう思える。この曲で多国籍メイト一団大盛り上がり。明らかにテンションあがってたように見えた。

会場は熱気に包まれる

八曲目 シンコペーション
ブレイク曲を挟んで、静寂と衝動の両面を持ち合わせたこの曲の登場。聴けてありがたやランキング3位のこの曲。熱狂続きの会場を熱を帯びたままに少し落ち着かせなだめるように。全ては次の曲のために。

九曲目 Monochrome
今回は事前にライトアプリをご準備する事なかれ。今こそは光れよ神器!
2階席3階席に光量に違いがあったのは最初スマホかなとも思ったが、バラつきが均等だったように見えたので会場コントロールなのかなとも。この曲を歌い続けることはBABYMETALのメッセージなのだ。映像が示唆するウイルスの脅威も我々は乗り越えた。だけれどまだ抱える問題は果て無い。イジメからモノクロームまで大小はなく抱える問題は誰もが持ち得る課題なのだと。そして、それを照らせるのはひとりひとり神器を持つ我々なのだと。思わせてくれるモノクローム凄い。ただあのSU-METALとのやり取りが好きだった人には無くなって悲しみポイント。

神器で世界を照らすのは僕ら

十曲目 メタり
さあ仕切り直しで祭りを楽しみましょう。モモメタルと祭りの参加者が主役の祭りだ!わっしょい!わっしょい!どっこいしょ!
モッシュッシュピットで肩組んで輪になり回るメイトの勇姿は最高でした!見ているだけでも楽しい。あんた達最高だよ。
そしてモモメタルのデスボは新たにBABYMETALに武器をもたらしました。喉潰さないでね。

十一曲目 ギミチョコ!
大定番のチョコいただきました。歌唱であの時代に時を戻せるSU-METALの技術は、コールドスリーピングされたあの頃のギミチョコを解凍させたかのように想い蘇らせてくれます。SU-METALの喉は可変圧縮エンジンのように素晴らしい!

十二曲目 ドキドキモーニング
さらに可愛さに可愛さを盛ってくる展開に甘党メイトは歓喜ではないでしょうか。
後から考えると、この二曲のカワイイ寄り強めの展開は、ヘドバンギャーモモメタルソロのための布石のようにも感じます。このような丁寧な準備構成には感心しきりです。何よりもモモメタルの二十歳の夜を成功させるためにしていることですからね。愛を感じます。

十三曲目 THE ONE
三本締めの如く、やれば場が大円団になる神曲ザワン。そら神器も青く光りますわな。この曲の荘厳さに感激ひしひしと同時に、あぁもう終わりを迎えつつある切ない気分になってしまいました。終わってしまう。あぁ終わってしまう。

やっていない大事な曲がありはしませんか。

モモメタルの二十歳の夜

アンコール
このままでは終われない。聴かねばならぬ、聴かねば帰れぬ曲がある!メイトの拍手に神器が瞬き呼応する。さぁ二十歳の夜の開演である!

十四曲目 ヘドバンギャー(モモメタルソロ)
特別な挿絵が、特別な夜であることを告げる。あのイントロに合わせて降りてくるゴンドラ。乗りしはモモメタル。センターに降臨!!
しかしゴンドラって不安になるからちょっと苦手。上がった後も不安が残る。演者の真上にあるのは怖いんよ。大丈夫なんだろうけど。
いやー特別なヘドバンギャーいだきました。可愛らしいソロでちょっと意外。デスボで来るかなとも思っていたので。でもモモメタルのために考えられた演出だからこれが大正解でしょう。一度しかない二十歳の夜、現場にいれて最高でした。

十五曲目 Road of Resistance
今宵の宴を締めるには、最後は戦で散るしかございません。拳を上げて、うぉーうぉー叫んで、花火ドーンで20NIGHTお仕舞いです。

この公演は最初からテンションを上げさせ上げさせ上げさせながらも緩急を使い、次への、目的のへの流れを上手く作り上げているセットリストで最高でした。
幸せ感の残滓が残る中、ライブ終わりに初めて物販に並んでしまうぐらいにテンション上がっているのを実感できました。
その物販には多く人々が。この夜の証を求めてメイトは彷徨うのです。ホテルへの帰路までもが高揚に満ちていたのでした。最高!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?