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GⅢ 京都金杯 & 中山金杯

あけましておめでとうございます!
昨年もレッド☆チャンネルにお付き合い頂き誠に有難うございました。2022年競馬をスタートさせる為にも今回は西の金杯、東の金杯の有力馬を考察致します。的中させて「金杯で乾杯」といきたいところです。もう死語でしょうか。「一年の計は金杯にあり」とも言いますし、気合い入れた予想をしていきたいと思います。では...今年も一年、お付き合い下さい。宜しくお願い致します。


有力馬考察から好走馬を導き出したい。印や買い目は枠順発表後に追記予定です。(1/1  7:00)

第60回 GⅢ 京都金杯
中京 芝:1600m  左回りAコース


今年の京都金杯は京都競馬場の改修工事に伴い中京競馬場で行われるハンデ戦。コースレイアウトは1,2コーナー中間地点からのスタート。すぐに2コーナーを迎えることから外枠は必然的に距離ロスになると考えられているが、外目の枠の馬が早めにインを狙って内に寄っくる為、意外と内枠の馬は窮屈な競馬になりやすい。揉まれる事に慣れない馬や苦手な馬にとっては例えロスない内枠でも厳しい競馬になりやすい。また、タフなコースだけにクラスが上がると、しっかりとした末脚を持つ差しタイプの馬が優勢だ。中京1600mの重賞、中京記念でも1:33.0台の決着が多い。最終コーナーを4、5番手から回ってこれる馬を選びたいところ。


エアロロノア
前走のリゲルSを快勝しオープン初勝利を果たしたエアロロノア。直線で気を抜いてしまう悪い癖があるおかげで未勝利脱出までに4戦かかった。また1勝クラスを勝つまでにも4戦。逆に言えば本気を出していないと言える。リゲルSでは阪神JFで3着のクラヴァシュドール、大阪城S勝ちのレッドガランを相手に勝ちきれた点を高く評価。重賞は4走前のマイラーズCで5着に敗れているものの、3F33.8秒の切れ味ある脚を見せて0.2秒差の5着なら。安定して速い上がりをマークしており安定感は増している。昇級戦でも通用する。

カイザーミノル
天皇賞秋では積極的にハナを切って行ったが、グランアレグリアに目標とされる厳しい展開。終わって見れば14着と大敗。直線では気を抜く癖のあるカイザーミノルに横山典騎手が交わされてもムチを入れ続ける調教騎乗を見せた。レースを辞めない様に教えている。また最後の止まり方を見ていると距離が長い印象。ブリンカー効果も見込め、距離短縮となる今回、1600m戦でマークしておきたい。中京コースは4、4、7着と結果は出ていないが3走前の朱鷺ステークスでは左回りの新潟で快勝している。回りの得意不得意はないとみて良い。

ザダル
三走前のエプソムCで重賞初制覇を果たした。その後は新潟記念で13着、前走の富士Sで7着と負けが続く。しかし敗因は明らかで、新潟記念はトップハンデの57.5kgを背負ってのレース。前走の富士Sは馬場の悪い内側を通らされた上に終始窮屈な競馬。これを考えればここでの凡走は度外視できる。関越Sでは最速の上がり32.8秒の猛時計をマークして勝利しており、鋭い脚や切れ味はメンバー屈指。中京は初挑戦という不安はあるものの、末脚には定評がある上に得意の左回り、長い直線とくれば侮れない。近走りの結果で人気下がるなら妙味。



《その他注意馬》
ディアンドル   
ダイワキャグニー



【買い目】

◎⑤ディアンドル
○⑩カイザーミノル
▲⑫エアロロノア
△⑧ルークズネスト
☆①ヴィジュネル
☆⑥シュリ
☆⑦ザダル
☆⑪ダイワキャグニー
☆⑮ステルヴィオ

単複  ⑤    1点
ワイド ⑤-⑩  1点
3連複 ⑤-⑧⑩⑫-①⑥⑦⑧⑩⑪⑫⑮ 18点


第71回  GⅢ 中山金杯
中山 芝:2000m  右回りCコース


ゴール前の2.2mの急坂で馬の脚色が鈍ることが多い。この急坂を駆け上がるスタミナとパワーが要求されるコースだ。4つのコーナーがある小回りコースでもあり、内枠からスタートする先行力のある馬は断然有利な傾向。実際に21年12月の中山は20年と比較しても馬場状態が良かった。基本的に内枠の先行勢が強い印象は変わりない。また、AコースとCコースでは大きな違いもありラチが外側に出る分、Cコースはコーナーが大回りになる。外枠の成績は必然と落ちると見ていい。実際に中山金杯では7枠【0-0-0-20】、8枠【0-1-1-22】複勝率8.3%と不振。そんな中山コースでは、カーブで加速する機動力とコーナリングの器用さ、そして2度の直線の坂をこなすパワー、ロングスパートができるスピードの持続力の4つが要求される。

ヒートオンビート  
美濃Sを勝ってオープン入り後は、目黒記念2着、チャレンジCで2着と重賞2着2回と確実に力をつけている。2200mから2400mで全4勝を挙げておりスタミナ豊富。中山芝2000mはゴール前の高低差2.2mの急坂を2度越える必要があり、この馬は急坂を2度越えるスタミナとパワーを備えている。川田騎手も前走のレース後に「いい走りをしくれた、相手が強かったですが、この馬自身も精神的に成長すれば....」と語っており更なる好走への期待も高まる。

トーセンスーリヤ
函館記念は3馬身差をつける圧勝で重賞2勝目。続く新潟記念は2着に敗れたものの、サマー2000チャンピオンに輝いた。自在性が高くどこからでも競馬ができる器用さと脚質は展開を問わない。その為、中山芝2000mでも十分対応できるはず。芝2000mの重賞で2勝2着1回の実績もあり距離への不安はない。前走の天皇賞秋では15着と大敗も流石に相手が強かった。あの経験は今後につながるはずだし、状態も良く出走態勢は整っている。今回のメンバーなら実力上位。鉄砲も利くので要注意。勝ち負け期待。

シャムロックヒル
格上挑戦だった3走前のマーメイドSを逃げ切り重賞初制覇。前々走のクイーンSでは9着と凡走もレース間隔が詰まっており状態面が整わなかった事を考えれば敗因も明らか悲観はなし。エリザベス女王杯ではスタートが良かった事もあり控えずハナに。相手が強かった事もあるが、早めに来られた事で自身のペースが乱れる競馬。直線では失速して15着だったがよく最後まで踏ん張っていた。機動力を発揮できるこの馬にとって、コーナーが4回ある中山芝2000m内回りコースなら巻き返してくる可能性は十分にある。斤量の恩恵を受けるのもプラス材料だ。

ヴィクティファルス
クラシック三冠は、9、14、10着と結果を残せなかったものの、中山で行われたスプリングSはレベルが高く、退けた2着馬がセントライト記念を勝ったアサマノイタズラ。4着イルーシヴパンサーも現オープン。3着ボーデン、5着ヴェイルネビュラも今年の飛躍が期待される有力馬。さらに二走前のセントライト記念でも5着掲示板と中山での走りは悪くない。レースの中で時折行きたがる仕草を見せる。胴が短い体形、ピッチの利いた走法からマイル以上が課題か。ただ追い出しからの反応も速く、阪神外回りや東京よりも直線短い中山の方が良さが生きるタイプ。幅がありパワーを感じる馬体。回転が速い走法の為、道悪なら尚良い。


《その他注意馬》
ロザムール    


【買い目】

◎④ヒートオンビート
○⑪シャムロックヒル 
▲⑧レッドガラン  
△⑥ヴィクティファルス
☆⑦トーセンスーリヤ
☆⑨ロザムール


馬単 ④→⑥⑧⑪  3点
3連複 ④-⑥⑦⑧⑨⑪  10点

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