『忍・佐助』感想まとめ
Twitterでモーメントが作れなくなって久しい訳ですが、それならばと今更ですがここにツイートとInstagramもまとめて載せることで感想をまとめて読めるようにしようと思った次第です。
今後も最後にここにまとめるつもりですので、明良さんどんなこと書いてたかな?と覗いていただいてもいいかも。
あくまでも『まとめ』なので、手抜きじゃないからね!間違えないでね!!(と先に言い訳しておきます)
後、『付廻し侍』もまとめたかったのですが、どうも燃え尽きてたらしく大したものが拾えなかったので2019年からということでお許しくださいませ。
2019年3月1日〜5日.8日〜12日
そとばこまち ノンバーバルエンターテイメント 第二弾 『忍・佐助』
十三Black Boxx
大好きな『ゆきむら』から続く物語。今回は佐助が中心で、しかもアトリエでノンバーバル?期待しかありません。上演期間は観に行ってない日もみんなの感想や写真が楽しみで、毎日本当に楽しかったことを覚えています。
1日(初日)・上手花道が前
・台詞が少ない分、何倍もセンサーをフルに使って大変刺激されました。
あの狭さを逆手に取って、むしろ動きまくり。座る位置で見え方がかなり違うと思いますが、何処がどうかは行ってみてのお楽しみです。ダンスが感情に訴えかけてきてグッときました。
・恐らく細かい配役もネタバレになりそうなので私からは避けるとしても、安心安定のハマり具合です。
コミカルな部分が目立つかなと思いましたが、その分振り幅が大きくて持っていかれます。瞬き減って目が乾くぐらい集中しました。
・何よりも、大好きな幸村様と佐助にまた逢えて本当に嬉しかった。
『ゆきむら』を観ていなくても充分楽しめますが、私にとってはゆきむらがあったからこそなので…
12日迄後何回行くか分かりませんが、まだまだ観たい!と思う作品でした。
初日のザックリ感想でした(OvO)
【追記】和泉さんの淀君がサプライズでとても良かったし、『ゆきむら』からの主要メンバーがほぼ固定だったのが嬉しくて嬉しくて堪らなかった。秀頼様はヤスくん(中村泰仁さん)でなくちゃねー!ねー!?
9日・下手2列目端の方
・7日目。取り急ぎ感想。初日振り。かなりのバージョンアップ!大切なポイントの台詞が少し増えてて、音響も随分変わっていたのでは?上手と下手とは見え方もまた違って、更に新鮮な感動。今回は母と子の愛情に涙腺が…
・徳川のバランス、絶妙なんだよなぁ。主従が動と静なの。表現が適切か分からないけど…
[Instagram]
ストフェスから一時帰宅して
鬼のように重いキャリーを置いて
2回目の『忍・佐助』の為
十三へ💨
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後半に入って
台詞が増えていたり
音響がかなり変わっていたり
違う物を観ているような
そんなワクワクも味わえて
母子の愛情に涙し
徳川の主従のコントラストに
ゾクゾクして
ダンスに魅了されて…
興奮が収まらずテンション高いまま
お見送りしていただきました
目も青いままだったし
怪しさ満点だったかと(笑)
行けるか微妙だったけど
本当に運が良かった
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12日が千穐楽
始まってしまうとあっという間
何処までブチ上がってるのか
楽しみにします😁
【追記】そう、この日は日本橋ストリートフェスタ、通称ストフェスの日でした。コスプレしてから観劇というハードスケジュール(苦笑)それもこれも、きんちゃん(金山雪乃さん)がメインを踊るからでした。色々とこみ上げて泣いたなぁ…
12日(千穐楽)・ほぼセンター最前列
[Instagram]
『忍・佐助』千穐楽
1番観たかった席で細かいところまで
しっかりじっくり観てきました。
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『ゆきむら』から続く
しかし、またひと味違う物語
アトリエいっぱいのアクションと殺陣
響き渡る声、熱量
人間の儚さ・弱さ・強さ・優しさ…
身動き出来ず身体に力が入って
最終日は膝にきました(苦笑)
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1日・9日・12日の3回
流石に毎日のようには行けませんでしたが
最高のタイミングの3回でした。
本当に素晴らしかった✨
皆さんお疲れ様でした
ありがとうございました🙏
そとばこまちは
【箱推し】です‼️
皆さん愛おしくて堪らない🥰
[Twitter]
・『ゆきむら』のときはそとばこまちのスタイルについていくのが必死で、それでも振り返ると感じていたものは納得が我ながら出来ました。でも、ストーリーの捉え方としては、今回は余り前向きではないというか明るいものではなかったりします。
・佐助の生い立ちにスポットを当てた今作。全てを失い、幸村に与えられ共に生き、また失ってしまう。失ったものを全て見せられるやるせなさったらなかった。幼子が母の死に嗚咽しながらも強く生きようと唇を噛み締める。初恋の幼馴染との再会はお互い敵同士で忍びの姿。その命を自分が奪う。
・結末はとても悲しい。でも、佐助が過ごしてきた日々に笑顔があって良かった。それがあったから、佐助は立ち上がっていけたんだなと。優しい記憶・思い出が佐助を強くした。
みんなそれぞれ愛する人に対しての思いやりや優しさがある作品だったと思います。
・結局は自分自身が強くないと立ち上がれない。袖でゴシゴシと乱暴に涙を拭いて、噛み締めて立ち上がるしかない。他力本願ではない。
『ゆきむら』から1番印象が変わったのは、佐助が幸村に変化して家康を殺しに来るシーンです。
・『幸村の遺志を継いで佐助が自分の考えで行った』ではなく、幸村自身の遺志をはっきり感じることが出来た。でも、あの幸村は佐助が変化したものでも幸村でもなくて、全てを失った残骸のような殺意のみが幸村の姿をしている、まさにこの世のものではないもの。
・家康の背後に現れ、「…死ねっ」と首を搔き切るあの一瞬に全てが凝縮されて、グゥッと胸を掴まれて苦しくなりました。家康が死んだところで今更なんにもならない。ならないけど…。辛く悲しい淋しいシーン。誰も幸せになれなかったんだなと突きつけられる。
・明るい前向きな感想は皆さん書かれていたので、解釈違いと思われそうですが敢えて暗めの感想を書いてみました。こういうしんどいところも含めての人間臭さかなと思いました。
ちゃんとまとめられなかったな💦
・才蔵があそこにいたんだよなぁと『ゆきむら』のシーンがオーバーラップすることが何回かあって、ご本人(高井俊彦さん)も似たようなことを仰っていて、他の演者さんのコメントやら…ねぇ。じんわりします。
【追記】後日『ゆきむら』を映像で観る機会があったのですが、ベースは同じでも違う解釈とはこういうことかと更に深みを増した作品でした。みちょこさん(南園みちなさん)と尚樹さん(田中尚樹さん)が演じる佐助と幸村様が本当に大好きです。大切です。