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初めての"先輩"との出会いと別れ。 〜エネルギーチャンネル〜

みなさんご機嫌いかがお過ごしでしょうか。
今日もエネルギー全開で生きております。みなさんに少しでもエネルギーを供給できると、最高に幸せです。


さて、先日、僕が高知に来て2ヶ月弱、ものすごーーくお世話になった先輩がリクルートを卒業しました。その方への鎮魂の意を込めて、今日はその先輩と過ごして感じたこと、学んだこと、気づいたことを書きたいと思います。


僕が12月までいた部署は、新卒だけが集められた特殊なところでした。もちろんチームリーダーはいらして、とても沢山のことをご教授いただきましたが、同じフィールド、同じ目線で同じ業務をする先輩はいませんでした。(それはそれで最高に楽しかったです。)

そんなわけで今回高知に来て、初めての"先輩"を持ったのです。
同じ営業の先輩は3人。今回卒業する岡野さんという方とは、岡野さんが担当していたクライアントを引き継ぐというのもあって、数多くの同行をさせていただいて、先輩が実際に現場でクライアントと対峙する光景を見ることができました。他にもよく相談に乗ってくれたり、ロープレしてくれたり、一緒に遊んでもらったりして、たくさんお話することができました。 

僕の短い社会人人生ではじめての、ロールモデル的な存在です。

岡野さんの同行をしていて驚かされるのは、本当に全クライアントに心から愛されていること。もちろん、社内の人間からも。ちょっと羨ましいくらいに。

なんでなんだろうなーと思って、この2ヶ月観察しまくり、聞きまくりました。

細かいノウハウ的なところやテクニックも非常に参考になりましたが、その根本を掘っていって出てきた答えが、

「あー、この人、クライアントのこと愛してるんだな。」

というものでした。
ホントに推測ですが、たぶん最初は結果を出す為に、いろいろ工夫をしていたんだと思うんです。

アポ取りの電話して断られて、「近く通った時挨拶だけさせてください!」多くの人が使う文句で、ほとんどの営業マンは行きません。僕もそうでした。でも岡野さんは30分以内に絶対行くらしいです。

「岡野さんはヒアリングってどうやってるんですか?」って聞いた時に教えてもらったのもおもしろかったです。

お店の現状や理想以外に、お店開いた経緯とかオーナーさんの歩んできた人生とかは僕もよく聞いてましたが、岡野さんは家族構成、しかも息子さんの誕生日まで聞くらしいです。そしてその息子さん誕生日には飲み物を渡しに行くみたいです。


人を動かすって、結局信頼の貯金だと思うんです。

どんなテクニックがあっても、話術があっても、そこがなかったら他人の行動を変えるなんてできないんじゃないかな、と思います。スキルも大切ですけど、根本はそこなんじゃないかと。そしてそれは、行動を起こす以外には貯まらないものです。

きっと岡野さんも最初は結果を出す為、成績を出す為に工夫して起こした行動なんだと思うんですけど、そのオーナーさんを深く知っていき、信頼を勝ち取る為に努力していく中で、オーナーさんへの愛が芽生えていったんじゃないかと思います。そうじゃないと説明がつかないような、そんな空気がクライアントとの間に流れていました。
そしてしっかり、それが結果にも繋がっていました。

そんなところから、僕もそんな仕事がしたい、こんな風にありたいと思わせてくれる先輩でした。(夜はチャラいけど。)短い間でしたが、本当に出会えてよかったと思います。営業という仕事から、仕事を超えて大切な何かを教えてくれました。


出会いの数だけ別れも増える。それでも明日に胸は震える。何かの歌の歌詞にもあるように、それぞれの道で胸を震わせていきましょう。

ありがとうございました!







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