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【第13回BLUE League】優勝 カナド選手インタビュー!ネタデッキからスタートした構築で運も味方にして勝利。OCGとマスターデュエルの違いも語ってもらった!

2023年10月14日に開催された第13回BLUE Leaugeの優勝者インタビュー。

今回は@イグニスターにて勝利を飾った「カナド選手」だ。

「運だけレンジ(仮)」という特徴的な名前のデッキで結果を残したが、いどのような思いで作ったデッキなのか。

また、OCGとマスターデュエルを並行プレイしてるということで、その違いや魅力についても伺った。


――大会を振り返っていかがでしたか。

カナド選手(以下カナド):自分が使っていた@イグニスターは環境的に強いと言われているラビュリンスやクシャトリラが苦手なんですけど、そういったデッキが少なかったのが意外でした。ふわんだりぃずや忍者など使用率が低いデッキが多かったかなという印象で、その辺は戸惑いつつも楽しめました。

――決勝の勝因はどこにありましたか。

カナド:「灰流うらら」と「PSYフレームギア・γ」で2回初動を潰されたので、正直無理かなって思ったんですけど…たまたま手札に斬機三人衆がいたり「めぐり-Ai-」を引けたりと貫通札が多くて「ファイアウォール・ドラゴン・ダークフルード」まで展開できたので勝ち切れました。@イグニスターは展開出来なかったときにも実力を発揮するデッキなので、今回はちょうどその力が出たんだと思います。

立て続けの妨害を返しきった

――そんな活躍をしたデッキのお名前が「運だけレンジ(仮)」となっていましたが、これはどういったい経緯なのでしょうか?

カナド:実は誘発1枚で基本の展開が潰れやすかったり、ほんとは斬機三人衆って手札にあると良くなくて、そういった引かないほうがいいカードが結構あったりして、運も必要とするデッキになってるからですね。

――このデッキを組んだ経緯を教えてください。

カナド:元々マスターデュエルでは斬機を使っていたんですけど、10月以降はラビュリンスやクシャトリラが多くなって斬機が勝ちにくくなったんですよね。同時期にエリアチャンピオンシップというOCGの大会に持っていくデッキも作っていて、そこで@イグニスターを組んだんです。その流れでマスターデュエルでも組んでみたら結構うまくいったのでBLUE Leaugeにも持ってきました。最初はネタデッキ的な感じで作ってたんですけど、意外と使えちゃいましたね。

――OCGも遊ばれてるとのことですが、遊戯王はいつから遊んでいますか。

カナド:4年位前に友達とOCGを触り始めて、マスターデュエルが出てからは更にのめりこんで大会にも出るようになりました。今も並行して遊んでいます。

――OCGとマスターデュエルそれぞれの違いはどのように感じていますか。

カナド:遊戯王ってインフレがかなり進んでて禁止になってしまうカードが多くて、その影響もあってOCGは使えるカードと使えないカードがはっきり分かれている印象があります。反対にマスターデュエルはいろいろなカードが使われてると思います。最近だとピュアリィなんかはOCGだととんでもなく使われていたんですが、マスターデュエルだと一週間くらいでいなくなった気がしていて。海外勢とかも絡んでるのもあって、単純に強いデッキが使われるってわけじゃないみたいです。

――確かに最近のBLUE Leaugeでも様々なデッキを見かけますね。

カナド:OCGはティアラメンツが流行ってた時なんかはどこを見ても同じようなデッキでしたからね。けどOCGは対面でコミュニケーションを取りながら遊べるのは魅力的です。考えてる時間や目線なんかでも読みあいが発生したりするのはマスターデュエルにはない面白さですね。

――BLUE Leaugeを知ったきっかけを教えてください。

カナド:Tonamelを見ていてBLUE Leaugeのアイコンだけめちゃめちゃ綺麗だったので印象に残っていて、第1回か2回くらいに参加しました。期間は空いちゃったんですけど予定があって参加できました。

――とてつもなく好き、愛しているといったカードやデッキなどはありますでしょうか。

カナド:「超雷龍-サンダー・ドラゴン」が好きです。OCGで今年の1月~4月の間に使っていて、その時に「どうやってサンダードラゴンを輝かせようか」を一杯悩んで、結果的に日本選手権のショップ予選で優勝できて、おそらく一番愛情を込めてたカードです。


レギュレーションの制限がない中でも様々なデッキが登場するBLUE Leauge。

それぞれのきっかけで持ち寄ったカードたちが活躍する場面として浸透してきたようだ。

あなたのお気に入りのカードが輝く日も、近いかもしれない。

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(取材・文 長谷川 優貴

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