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奈良県全域に寄贈

『RED』いま、消えゆく動物たちの書籍が
奈良県教育委員会の後援事業として、
奈良県内すべての小中学校・義務教育学校・市町村立図書館(一部を除く)に寄贈されました。

今回の寄贈は、奈良電力株式会社様ならでん基金により実現することができました。
本当にありがとうございました。

また奈良市への寄贈式の様子をならテレビにて放送していただきました。

以下挨拶にて私からお話させていただいた内容になります。

"この本のテーマのひとつに、今後の世界を担う子どもたちに、絶滅危惧種と環境保全を伝え、自身の未来につないでもらえるよう働きかけるとしています。

そして広く子どもたちの手元に届けられるよう、この思いにご理解ご賛同いただき、今回奈良電力株式会社さま ならでん基金より県内各小中学校、義務教育学校、図書館へ寄贈させていただけることとなりました。

奈良県が発表しているキャリア教育では、
"子どもたちが将来の夢や目標に向かって意欲的に学び、社会的・職業的自立に向けて、 就労や進学などを 含めて、自らの在り方や生き方を考えながら人生設計を行うことができる態度や能力の育成を目指す。" と、あります。

『RED』いま、消えゆく動物たちの本を通して、 野生動物たちの危機の背景にある、身近な生活に関わる環境問題や、世界的な貧困、各国の政治的な問題を 知ることで、子どもたちが自分たちの将来を選択する際、広く深い視野で物事を判断し、そのために自分にできる答えを導き出すことにつなげたいと考え本を製作しました。

こうした地球規模の 課題や解決に取り組むための視点や方法は、次世代を担う子どもたちへの教育に重要なものです。

オンライン授業の取り組みが 全国各地で行われるなど、子どもたち一人一台の端末が届けられ、新学習指導要領やICT、プログラミング教育など教育の道が多岐に渡って広がっていることに、親である私自身もとてもワクワクしています。

一方で、紙に印刷された文字列や、写真の美しさ、ページをめくる感触やにおいなど、紙の本にしかない魅力もとても素晴らしいものだと思っています。一冊の本との出会いは日常を鮮やかにするだけでなく、探究心や想像力、未来を生み出す力など、本がもつ可能性は無限にあると感じています。

デジタルが子どもたちの学びの中心に位置づく日が間もなくやってきますが、子どもたちが予測困難な世の中を生き抜くことができるよう、さまざまなツールや角度から大切なことを伝えていけたらと思います。

お力添えいただいた多くの方に、この場をお借りいたしまして、厚く御礼申し上げます。 奈良県内の子どもたちの今後益々のご発展をご祈念申し上げます。"

中野千穂

以下本の概要です。

世界機関IUCNが定める、
レッドリストの絶滅危惧種動物たちの魅力的な姿を、
繊細な技術でネイルのチップに描き、
たくさんの方々に絶滅危惧種や、野生動物がなぜ絶滅の危機に瀕しているのかという現状を創作活動を通して伝える
"『RED』いま、消えゆく動物たち"の作品と、最新のデータを合わせた図鑑のようなアートブック。

本書を通して、今後の世界を担う子どもたちに野生動物たちの危機と、その背景にある身近な生活に関わる環境問題や、世界的な貧困、各国の政治的な問題を知るきっかけを作り、
子どもたちが自分の将来を選択する際、広く深い視野で物事を判断し、そのために自分にできる事を導き出せるよう小学校高学年から読める本になっています。

著 者・ネ イルアート •••• 中野 千穂
写真 ••••••••••••••••••• 宮田 昌彦
監修 ••••••••••••••••••• 国際自然保護連合日本委員会
編 集・発 行 ••••••••••••スター出版

この本は売上の一部をIUCN日本委員会に
寄付させていただきます。


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