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神のカードプール【幽霊船日記】

・最近ゴッドフィールドというゲームで遊んでいる。

・知名度はどれくらいなのかな。ボイチャで遊ぶような人間はたいてい知ってるくらいのゲームだと思う。あーあれね、って反応を毎回されているから。私が知ったのはだいぶ前で、姉から「ゴッドフィールドって知ってる?」と訊かれたからなので、ちょっと変な入り方だったかもしれない。

・ゴッドフィールドを知らない人向けにゲームシステムを軽く説明すると、配られた神具(手札)の能力を使って相手を攻撃したり、逆に攻撃から守ったり、状態付与を施したり、売買したり、運任せしたりするゲームだ。プレイヤーにはHP、MP、お金の3つのステータスがある。HPは体力で0になると敗北する。MPは魔力で、魔法を使う時に消費される。お金はお金、神具を売買すると変動する。神具を使えば使った分だけランダムな神具を手に入れることができる。神具の価値を見極めて、どこで手札を切るかを判断し、勝利をつかもう。

・このゲームはなかなか奥が深い。引いてくる神具次第でなすすべなく負けることはよくあり、実のところ運ゲーなのだが、実力次第で運に左右される部分を限りなく小さくできる。例えば、闇属性の攻撃というものがある。闇属性の攻撃は1ダメージでも食らうと即死する厄介なやつで、防ぐ術を所持していないと確定で負けてしまう。つまり、15ダメージの攻撃より1ダメージの闇攻撃の方が警戒レベルが高くなるわけだ。そのため、防具の神具が少ない状況で大きな攻撃をされても、HPが許すなら防具を温存し「相手が闇属性の武器を持っている」場合に備えたほうが生存確率があがる。こういう風に「もし相手が○○を持っていたとしたら」に備えることで、運ゲーを限りなくおさえることができる。まあ運ゲーだけど。

・お金のパラメータがある点がとてもユニークで戦略に幅が出る。「売る」というカードがある。「売る」は自分の神具を相手に売りつけお金を手に入れることができる。支払いを強制させるのだ。さて、所持金が8の相手に15の価値の神具を売りつけたとしよう。相手はお金が7足りていない状況だ。この時、不足分はMPから支払われる。MPも足りなければHPから支払われる。つまり、「売る」ことで相手のMPを減少させ魔法を使うことを制限したり、お金もMPも持っていない相手のHPを直接削ったりと、いろいろな使い道があるわけだ。「両替」も面白いカード。HP、MP、お金のパラメータを自由に調整することができる。相手に神具を売りつけてお金を貯めた後にそれを体力や魔力に割り振ったり、HPが少ない時はMPとお金の数値を全部HPに費やして裸一貫になったりできる。数値のバランスを考えるのがなかなか楽しい。奥が深い。

・まあ運ゲーなのは変わらないです。5回に一回は運で負けるし、運で買っている。そういう理不尽さが気にならない図太さを持ち合わせていたので無限にやっている。神具の効果がね、本当に多様で面白い。天国病とかね。昇天弓とかね。同じ試合が絶対に起きない。ぜひやってみてください。無料です。


・あんまり外出先で飲み物買わない。わざわざ少ない機会を消費してまでチャレンジしたくないからいつも緑茶やウーロン茶ばかり買っている。で、気まぐれで普段買わない飲み物を買ってみた。ソルティライチはたまに飲むけど、ライチティーは初めて見た。ライチと言えば白色という印象が強くて脳がバグる。飲んでみた感じ、甘さ控えめですっきりした味わいの飲み物だった。ライチの味はちゃんとしたが、お茶の味は感じなかった。美味しかったけど、また飲みたいほどではないかな……

・家から駅までどれくらい時間がかかるのか、いまだによくわかっていない。徒歩で大体10分……?かな?でも10分前に出発したのに毎回駅付近で焦っている気がする。乗り遅れた時もある。どうなっているんだ?現実の縮尺って可変なんですか。

・昔どっかで、「真面目な相談をしたら相手が"神のみぞ知る"と返答してきて、それを"蟹の味噌汁"と聞き間違えてしまっため相手を殺してしまった話」を小学生のころ小説で読んだ気がする。そんなことしていいのか。この記憶のせいで「かみ/のみ/ぞ/しる」なのに蟹の味噌汁に引っ張られて「かみ/の/みぞ/しる」で発音してしまうことがある。ゆるせねぇ。

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