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NieR:Automataを楽しむために(ネタバレなし)

ついにNintendo SWITCHNieR:Automataがプレイできる!

発売を記念してNieR:Automataをより快適に楽しむためのヒントを幾つか記しておきます。
自分でもPC版をプレイして、10人以上のゲーム配信を見た上での「ここは見逃しがちだな」と思う点を挙げています。文字ばかりですが。

・初心者の人はEASYで始めるのが吉
このゲームでは最初の40分ぐらいが動作になれるための練習も兼ねたような展開になっています。その間はセーブができません
ここで敵にやられると、最初に戻ってやり直しになります。

PC版でわたしもやられました。ここで心が折れる人もいるので、気楽に楽しみたい人はまずEASYをオススメします。
セーブした後で(というかゲームプレイ中ならいつでも)NORMALやHARDに変更できます。

一応、最初の練習場面では自動回復機能などが働いて死ににくいようになってはいますが……
ここでの「最初から繰り返し」も本作の味わいと言えなくはないのですが、特に配信者は見る人のことも意識しているかと思うので、それを前提に判断していただければと思います。

・オートセーブはない
これ、始めに散々言われますが、オートセーブ機能はなく、敵にやられた場合は前回セーブしたところから始まります。(例外的にボス戦などはボスと戦う直前から)
セーブするための機械の近くであればシステムメニューからクイックセーブができるので、小まめにセーブを行いましょう。

・死んでしまった場合は自分の体を探せ!
主人公の2Bは体にプラグインチップを搭載して様々な機能拡張をしています。死んだ場合はやられた場所まで行ってチップを回収しないと取り返せません。また、取り返す前に死んでしまうと全て失うことになります。気をつけましょう。まあ、最初のうちは持っているチップも少ないのでよいのですが……

・何をするかはシステムメニューを見ればわかる!
メインストーリーで次に何をするべきかは[MAP]画面の大きなマップの左下にわかりやすく表示されています。(これに気がつかない人もけっこういる)
最初のうちは迷いがちなのですが、ここを見れば大丈夫。
あと、この大きな地図は回転、拡大、横から見るなど動かすことが可能です。
クエスト一覧は隣のページにまとめられています。

・サブクエストはスゴく大事
このゲームの世界観をより深く知ることができます。
というか、メインストーリーだけだとストーリーも60%ぐらいしか味わえないという気がします。個人の感想です。

あと、単純にクエストをこなすと報酬としてアイテム、お金&経験値がもらえるので進行が楽になります
サブクエストを受けると、それに関連した場所が地図上で広く赤い円になるので、そこを目指しましょう。

サブクエストはやってもやっても終わらないくらいたくさんあります。わたしも最初は70%ぐらいの理解でプレイし終えた感じで、それでも十分に楽しめましたが。

・バンカーの中二階でオペレータさんと話そう
主人公である2Bに様々な情報や指示を送ってくれるありがたい存在がO(オー)型であるオペレータさん達です。

2Bの担当は6O(シックスオー)
彼女達はバンカーという衛星基地にいます。
で、司令官のいる大きな部屋に2B達は何度も行くのですが、この時オペレータさん達がいる中二階に気がつかないでゲームを終える人達が結構多いのです。
昇降するエレベータの左右に下りていく階段があって中二階に行けますので、是非彼女達と話して下さい。普段通信でしかやり取りができない彼女達に会えます。

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はい、以上のことを知っていれば十分かと。
あとはまあ、知っていても知っていなくてもよい小ネタです。

・機械生命体のコアや魚は売れる
釣った魚は売れます。お金が足りなくて色々買えないときには「換金アイテム」を売って自分の装備を充実させましょう

・武器には物語がある
装備する前に一番下にある「物語」という項目を選ぶと数行の短い物語が読めます。
武器を強化すると物語が少しずつ増えます。ゲームの進行には関係ありませんが、ここまで考えられている、というのが楽しいです。

・プラグインチップ
2Bの身体に装備することで能力を拡張できます。走るのが速くなったり、攻撃力が上がったりします。
追加できるチップの数は限られていますが、お金を払うことでより多くのプラグインチップを装備することが可能になります。

・途中で入手できた文書や倒した敵の情報はシステムメニューのアーカイブから読める
情報が盛りだくさんです。

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・読みにくい漢字

武器などにいくつか読みにくいものがあるので記しておきます。

「白の約定(やくじょう)」
「約定(やくじょう)」とは取引の売買が成立することだそうです。

「白の矜持(きょうじ)」
「矜持(きょうじ)」とは誇り、プライドという意味です。
これ「きんじ」って読んでしまう人が結構います。

「百獣の双槍(そうそう)」
「双槍」とは槍を使った二刀流的な戦い方のようですが、この武器でそれができるのかよくわかりません……

「白の哀哭(あいこく)」
「哀哭(あいこく)」は声を上げて泣き悲しむことだそうです。

「黒の慟哭(どうこく)」
「慟哭(どうこく)」も似たような意味で悲しみに耐えられず声を上げて泣くことだそうです。

『黒の倨傲(きょごう)』
「倨傲(きょごう)」とはおごりたかぶることだそうです。

『四〇式拳鍔(けんつば)』
「拳鍔(けんつば)」とは手にはめる拳を覆う金属製の覆いです。メリケン・サックのことだそうです。

『悪魔の穢牙(あいが?)』
ニーアの武器しか検索できず。造語かもしれません。
とりあえず読みは「あいが」で落ち着いているようです。

『王位簒奪者(さんだつしゃ)の槍』
簒奪(さんだつ)とは、王位などの継承資格がない(あるいは低い)者がその位を奪いとることだそうです。

それから、レジスタンスキャンプでの会話に出てくる「鹵獲(ろかく)」とは戦場などで敵から物資や兵器を奪うことです。

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・配信する場合
色々な方の配信動画を楽しませていただきました!
登録者何十万人の人から数十人の人まで。
皆さん、色々なドラマに対して様々な反応があって、本当に十人十色の楽しみ方があるのだということを知りました。
本当にありがとうございました。

で、一つ感じたのは
「プレイはゲームパッドでやってほしい」
ということです。パッドというのはつまりプレステやSWITCHのようなコントローラのことです。
もともと「ゲームのために作られた装置」でプレイすることを前提に作られているのです。
キーボード+マウスでのプレイにも一応対応しているのですが、あくまでも一応です。推奨はゲームパッド。
ただキーボードでプレイする人もいて、それは色々と細かい操作が大変なのです。もともとその環境で快適にプレイすることはあまり考慮されていないようです。
で、こう、なんというか要らぬ苦労が増えてしまって、そのせいで配信者がゲーム内のセリフに集中できなかったり、ゲームパッドならさほど難しくないところで何度も戦ったりと、見ている方ももどかしいことがあるのですよ……

でも、まあ、その苦労も含めての『それぞれの楽しみ』と捕らえるべきかとは思います。配信が長くなるほど見ている方は楽しい、という方もたくさんいますから。
見ている人達と苦労を楽しく共有できるというのなら、その選択肢もありでしょう。

とりあえず、そういう危険性があるということをおせっかいとは思いますがお伝えいたします。

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この文章の目的は『NieR:Automataを多くの人に楽しんでもらいたい』というそれだけです。
それほど多くのゲームをプレイしたことはありませんが、このゲームが好きなので。

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