AoS4.0:ソウルブライト先出し流し読み(後)

昨日の続き。後半を見ていきます。

ユニットピックアップ

ラドゥカーとラウカ・ヴァイは省略。どちらもユニークキャラですが個人的に使う予定もないので。

・Blood Knights
血騎士。ヘルス3、Sv3+は維持されているものの貫通が1弱体化。代わりにAnti-Infantryで貫通+1が付きチャージでD+1とともにテキスト記述だった能力が武器に紐付けられる形で整理されています。
Rider of Ruins:パッシブ
 このユニットが移動する際、敵のインファントリーユニットを通過することができ、その接近戦範囲を通過できる。ただしこの能力を使って接近戦範囲で移動を終了することは出来ない。
血騎士の代名詞、ジャンプによる飛越し。
Trampled to Dust:チャージフェイズ
 このユニットがこのターンに通過した敵ユニットを選択する。
>d3をロールし2+でロール結果分の致命的ダメージを与える。
飛び越しを使った際のジャンプキック。2.0以降記述がややこしく論争のあった能力でしたが、ダメージタイミングを分離することで1回のみに固定。ただし命中率が5/6から2/3に弱体化。代わりにダメージが2-3点に。

騎兵は命中が5+という公式の分類が発表されていましたが、馬が5+で上に乗ってる人は種族ごとの分類に従うという意味だったのかな。

・Vargheists
ヴァルガイストがもう一種のピックアップ。スピアヘッドに入ってることで使用機会が増えるしお披露目しようみたいな意図か。Critで2hitが武器に付属。
Death's Descent:ターン毎、自軍移動フェイズ
 このユニットは白兵戦中でない場合、フィールドから取り除き敵ユニットから9"より離れた任意の場所に配置できる。
40kとかでありがちないわゆる再展開。

スピアヘッド

最後にVanguard改めSpear Headとなった、AoSのコンパト箱。

特殊ルール
Death's Descent
 ヴァルガイストは配置フェイズで配置されない。その代わり第3ラウンド開始時に以下の能力を得る。
Swoop Down:自軍移動フェイズ
 敵ユニットから6"より離れた任意の場所にユニットを配置する。
Hunger
 自軍のヴァンパイアユニットが白兵戦アビリティを使用した場合、そのすべての攻撃を解決した後でそのヴァンパイアユニットはX点回復する。Xはその攻撃で与えたダメージ量に等しい。
なぜかここのHungerだけ旧版の仕様。与えたダメージ分即座に回復する。何で新版の弱い方に合わせてないのかは良く分からん。

スピアヘッド用ウォースクロール
・Deathrattle Skeletons
スピアヘッド専用のデータシートからはスケルトンがピックアップ。なぜかA2になってます。誤植、だよな?と思うもののスピアヘッドだから何とも言えない。種族ごとの能力設定に従ってだと思いますがウンドロールは3+から4+に弱体化。
・Skeleton Legion:白兵戦フェイズ
 このユニットの死亡したモデル分d6をロールする。5+分死亡したモデルをこのユニットに蘇生する。
スケルトンの耐久性アビリティ。4+から5+に。ただし発動タイミングの指定がなくなったため行動順で調整する必要はなくなりました。これでA2のままだったらマズいのでは……。

という訳でざっくり訳してみました。全体的に能力を弱められているので3.0と比較すると弱く見えます。他のアーミーも同じ感じらしいので相対的にはそれほど変化はないと思う。多分気にするほどではないかな。どうせトームでまたインフレしていくだろうし。
ルールは整理され、インフレとともに煩雑になった各種アビリティを雰囲気を残しながら記述方法を統一されたモジュール式に。40kで得たものも活かしながら、出来るだけ分かりやすく見やすいデータにしようという意図は感じられるのでそこは評価できるのではないでしょうか。死の祈りだけは非常に使いにくくなってるのでそこがトームでどう変わるかだと思います。

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