"ポーカーすること"の人生EQ水没
万年Recプレイヤーとして7年間ポーカーを続けてきたが、最近どんなスタンスを取ってもポーカーをする意味が見出せなくなった。以前辞める詐欺をした前科もあるため、ちゃんと辞められるようにポーカーをするモチベとなっていた要素を列挙しつつ思考を整理してみる。
どう転んでも自分語りなので、あまり私のことを知らない人にとっては面白くない内容です。
ポーカーモチベリスト
1. 上手くなる
2020年ごろまでは大きなモチベーション要素だった。勉強や考えたことが結果に表れたと錯覚し更にハンドレビューのやる気が出る、という風に良い循環がうまれていた。
始めは15bb以下のShove/Callレンジを覚えたり、ICMCalいじってレンジの変化を見たり、SnowieでCashトレーニングしたり、gto+触ったり、色々記事読んだり……
しかしコロナ禍以降腰を据えて座学することは無くなり、手なりでアミューズに通う日々が続くようになった。とどのつまり向上心が失われ惰性になり、自分より弱そうな人を見て満足するだけになってしまったのだった。最盛期で25zトントンぐらいだったが、恐らく今は5zも勝てないはず。
2. お金を稼ぐ
そもそも下手なので稼げていない。一番真面目にやっていたであろう2020年ごろもマイナスではない程度。現在はプレイの質も稼働効率も当時より悪いことは目に見えているし、世間の風当たりも強いためオンポは行わず今に至る。
3. 人との出会い
そもそもポーカーを始めたきっかけが、大学時代にやっていたフェンシングがひと段落して趣味の場を広げたいというものだった。毎日同じ人と話すことが苦手な私にとって、アミューズ回りながら広く浅く交流できるポーカーは相性が良かった。
結果ポーカーをしていなかったらまず出会わなかったであろう背景を持った人達と話すことができたし、尊敬できる人にもたくさん出会えた。長い付き合いになっている友人も複数おり、これからも大事にしていきたい。
しかし最近はポーカー界隈で更に交友関係を広げようとは思えなくなった。初対面の方と同卓したときもその場が盛り上がりそうな定型的なポーカーの話題しかしなくなったため、本項目についてもポーカーを続ける強いモチベにはならなくなってしまった。他にも親しかった数名がこの数か月でポーカーから離れていることも大きい。
4. タイトルを獲る
早い段階で、運に恵まれJOPTのブロッコリーを獲得することができた。まだポーカーが市民権を得る前だったため、「全国大会1位」という詐欺的な言い方でポーカー知らない友人に自慢していた。
数年前と比較するとイベントの多さからタイトルの価値が薄れているにも関わらずエントリー数の増加により優勝難易度は上がっており、タイトルを獲るモチベーションは無くなっていった。
5. 有名プレイヤーと同卓
ミーハーなため、上手い有名人と同卓できたときはかなり嬉しい(しプレイも会話も変な感じになりがちだった)。長いことやってきたおかげで色んな人とライブで同卓できた。
じゅにあさん、木原さん、Shinbunshiさん、みさわさん、Lillianさん、にりすけさん、ヨコサワch演者お三方、しょーたさん、cisさん、Osnelavさん、glassさんなどなど・・・同卓させてくれた方々にも大きな感謝。
Mixプレイヤーとしても、ASPT PPCにて下記ITM写真を撮ることができたため一通り満足した。
6. 旅行・遠出のきっかけ
以前と比べフットワークが明確に軽くなった。ポーカーが旅行に行くための最後の一押しとなることも多かったし、国内外問わずポーカーイベントの為に何度か遠征した。
この項目についてはまだモチベーションとして消えていないので、旅行の際に時間があればポーカースポットに行くことはやぶさかではない。特に香川と金沢と広島に行きたい。
7. アーリーアダプター
いわゆる古参アピールをNLH,MIX問わずだらだら続けていた。ポーカーに限らず、最初期から既に知ってたエンタメやらアーティストやらゲームやらが流行ることが一番気持ちいいから仕方ない。
しかしこれも時間が経った結果「流行に敏感な人」から「老害」へと変化してしまったため終わり。
8. ストレス解消(もしくは刹那的な承認欲求)
問題児かつ本記事の主題。最近はこいつに苦しまされ続けた。
2022/12に鬱病と診断され半年ほど休職していた。全く家から出れないのは1か月程度だったが、適応障害の側面もありすぐの復職は難しくリハビリ的にアミューズに顔を出すようになった。
仕事やらプライベートやらが上手くいっていない人間にとって、確実に一定の割合で満たされ・成功体験を得られるポーカーほど魅力的なものはない。いわゆるギャン中的思考を持ちながらアミュおじとしての1年を送った。(プレイングも過度なブラフ・ブラフキャッチが多くなり歪んだ。)
しかし人生としての根本的な解決には至っておらず、だらだら続けても時間とお金を浪費するだけなので、個人的に大きな区切りとなる2023年度末で辞めたいと思い本記事を書いた。
このnoteも承認欲求の一部であることは否めないが、これで最後。
まとめ
謝辞
本当に色々な面で様々な人にお世話になった。ライブで同卓した人(uniqueで1500人程度)全員に感謝。
特に大きな恩とリスペクトがある9名にはこの場を借りて感謝の意を表したい。(自身の何も成長しなかった現状を共有することが恥ずかしい限り)
・Kingさん
・DOGさん
・STREGISさん
・くまさん
・きむさん
・MOIさん
・ヒルマさん
・elglaさん
・おれいえさん
他に書き残し・書き殴りたいことは以下のnoteに記す。
以上、お疲れさまでした。
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