第30回リクリセミナー開催レポート

リクリを手文字してみようと頑張ったのですが…

※本記事はre-creators.jpに掲載していたレポートの転載です

2016年10月1日 開催
第30回リクリセミナー『フォントのホント』

第30回リクリセミナー「フォントのホント」は無事終了しました。
ご参加くださった69名のみなさま、ありがとうございました!

今回はフォントをテーマにウェブ業界でフォントを語らせたら右に出るものはいない鷹野さん、Webフォントメーカーである関口さんと高桑さんにご出演いただきました。
また4名の方にフォント愛だだ漏れLT大会としましてご出場いただきました。

実案件を交えてどのような制作をしているかを詳しくお話くださいました

トップバッターはソフトバンク・テクノロジーの関口浩之さんから。
文字の歴史からはじまり、Webフォントの最新事情や、フォントプラスで人気のフォント紹介や各書体を好むサイト例など、盛りだくさんのセッションでした。

君の名はのタイトルがモリサワのA1明朝とのことでその解説から

二人目はモリサワの高桑剛さん。
高桑さんはモリサワの書体を制作しているモリサワ文研で実際文字を作る際に使用している用紙を一人1枚ずつくばっていただき、この用紙から普段使っているフォントが手作業で作られているのを知れました。また文字づくりの知識として縦と横の太さの違いなど何気なく見ている文字の奥深い話をしてくださいました。

休憩を挟んで、「フォント愛ダダ漏れLT大会」を一人10分4名の方に出場してもらいました。

あわゆきさんは、自分の手書き文字をフォントにする作業について。
森さんはWindowsユーザーならではのフォントの使い方の話。
こざるさんはご自身のパソコンとの歴史とその時のフォント流れについて。
最後のコンチさんはNoto Sansがどれだけいいのかという話でした。
文字にまつわるアレコレをたくさんお話くださいました。

最後のセッションは鷹野雅弘さんによる「読みやすさ、伝わりやすさのためのテキストの扱いアレコレ」。
前日に前夜祭としてお話くださった内容を交えつつ、文字だけでなく文字で表現することにも踏み込んだ内容で、密度の濃い60分でした。
セッション後にリクリが30回目ということで鷹野さんからサプライズで花束をいただきました。ありがとうございます!

次回は3月25日(土)開催の「Webデザイントレンド in 大阪 2017」。
毎年恒例の大阪版。今回もお届けできることとなりました。
場所は広くなって大阪産創館での開催です。
登壇者も毎年恒例のメンバーとプラスアルファでお届予定。
お楽しみに。

今後とも、リクリをよろしくお願いします!

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