第4回リクリセミナー開催レポート
※本記事はre-creators.jpに掲載していたレポートの転載です
11月20日に開催した第4回リクリセミナーが終了しました。
パネルディスカッション×セミナー×ワークショップの3部構成でおこなった本イベントですが、参加いただいた皆様にも好評でした。
パネルディスカッションでは制作の現場に携わる3人をピックアップし、「UXとは何か」を立場や関わる仕事が違うそれぞれの視点で説明することからはじまりました。クライアントとの関係・コミュニケーション、デザインをするということ、UXを考えるには時間・予算が足りないのか、UXはお金になるのか…色々なトピックがあがりました。
このセッションで参加されたみなさんとのUXや制作に関することの共感・共有ができたのではないかと思います。
セミナーセッションでは「UXと成果物を繋げる糸口」というテーマで講義をしていただきました。色々な研究家やデザイナーによって定義・説明されているUXですが、結局のところ何かというのは曖昧でよくわからないものでしたが、このセッションによりで成果物としてのUX、普段私たち制作者がやっていることへの新たな気づきがあったのではないでしょうか。
明確なゴールを持つこと、指標を持つ、そして共有することが大事ですね
最後のワークショップではここまでの気づきを踏まえながら、あらかじめピックアップしたサイトに対し、ゴールを定め、人の14の特徴にフォーカスしてコンテンツの企画・提案などをおこないました。即席で組んだ各チームですが、それほど長くない時間にも関わらず、非常に良い成果を出していました。このワークショップにより、セミナーセッションで学んだことがより自分の中に落とし込むことができました。
アンケートの一部を抜粋
パネラーの職種がそれぞれ違っていて、色々な角度の意見が聞けた
いろいろな視点からのUXへのアプローチを考えさせてもらえた
「私たちは言葉を共有していない」とても実感する言葉でした
あいまいだった定義が明確化された
モチベーションがあがりました
UXが何か具体的に知らなかったが、普段自分たちがやっていることだとわかった
クライアントに提出するサイトマップ以外にも、(ワークショップの)考え方をいれた資料もつくっていきたい
いろいろな人とつくるのは楽しい
実務でも活用できる方法だとおもった
ワークショップで体験することが重要だとわかった
まとめ
今回のイベントで学んだことを普段の仕事に活かすために、自分だけで振り返るのではなく、今回参加できなかった人も含めて話し合う、今回のようなワークショップを新たなプロジェクトの企画でやってみるなど、周りの人を巻き込みながら高めていきたいですね。
今回は最後に時間がなく、質疑応答などを受けることができなかったのですが、今回のイベントで感じたこと、質問などがあれば、講師の長谷川恭久さんにフィードバックをおねがいします。
長谷川恭久さん、参加された皆様ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?