『名コンビ』
ジャズ・メッセンジャーズやローチ/ブラウンクインテット、ホレス・シルバークインテット等々…………
いわゆる“モダンジャズ(ハードバップ)”のコンボ編成の基本構造は2管をフロントに据えた物が主流を占めた。
あのマイルスクイテットだとコルトレーンやショーターですらリーダーとの主従関係?が強かったので此処で云うところの“コンビ”とはニュアンスが異なる・・・・・
そこで冒頭に戻るのだが、
ブラウニー&ハロルド・ランドとかドナルド・バード&ハンク・モブレー、ブルー・ミッチェル&ジュニア・クック、リー・モーガン&ベニー・ゴルソン・・・こうした“名コンビ”は幾らでも挙げられる。
中でも僕が好きなコンビは
ケニー・ドーハムtp&ジョー・ヘンダーソンts組☺
パーカー世代(1924)ドーハムに対してゴリゴリの新主流派世代(1937)のジョーヘン、世代的にもスタイル的にも齟齬/断層が有るのでは?という心配をよそにレコードで聴けるのは素晴らしいコンビネーション。
この二人プライベートでも仲が良かったそうだけど
こういうのはアンサンブルとか音色が合うとか云う以前に
『ウマが合う』としか言いようのない相性の良さ、なのだろう。
ジャズ史的にはそんなに指摘されない事とは思うけど、こうした”佳作”を愛でていきたい〜と思う今日このごろ(笑)。
転載元:https://slapper.exblog.jp/33347121/
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