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いんぷろこわい

十数年ぶりに再開したタップダンス。
基本的に教わったものを上手に再現できるようになるのが気持ちいいタイプなのだけど、今のスタジオで大きな壁にぶち当たったのがコレ。

インプロ(即興)。

━TAP━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

過去に通っていたスタジオでは先生が教えてくれるものを身につける「のみ」だったので、タップスタジオというのはそういうもん、だと思っていたら大間違いのこんこんちき。

ここのスタジオじゃあ、年に数回様々なジャンルのミュージシャンの生演奏と共に即興を楽しみましょう!てな機会がゴロゴロしてるってえじゃねぇかい、八つぁんよぅ!(誰)

古典落語の「まんじゅうこわい」じゃ怖い、怖い、って言ってみても実は大好きでしたってのがオチなわけなんだが、ここで言わしてもらいてぇのは、自分にとってインプロは冗談じゃあなく本当に怖いってぇことなんだよ。わかるかい、熊公?

「自由に、好きなように、音楽を聴いて感じたとおりに踏んで♪」とすこぶる明るく屈託ない笑顔で言い放つインストラクターを見て画面蒼白になるってぇ寸法よ。おいおい、

 感 じ た と お り に 踏 む っ て 何 だ !?

初心者のオイラにインプロで「自由に」「感じた通りに」踏めってぇのは、安い居酒屋にしか行ったことの無ぇ若造にテロワールだのヴィンテージだのを指定してワインを頼めってぇのと同じような話なんじゃぁねぇかい?そいつはちょいとばかし、いや、かなりの無理ってもんだろ。かーっ、頭が痛ぇや。

そんな弱り切っちまったオイラに、ちょこっとばかしインプロの手ほどきをしてくれた親切なお方がいたんで、次回はその話をさせてくんな!

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