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労働の本質

労働とはなに?

人間と自然との関係にかかわる過程。すなわち人間が自らの行為によって、
自然との関係を統制し、価値ある対象を形成する過程が労働である。

労働とは人間が自己の内部に存在する肉体的・精神的能力を用いて、
目的意識的に外部の自然に働きかけることによってそれらを人間に役だつように変化させる活動のことである。
労働を通じて人間は自然界から生存に必要な生活諸手段を獲得することが可能になる。
自然についての人間の認識、自然に働きかけるにあたっての目的の確定、自然へ働きかける人間の行為――これら一連の人間の活動が労働である。

労働は「くう➡ねる➡動く」暮らしサイクルの一部。
「くえる➡ねむれる➡動ける(生産できる)」ことを人は願う。

本来あるべき豊かな労働は「豊年満作」

ただの交換道具であるお金や自然の恵みである土地を、資本というただの「人の欲望を説明するための概念の一つ」で、それを悪用してしまう資本家と、認知してしまう労働者が実在し続ける仕組みがいまの日本社会の現状。
生産手段を持たない多くの人は労働力を商品として売らざるをえず、生産過程に投入されて剰余価値を生み出すため、生産手段の所有者 (資本家) に搾取されることになる。

本来あるべき豊かな労働は「豊年満作」しかない。資本家による搾取の仕組み(カオス)から抜け出すレシピを再考しよう。

Thanks

https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/105_sihonron/index.html