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2021年度の国内IT市場は─

⽮野経済研究所 2020年11月9日
2021年度の国内IT市場規模は前年度⽐4.3%減

2021年度は、業績不振の影響を受ける形。
企業のIT投資が縮小傾向になると見込まれる。市場規模は前年度比4.3%減になると予測している。

2022年度以降は、「5Gの本格普及」が進むことや、「働き方改革の推進」、「データを活用した取り組みの進展によるAI/oTなどの普及」、さらに、これらを受けた「セキュリティ対策の必要性が高まり」などから、市場は緩やかながらも成長していく見通しだとしている。

Thanks

https://enterprisezine.jp/news/detail/13586

IDC Japan予測 2021年1月7日
IT支出が以前の水準に回復するのは2022年以降

2020年のIT市場は、
クラウドシフトや利用形態のサブスクリプション化の進展、テレワークの進展によるコラボレーションツールの普及などによって、ソフトウェアとIaaSが市場を牽引するとしている。

みずほ総研 2020.12.10
米国よりは緩慢なペースながら、日本でも、リモートワークやEC化の動きが徐々に進む見通し。

日本経済: 経済対策が押し上げるも、感染拡大懸念が残る中、回復は鈍い

○ 2020年度の成長率見通しは▲5.4%を予想
○ 2021年度も回復ペースは緩慢なものになる見込み。
○ 2021年度の成長率は+3.4%を予想。2020年度の落ち込み分を取り戻せず
○ リモートワークやオンライン消費の普及に伴う一部の変化は、継続する見通し

― 情報関連は5G関連向けがけん引役となって増加基調で推移するも、自動車生産の持ち直し一服やリモートワーク特需のはく落により10~12月期以降は増勢が鈍化する見込み
―サービス業を中心に需要の回復が遅れる中、企業の期待成長率は低迷が続く見通し。
―設備投資の回復は緩やかに― グリーン化・デジタル化関連の押し上げは短期的には限定的と予想。